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漫画ネタバレ

深紅の令嬢は自己肯定感低め!ネタバレ感想!イザベラとバスティアンの恋の行方は?

今回は、コミックシーモアの先行配信作品『深紅の令嬢は自己肯定感低め!』について、ネタバレ感想をシェアしていきます。

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深紅の令嬢は自己肯定感低め!ネタバレ

祖父母の教育により人格形成

この物語の主人公は、イザベラ。

彼女の父親は、誇り高き公爵である。

従って、生まれた段階で彼女の人生の道筋はほぼ決まっていた。

王子の妃になるため、父方の祖父母に預けられ、時代遅れの厳しい教育を受けることとなる。

それによってイザベラの人格は、無理やり形成され不正や陰湿なことは絶対に許せない、高慢な令嬢に成り果てるのだった。

しかし、本当の彼女は、無理して高慢な令嬢を演じている自己肯定感低めの女性で…。

王太子と婚約関係に…

高慢な令嬢として名を馳せたイザベラに、婚約の話が持ち上がる。

相手は、王太子バスティアン。

彼のことを愛しているイザベラは、彼から好意を持たれようと、あの手この手でご機嫌を取ろうと画策する。

そんな時、バスティアンから「好みの色は何なのか?」質問を受けた。

咄嗟にイザベラは、夜会で着るドレスを自分にプレゼントするための質問だと、勝手に解釈してしまった。

すぐさま「黒色」と答えるが、ドレスの黒は喪服の色で縁起が悪いため「返答を間違えた」と後悔する。

しかし、バスティアンの反応はイザベラの予想とは裏腹だった。

「母の好きだった色と同じだ」と、喜びをあらわにしてくれるのだった。

アンシェラ登場

ある日、バスティアンの前に、アンシェラという女性が現れる。

彼女と、バスティアンはかなり親しげな様子だ。

バスティアンは、イザベラに対しては、ファミリネームである「クラーセン嬢」とよそよそしい呼び方をする。

いっぽうアンシェラには、普通に「アンシェラ」と名前で呼んでいて、関係の親密さが伺える。

二人のやりとりを遠くから観察するイザベラは、バスティアンが彼女に好意を寄せているものだと判断した。

イザベラの本当の性格「自己肯定感低め属性」が発動してしまったのだ。

自分はもう「お呼びでない」と感じ、王太子バスティアンと別れることを決意するイザベラ。

しかし、イザベラの方から婚約破棄を王太子に言い渡すのは申し訳ないため、彼から婚約破棄されようと、悪役令嬢になることを心に誓うのだった。

夜会での出来事

イザベラは、バスティアンから婚約破棄されるため、わざと悪役令嬢らしく振る舞い好感度を下げまくる。

それによって、いつしかバスティアンにもその悪評が伝わった。

結果、夜会会場で、バスティアンはイザベラに婚約破棄を言い渡す。

その後、バスティアンは、新たな婚約者としてアンシェラを指名。

予想通りの展開に、イザベラは内心「良かった」と安堵するのだが…

やはり本心では辛く、悲しみが溢れ出し、突然目から涙が溢れてしまう。

その反応に、動揺を隠せないバスティアン。

泣きながら婚約破棄を承諾したイザベラのことが、どうしても気になったバスティアンは、すぐさま彼女の元へ…。

バスティアンの真実

泣きながら夜会を後にしたイザベラを、追いかけたバスティアン。

別室で、二人は会話する。

するとそこで、真実が明かされる。

バスティアンはイザベラに相応しい男性になろうと背伸びした態度を取っていたが、イザベラの反応は芳しくなった。

だから、勝手に嫌われていると思い込み、アンシェラを利用して、イザベラを振り向かせようとしていたのだった。

自ら身を引く意味も込めて、わざとイザベラと婚約破棄したと判明する。

結局、二人の気持ちがただすれ違っていただけだという内情がわかり…。

再び想いが通じ合う

紆余曲折あったものの、ようやくお互いの想いが通じ合ったイザベラとバスティアン。

愛情深いバスティアンは、イザベラに、今の率直な気持ちを伝えてくれた。

そして、二人の愛がより深まるのだった。

内心イザベラに好意を寄せていたアーセントは、二人の仲睦まじげな姿を見て「これで良かった」と二人を祝福する形で優しく微笑むのだった…。

『深紅の令嬢は自己肯定感低め!』の感想

この作品は本当に面白いのですごくお勧めしたいです。

キャラの内面にかなりフォーカスしていて読んでいてすごく楽しかったですね。

偽りの姿で相手に対応したことですれ違いが起きたり見どころ満載です。

このキャラには実はこんな思惑があったなど謎な部分をちゃんと物語の中で回収してくれるのでその点も高評価でした。

唐突な冒頭の展開が物語の途中で伏線回収とばかりに描かれていた場面には見た瞬間テンションが上がりましたね。

あとイザベラのキャラ設定もすごく魅力的なのですぐに好感が持てること間違いなしですしラストも良い余韻を残してくれるので凄く満足感を得られました。

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