こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』72話のネタバレ感想を紹介していきます。
第71話のネタバレは、以下をどうぞ！
俺だけレベルアップな件【72話】のネタバレ
カルガルガンの魔力
巨大な舞踏場のような場所にやってきたハンターたち。
真ん中を通ってカルガルガンの元まで歩みゆく途中、左右にいる圧倒的多数のハイオークからは嫌悪と憎悪の目が向けられていた。
もしこれだけの数が外に出たら、トップクラスのハンターが到着するまでに都市が1つは崩壊するだろう…
せめて、ボスだけでも倒さねば！
冷や汗を流しながら、外園はそう思っていた。
階段の上にいるカルガルガンまで、すぐ近くの距離まで歩み寄る。
カルガルガンを守るように立っている4人のハイオークも、半端じゃないオーラを放っていた。
外園の合図を待ち、ハンターたちが身構える。
とにかく狙うはカルガルガンのみ！
カルガルガンは、そんなハンターたちの心を見透かすかのように、こう言った。
「人間ども、余が怖いか？」
カルガルガンの言葉と同時に、ハンターたちの心と体が威圧される。
次の瞬間、ハンターたちの士気が意気消沈していた。
底なしのカルガルガンの魔力を感じ取り、リナは青ざめていた。
メガネのハンターもまた、顎をカタカタ鳴らして震えていた。
あいつに比べたら、私たちなんて三流に過ぎないわ…
外園も青ざめ、体を震わせていたが、どうにか気力を振り絞って言葉を絞り出した。
「な、なぜ、俺たちを、呼んだ？ 兵士だけでも、俺たちを、殺せたはずなのに」
「余興だ」とカルガルガン。「おまえたちを1人ずつ殺し、兵士たちを楽しませるのだ」
兵士たちは一斉に、喜びの雄叫びを上げた。
カルガルガンはふと、旬の存在に気づいた。
「妙なやつも混じっているようだな」
瀕死の外園
余興と言われ、外園はは怒りを覚えていた。
俺たちの命は、壊れたらおしまいのオモチャでしかないのか！
気力を振り絞り、「今だ」と叫ぶ。
声と同時に、外園は剣を握ってカルガルガンに突っ込んだ。
しかし…
誰も動かなかった。
いや、あまりの恐怖で動けないのだ。
背後からのサポートがないのを感じながら、外園は単身で攻撃を仕掛けた。
ジャンプして、頭上からカルガルガンを狙う。
「守護の唄」
カルガルガンがそうつぶやくと同時に、時計のように12の方角に割れた紋章が浮かび上がった。
カルガルガンの前に、氷のような防御壁ができ、外園の攻撃を防ぐ。
弾き飛ばされた外園は、震えながらも立ち上がろうとする。
「反重力魔法」
カルガルガンが唱えた魔法により、外園の体は宙に浮いた。
「重力加速」
外園の体は、高い位置から急激に落下する。
地面が割れるほどの衝撃をまともに受け、外園は気を失いそうになった。
それからしばらく、反重力と重力加速が交互に使用され、天井と地面とに打ち付けられる外園。
その様子を見ながら、ハンターたちは涙を流していた。
いよいよボロボロになってきた外園を、何者かが素早い身のこなしでサッと救った。
荷物を置いて、旬が割って入ったのだ。
「外園さん」と、顔面蒼白でボロボロの隊長に旬が尋ねる。
「ここはハンタースのダンジョンです。俺が手を出すべきじゃありません。でも今は、緊急事態です」
旬が話す間にも、カルガルガンは指で部下に指示を出していた。
あの男をやれ、とでも言うかのように。
旬は続ける。
「1つだけお尋ねします。ここにいるモンスターを、すべて片付けてもいいですか？」
カルガルガンの指示を受けたハイオークが、旬の背後から斧を振り下ろす。
旬は見向きもせず、手だけ背後に向けて対応した。
ハイオークの体は宙に浮き、カルガルガンに外園がやられたのと同じ攻撃が始まる。
天井と地面の往復だ。
旬は外園に、もう一度尋ねる。
「ここにいるモンスターを、全部もらってもいいですか？」
その間にも、ハイオークが天井と地面に打ち付けられる音は響いていた。
外園は歯を食いしばって答える。
「お願い、します」
すっと立ち上がった旬は、「これほど強力なオーラは初めてだ」とつぶやいた。
「当然のことよ」とカルガルガン。
「だけど、相性は最悪だな。もちろん、お前にとって」
そう口にしながら、旬は影の兵士を呼び出した。
イグリット、アイアン、タンクなど、影の兵士たちが姿を現した。
俺だけレベルアップな件【72話】の感想
圧倒的魔力のカルガルガンを前にして、メンバーは完全に意気消沈したようですね。
勇敢にも外園はたった1人で立ち向かいますが、レベルの違いを見せつけられます。
そこに割って入ったのが、我らが旬！
ハンタースが購入したダンジョンだけに、あまり派手な立居振る舞いはしませんでしたが、ついに外園の許可を得て動き出します。
圧倒的多数のハイオークを、どうやってか助けていくのか、次回も楽しみですね。
第73話のネタバレは、以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。
