こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『おしかけ王子は2度おいしい』1話-1のネタバレ感想を紹介していきます。
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おしかけ王子は2度おいしい【1話-1】『どん底からの』のネタバレ
天才研究者の失踪
キサラギ製薬の社内で、ひとりの研究者の失踪が噂になっていた。
「レンさんが失踪したって!?」
「次期取締役決定まで半年しかないのに…。やばいんじゃないか?」
「会長はレンさんを推薦してるけど。このままだと浅見さんが選出されるんじゃないか?」
会社の業績が下降して会長の求心力も弱まっている中、将来的なことを考えると浅見が選ばれる可能性が高いのではと噂する。
失踪したレンは、新薬開発の挑戦が注目を浴びているキサラギ製薬の若き天才研究者だった―。
突然の別れ
葉山ゆりは、キサラギ製薬に勤務するOL。
仕事が終わり、1時間遅れでデートの待ち合わせ場所に到着した。
彼氏の浅見は、ゆりが勤務する会社の上司だった。
ゆりとは違う部署だが、次期社長が噂されている超エリート。
ふたりは2年前から周囲には内緒で交際していた。
(大事な話があるって言ってたけど…。将来の話とか?)
結婚話を期待しながら彼に会うと、朝見の口から予想外の言葉が飛び出した。
「いきなりで申し訳ないんだが、別れて欲しい」
浅見は、新しい恋人ができて彼女との結婚も考えていると言って、別れ話を切り出した。
小さな男の子との遭遇
デートの帰り道。
ゆりは、落ち込んだ気持ちで家路についた。
ここ最近のゆりは、仕事の忙しさにかまけて自分を磨くことをしてこなかった。
愛想を尽かされても自業自得だと諦めの境地に至る。
現在、28歳のゆりにとって、浅見は唯一の心の拠り所になっていた。
当たり前のように結婚できると思っていた自分の浅はかな考えがバカみたいに思えて、泣きたくなった。
「浅見さんのこと…好きだったのに」
恋人のことを想いながら歩いていると、何かを踏みつける感触がした。
「えっ!?子供!!」
足元には、小さな男の子が仰向けに倒れていた。
慌てて男の子に駆け寄り様子を確認すると、チョーカーのようなアクセサリーを握りしめていた。
男の子の体は冷え切っていて目を覚まさない。
救急車を呼ぼうとしたら、スマホのバッテリーが切れていて連絡ができない。
「…保護者は、どこにいるの!?」
保護者を探して周囲を見回しても、辺りには誰もいなかった。
(どうしよう…。このままにするのは危ないよね…)
ゆりは、ひとまず男の子を家に連れ帰ることにした。
男の子を連れ帰って
男の子を自宅に連れ帰ったゆり。
「この子、迷子だよね…」
布団に寝かせて着替えさせ、男の子を介抱する。
その時、男の子がゆりの服の袖をぎゅっと握ってきた。
親と離ればなれになって寂しがっていると思ったゆり。
男の子に「大丈夫だよ」と優しい言葉をかけているうちに、急激な睡魔に襲われ眠ってしまう。
見知らぬ青年が現れた!?
翌朝、ゆりが目覚めると青年の男性が一緒に眠っていた。
驚いて飛び起きるゆりに、目覚めた青年が「おはよう」と挨拶をする。
「ここに居た子供は??」
「お姉さん、俺のこと助けてくれたろ?おかげで命拾いした」
ゆりにお礼を言うその青年は、失踪中の若き研究者・レンだった―。
おしかけ王子は2度おいしい【1話-1】『どん底からの』の感想
ゆりの前に現れた小さな男の子は、どうやら、失踪中のレンのようです。
レンは天才研究者ってことなので、新薬開発の過程で偶然体が子供になってしまったのか。
あるいは、体が子供に戻るような新薬を開発していたのか。
どうして子供になってしまい、どうしてまた大人に戻ったのか謎ですが、それが原因で失踪したように見えますね。
この先、新薬開発やレンの失踪の謎を絡めたサスペンス風にストーリーが進むのか、レンとゆりの恋愛を軸に話が進むのかで印象がだいぶ変わりそうです。
最初の掴みは面白そうだったので、続きも期待しています!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。