こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』73話のネタバレ感想を紹介していきます。
第72話のネタバレは、以下をどうぞ!
俺だけレベルアップな件【73話】のネタバレ
犬飼がゲートへ
黒い車に乗って、黒いスーツを着た男たちがやってきた。
犬飼を筆頭にした、監視課の面々だ。
ゲートを前にした犬飼は、旬がなぜこのゲートに潜り込んだのか、意図を測りきれずに思案する。
採掘チームのリーダーが犬飼に、何用ですかと尋ねた。
「水篠旬というハンターがいると聞いて来ました。どこにいますか?」
「また水篠さんですか」
と言うリーダーの背後で、前に旬と肩がぶつかって睨まれた男が不平をこぼした。
「やっぱなんかあると思ったんだ。ありゃ、異常者の顔だった。あんな怖い顔で睨んでくっから、殺されるかと思ったよ」
とにもかくにも、リーダーは、旬は荷物持ちとしてゲートに潜ったことを犬飼に伝えた。
犬飼は思う、鉱員の次に荷物持ちとは、やはり変わった人だ、と。
リーダーはさらに、向坂も中に入ったことを伝えた。
「中で人殺ししてるかもよ」と、さっきから旬を異常者扱いする男が叫ぶ。
「明日のニュースを見ればわかります」と犬飼。
部下を引き連れてゲートに歩み寄ると、異常なほどのオーラを感じた。
部下たちも感じたらしく、改めてゲートの魔力量を測定をしてみた。
94218
この数字を見て、犬飼は叫ぶ。
「A級でも極めてS級に近いゲート…測定ミスだ!」
中に入ったハンターの身を案じながら、犬飼は部下を連れて、すぐに潜る決断をくだした。
嫌な予感がする向坂
暗い洞窟の中を進む向坂は、倒れたハイオークの群れに遭遇した。
外園たちがやったのだろうが、イマイチ腑に落ちない。
そのときふと、奥のほうから強烈な魔力を感じた。
帽子は脱ぎ捨て、髪を束ねて、急ぐ準備を整える。
外園くんたちの命が危ない!
影の兵士VSハイオーク
旬の周りに立つ影の兵士を見て、カルガルガンは言う。
「その程度の兵士で、余の軍に勝てるとでも?」
「見くびられても困るんだけど」
そう言いながら、旬はスキル『君主の領域』を使用した。
旬の周りに影が広がり、その中で戦う兵士の能力値が50%アップする。
悪魔城でレベル70に達したときに習得した、職業専用スキルだ。
旬の周りにいる影たちを見て、ハンターたちは驚きの声をあげる。
「俺でさえ2体召喚するのがやっとなのに…」
「これほどまでに不吉な魔力が、人から出るなんて…」
カルガルガンの一声で、ハイオークたちが一斉に動き出した。
アイアンがスキル『挑発の雄叫び』を使用したが、ハイオークには効かなかった。
ちょっとカチンときたアイアンは、斧をひと振りして5体のハイオークを討ち取った。
イグリットも負けてはいない。
背丈ほどある剣で、6体のハイオークを瞬殺した。
胴体を真っ二つにするほど、凄まじい切れ味だ。
そして旬も、短剣でスパスパと狩ってゆく。
あまりにも素早い旬の動きを見て、ハンターたちは噂し合う。
「まるで、向坂ハンターを見ているみたい。こんなに強いのに、なんで荷物持ちを…」
何度でも再生可能
イグリット、アイアン、タンク以外の兵士は、B級ハンターくらいか
1体のハイオークを倒すのに、4〜5回はやられる
旬の見立て通り、一般のナイト兵たちは、ハイオークに押されていた。
数も3倍以上の差があるため、できる限り自分で減らそうと決意した。
「火竜の唄」
カルガルガンが言葉を発すると同時に、旬の背後で爆発が起こった。
影の兵士たちが、たくさんやられてしまった。
カルガルガンの頭上には、ドラゴンの頭が浮かんでいる。
その口から、爆発する炎を吐き出したのだ。
「自惚れるな」とカルガルガン。「お前の兵士は、単なるカカシだ」
「お前こそ、自惚れてんじゃねえよ。魔力があれば、何度でも再生する」
「それには限界がある。お前の魔力が尽きるのが先だ」
「いや、お前が死ぬのが先だ」
ジャンプした旬が攻撃を仕掛けるが、カルガルガンはまたしても『守護の唄』でガードした。
「無駄だ。おまえの兵士が減るだけだ」
「どうかな? けっこう強いのもいるぞ」
「ではもう一度、ひと息で破壊してやる」
カルガルガンが『烈火の唄』を使うと、旬の周りが炎に包まれた。
カルガルガンはヴォルカンやメトゥスより強いと、旬も認めていた。
だが、転職クエストとは違って、ここではポーションの使用が可能だった。
インベントリを開いた旬は、さっそく1つ飲み干して、マナを回復させる。
「魔力ならいくらでも補充できる。飲み過ぎると水腹になるし、さっさと終わらせよう」
ポーションの容器を投げ捨てた旬は、「面白いものを見せてやる」と言ってから、「起きろ」と命令した。
倒されたハイオークが、旬の兵士として蘇った。
「余の兵士を、アンデッドに」
驚くカルガルガンやハイオークに対し、旬は言い放つ。
「おまえたちもすぐ、俺の兵士にしてやる。もちろん、お前もな」
旬に指を指されたカルガルガンは、「まさか、あのお方が」とつぶやいた。
俺だけレベルアップな件【73話】の感想
数では不利でも、イグリットやアイアンは、まさに百人力!
ハイオーク相手に、ひと振りで何体も倒す強さを発揮します。
最後には、倒したハイオークを影の兵士にすることで、カルガルガンに精神的なダメージを与えたようです。
カルガルガンが口にした「あのお方」とは、いったい誰のことなのでしょう?
さらに上のモンスターか、それともシステムに関することか?
第74話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。