こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』41話のネタバレ感想を紹介していきます。
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※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。
第40話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【41話】のネタバレ
壁際にうずくまるイグリットを、見下ろす旬。
帰還石が出ていたことで、クエストがまだ終わっていないのでは? と疑問を持った。
ふと、ほんの4〜5mほど離れた位置に、何やら怪しげな渦巻きが現れた。
ウィーンと音を立てながら回転する渦巻きは、別の場所にもぽつぽつと姿を表す。
「これより転職クエストを開始します」と、ウィンドウが知らせてくる。
クエストが終わったわけじゃないことを知った旬は、気を引き締めた。
ウィンドウはさらに、以下のような内容を知らせてきた。
「交戦時間の長さによって、上位クラスへの転職に必要なポイントが与えられます」
『ポイント』という文字を見た旬は、「無制限ウェーブか」と口走った。
幸運を祈ります、という文言とともに、ウィンドウが時計の役割に変わった。
[00:00:01]から[00:00:02]へと。
四方から鎧の敵兵たちが姿を現し、旬に向かってゆっくり近づいてくる。
ガチャン、ドスン
瞬時に相手の力量を把握した旬は、目の前の鎧達なら今の自分でも勝てる、と踏んだ。
イグリット級の相手なら、瞬殺されていただろう…とも。
昇級ポイントは、時間だ。
長く戦えば戦うほど、隠し職業が出てくるのだろう。
いわゆる転職クエストだ。
「隠密」を使いながら、旬は現状を言葉にする。
「残りマナは390、隠密の使用は200。それをさし引いても、190残る」
隠密の維持には、1秒につき1のマナが必要だ
190のマナがあれば、3分は時間が稼げる
HPもMPにも余裕がある
いけるとこまでいってやる
隠密で姿を隠した旬を、鎧の敵兵たちがきょろきょろと探し出す。
次の瞬間、魔法使いが両手を掲げ、スキルを発動した。
「探知の視線」だ。
これにより、黒いひし形のエネルギーが現れ、旬の居場所を探知した。
あっさり姿を晒すことになった旬に、2体の敵兵が襲いかかる。
しかし旬のほうが素早く、2体の胴体をつかんで後方へとぶん投げた。
背後に気配を感じた旬は、振り返りざまにスキル『殺気』を使用した。
旬に睨まれた兵隊たちは、1分間の能力値半減を余儀なくされた。
殺気スキルのマナ消費量は100、チャンスは1度しかない!
そう思いつつ、旬は蹴りによって敵兵たちを叩き伏せる。
確実に頭部にヒットさせ、一撃でへこませてゆく。
しかし、敵はとにかく数が多い。
あとからあとから湧いてくる。
ついに旬も、背中に攻撃を受けてしまった。
[HP:1036/10278]
(敵兵を)減らすどころか、ゲートから湧いて出てくるほうが全然速い
『根性パッシブ』を発動しながらも、旬は後悔していた。
隠密なんて使ったばかりに、マナを無闇に消費してしまったことを。
もう、帰還石を使うしかないか…
転職には旨みがあるはずだが、今はまだハードルが高すぎる…
ふと、ウィンドウに目を向けて時間を確認してみた。
まだ5分8秒しか経っていない。
勝算がないことを悟った旬は、帰還石を握りしめ、ここを出る決心をした。
しかし、兵隊が水平に振り込んできたハンマーに腕ごと脇腹を叩かれ、少しだけ吹っ飛ばされて地面に倒れ込んでしまった。
剣を持った兵隊たちが、少し離れた旬に群がってくる。
旬は立ち上がり、眼光を鋭くして前を見据えた。
「いや、このまま終わってたまるか。せっかくのチャンスなんだ」
ジャンプ一番、兵隊達の真上から攻撃を繰り出そうとする。
底辺(E級)にいたから、頂点に憧れ続けてきた
弱者の悲しみは、誰より深く知っている
そう思うと、過去に言われた侮蔑の言葉がよみがえってきた。
「協会ももっと戦力になる奴よこせよな」
「仲間に隠れて生き延びただけだろ」
「雑魚も倒せない奴がハンター名乗るなよ」
叫び声を上げながら、旬は兵隊の頭を凹ませ、倒した。
しかしまだ、目の前には無数の兵隊がいて、旬に迫ってくる。
旬の脳裏に、真島と久我の会話が浮かんだ。
「あの兄ちゃん、史上最弱兵器ってんだ」と真島。
「最強じゃなくて?」と久我が聞く。
「E級ゲートでも怪我して入院するんだから、ハンターの中で一番弱いだろな。あの兄ちゃんがいるダンジョンは、低級だと思っていい」
悔しさに歯を食いしばる旬に、今度は馬渕と観月が声をかけてくれた。
「水篠くん、これ以上無理するな」と馬渕。
「そうですよ、水篠さん」と観月。
そして最後には、もっとも旬をよく知る男が声をかけてきた。
「自業自得だ」とその男は言う。
「なぜ危険な道に進みたがる? そこまで強くなっただけでも十分だと思えよ」
振り返った旬の前にいたのは、他の誰でもない、かつての弱かった自分だった。
俺だけレベルアップな件【41話】の感想
強さを求め、レベルアップを求めて、ひたすら戦い続けようとする旬。
しかし、マナが残り少なく、敵の数もまだまだいる現状では、かなり厳しい状況です。
そんな旬の目の前に、かつての仲間達が空想として現れます。
弱かった旬をバカにする者たち。
諦めを諭そうとする者たち。
そして、自分の良ささを最もよく知る、かつての自分も。
果たして旬は、これらの声を跳ね除け、次なる道に向けてステップアップしていけるのか?
第42話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。