こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』71話のネタバレ感想を紹介していきます。
第70話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【71話】のネタバレ
追い込まれたハンターたち
ゲートの出口が結界で閉じられ、出られない。
そうしている間に、ハンターたちの背後から、ひたひたと足音が迫っていた。
暗闇の向こうからぼんやり姿を見せたのは、50体以上のハイオークだ!
ついさっき、20体ほどのハイオークにようやく勝てたばかりなのに…
とメンバーの1人が思っている間に、1体だけ外園隊長の前まで歩み寄ってきた。
いかめしい顔を外園の前まで近づけ、互いに目と鼻の先で視線をぶつけ合う。
外園は心の中で、最上代表や向坂副代表がいないことを悔やんでいた。
恐怖のあまり、プルプルと手を震わせながら。
外園の前に来たハイオークは、人間にはわからない言葉を話してきた。
「クレラック クー シーナ」
すると、50体以上ものハイオークも、同じようにその言葉を口ずさんだ。
「クレラック クー シーナ」
直後、外園の前に立つハイオークが首をゴキゴキならし、ヨダレにまみれた口から人間の言葉を話し出した。
「余の名は、カルガルガン。人間どもよ、お前たちに、会いたい」
人間の言葉を聞いて驚くハンターたちの中で、メガネのハンターが解説した。
「操られてるだけです。話しているのは別にいます」
すぐさま、ハンターたちから拒否の声があがる。
「隊長、まさか会いにいくつもりじゃないでしょうね?」
「罠だ、ここで戦うべきだ」
外園は怯えながらも、目の前のハイオークに尋ねる。
「カルガルガン、お前が出口を塞いだのか?」
「そうだ」とカルガルガンは言った。
「余は、誇り高きオークの、大呪術師。余の魔法は、おまえたちの力では、破れはしない」
外園はさらに、「この洞窟にはお前より強い者はいるか?」と聞いた。
「いると思うのか?」とカルガルガン。
目を赤く光らせたまま、操られているハイオーク、つまりカルガルガンは続けた。
「選べ。兵士に殺されるか、余に会いに来るか」
外園は決断した。
「会いに行く」
その言葉を聞き、ハンターたちから驚きの声が上がった。
外園は旬を呼び、この場に残るようにと伝えてきた。
「僕らはボスに、すぐさま攻撃します。たとえ失敗しても、奴は気をとられて結界を維持できなくなるでしょう。その隙に外に出て、メイン攻撃隊に伝えてください」
旬は目を細め、「でも助けが来る頃には…」と聞き返した。
すると外園は、攻撃隊の目的を話し始めた。
「我々の目的は、ダンジョンから生きて帰ることではなく、ゲートを閉じることです。そのために多くの人が金を出してるんです」
旬の横から、ヒーラーの女性もお願いしてきた。
遺言を書いたノートを、家族に渡して欲しい、と。
他のハンターたちも、覚悟を決めたようだった。
みんなで前に進みながら、「ゲートを閉じる」という目的を遂行しようとしていた。
でも旬だけはその目的でここにいるわけではないため、「あなたはここに残ってください」と言ってきた。
ヒーラーのノートを受け取った旬だが、「いちおう預かりますが、ご家族に届けることはないでしょう」と言葉にした。
向坂がゲートに入る
夕方から夜になる時間帯。
Yシャツにジーンズ、野球帽を被った向坂が、採掘チームの持ち場にきていた。
旬の姿がないため、リーダーに尋ねる。
「さっき荷物持ちとしてゲートに入りましたよ」とリーダーは答えた。
E級ハンターなのにA級ダンジョンに入ったと聞いて、向坂は驚く。
と当時に、怪しい、とも思っていた。
「ちょっと私も潜ります。武器をお借りできませんか?」
頼まれたリーダーが部下に指示すると、向坂ハンターの手にはツルハシが与えられた。
なんとも締まりのない武器だけに、「剣とか槍はないですか?」と聞く。
採掘チームだけに、武器らしい武器はない。
「なら、いいです」と言い残し、向坂はツルハシをリーダーに預けて行こうとした。
だけど結局、何もないよりはマシと思い、リーダーからツルハシを受け取ってゲートに潜るのだった。
カルガルガン
ハンターたちが案内された場所には、さっきよりも多くのハイオークがいた。
立派な鎧に身を包み、大きな斧を手に持つ者。
長剣を握って仁王立ちする者。
建物も立派で、まるで舞踏場のように細かい部分まで丁寧に作られた内装だった。
正面奥の玉座に座るカルガルガンは、頭骨の仮面に顔を隠したままこう言った。
「人間ども、よく来た」
俺だけレベルアップな件【71話】の感想
カルガルガンなるボスが、ハンターたちにコンタクトを取ってきました。
一般のハイオークでさえA級ハンター並みなのですから、カルガルガンはおそらくS級くらいの強さはあるのでしょう。
となると、ハンターたちが全員でかかっても敵わないのかもしれません。
もちろん、旬を除いて、ですけどね。
旬を探して、向坂ハンターがゲートに入ってくれたのは、心強いですね。
武器はツルハシですが、S級だけに見事に使いこなしてくれるでしょう(笑)
第72のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。