こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『レンタル妻』2巻のネタバレ感想を紹介していきます。
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レンタル妻【2巻】『離婚して半年…』のネタバレ
契約成立
「このミス、どういう事!? 何年、この営業課で仕事してるの!
それに、あなたの…スーツと靴、もうちょっとどうにか…」
課長の長い説教がやっと終わり、東康太(あづま こうた)は、ため息をついた。
(全部、俺が悪いっていうのかよ…)
イライラしながら喫煙ルームへ行くと、すでに同僚が2人休憩していた。
康太は、気分転換にと、その2人を飲みに誘うが…
「あー、ごめん… 嫁が怒るから無理だわ…」
「俺のとこも…」
そう言って2人は自分たちの職場へと戻って行った。
1人残された康太は、煙草を吸いながら、元嫁と別れた半年前の事を思い出した…
「最近ずっとインスタントばっかりじゃないか!」
「私だって残業で大変なんだから、仕方ないでしょ!
あなただって、家の事、全然しないじゃない!!」
時間にもお金にも余裕のない生活。
お互い気持ちが離れていたせいもあり、すんなりと離婚が成立した。
…今晩もコンビニで弁当を買い、真っ暗な家に帰る。
(1人になった今は、帰宅するのも気持ちが楽だ…
でも、会社であんな事があった日は、独りが辛い…)
リビングの電気をつけると、散らかり、掃除もされていない部屋が照らし出される。
コンビニのカレーとビールで夕食を済ませ、一息ついた。
スマホを触っていた康太は、偶然、怪しげなサイトを見つけた…
「レンタル妻? 人妻専用風俗か?」
そこには、家事だけでなく、夜の営みも妻となって代行すると書かれている。
康太は、考えた。
(最近、いろいろなものが溜まっている… 元嫁が出て行ってからは、特に。
…よし、申し込んでみるか!)
後日…
「今日、東様の妻を務めさせていただきます、ミユと申します」
康太の家に派遣されてきたミユは、自己紹介を済ますと、レンタル妻の説明を始めた。
「お客様が望む理想の妻を、私たちが代行します。
様々な想いを受け止め、妻として応えさせていただきます!」
その後、コースの確認と説明があり、契約が成立した。
ミユは、夕食の食材を買うため、一旦、外へ。
帰って来た時点から、夫婦の時間が始まる…
夫婦の時間
「ただいまー!」
重たい買い物袋を抱え、ミユが買い物から帰って来た。
「あなたー、手伝ってー
夕食はあなたの好きなカレーを作るわね!」
リビングでテレビを見ていた康太は、どぎまぎしながら荷物運びを手伝う。
キッチンでカレーを作るミユの姿にソワソワして落ち着かない。
やがて、夕食の準備が整い、2人は、食卓を囲んだ。
「うまい! やっぱり家のカレーが一番おいしいよ!」
「本当?! よかったわ。 愛情を込めて作ったもの!」
康太は、いつもより食が進み、カレーのおかわりをミユに頼んだ。
夜、シャワーを浴びたミユは、下着姿のまま康太が待つ寝室へ向かった。
裸のままベッドに腰掛ける康太に優しく触れる。
「お仕事で疲れているでしょう? 今日は、私にさせて…」
そう言って、康太の足を広げ、その間にしゃがみ込んだ。
すでに康太の下半身は、大きくなっていて、ミユは、それを口と手で愛撫する。
久しぶりの快感に、すぐにでも達してしまいそうになる。
「…挿れていい?」
そう尋ねる康太を仰向けに寝かせ、ミユは上に跨がった。
そして、腰をゆっくり落とし、そのまま康太を根元まで飲み込んだ…
ミユは、眠っている康太を起こさないよう、そーっとベッドから下りる。
エプロンをつけ、シンクの掃除、後片付けなど、妻の仕事を始めた。
時計の針は夜中の1時30分を指している。
ふと、部屋の片隅に掛かっているヨレヨレのスーツが目に留まった。
「今からクリーニングは無理だから、せめて…」
ミユは、スーツを丁寧にブラッシングし、元の位置に戻した。
そして、玄関に行き、靴も確認する。
「思った通り…」
汚れた靴もきれいに磨き、揃えて置いた。
…朝の8時。
康太は、目覚まし時計を止め、ベッドから起き上がった。
キッチンへ向かうと、エプロン姿のミユが朝食の準備をしている。
「あなた、おはよう!」
炊きたてのご飯に、焼き魚、だし巻き卵やお味噌汁まで…
康太は、心が何か温かいもので満たされていくのを感じた。
精算
スマホのアラームが10時を知らせる。
「ご利用、ありがとうございました!」
ミユは、丁寧に頭を下げ、康太の家を後にした。
また、1人になった康太は、家の中を見回し、気づく。
家中が、整理され片付けられていることに…
「本当の妻じゃなきゃ、家の用事ってお金を払ってやってもらう仕事なのか…」
そして、きれいになったスーツを目にした康太は、元嫁との会話を思い出した。
…離婚が決まり、引っ越し当日。
会社に行こうとする康太に、スーツの手入れの仕方を話し始めた元嫁。
鬱陶しいと言わんばかりに舌打ちをし、まだ喋っている元嫁を無視して、出て行った…
(あー、最後、感謝の気持ちくらい伝えれば良かった…
後悔しても仕方ないけど… また、明日から頑張るぞっ!!)
レンタル妻【2巻】『離婚して半年…』の感想
レンタル妻を利用する事によって、元嫁のありがたさに気づけた訳ですが…
もっと早くに気づいて欲しかったですねー。
ミユと過ごしていた間にも、ちょこちょこ元嫁を思い出すシーンがありました。
まさかの、元サヤ?!と一瞬思ったんですが… 勝手な妄想が膨らみます。
レンタル妻として、康太の想いを汲み取り、実行するミユの優秀さにも感心です。
そんなミユのおかげで、康太もやる気が出てきました。
最後、ビシッとスーツを着こなし、はつらつとした康太を見る事が出来て良かったです。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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