こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『LINEマンガ』で配信中の作品、『僕のソルシエール』1話のネタバレ感想を紹介していきます。
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※第2話以降は23時間ごとに
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僕のソルシエール【第1話・前編】のネタバレ
春から小学生になる『和飛(かずひ)』。
毎年夏休みになると、おじいちゃんの家に遊びに来るのが定番だった。
兄弟や親戚との遊びに退屈した和飛は、ひとりでコンビニに行こうと玄関へ向かう。
すると、そこにおじいちゃんが現れ、「じいちゃんと行こう」と一緒に歩き出してくれた。
おじいちゃんは膝が悪いのだが、運動のためにと和飛と散歩することにしたのだ。
和飛とおじいちゃんは、手を繋いで買い物に出かける。
町内をゆっくり歩いていた和飛は、突然おじいちゃんに「神社に行きたい」と希望を伝える。
その神社の神様は、おじいちゃんにとってヒーローのような存在だと和飛は聞かされていた。
元々霊感が強いおじいちゃんは、怖い思いをしたときにこの神社に駆け込んでいたのだそうだ。
この神社に来ると、おじいちゃんは気持ちが楽になると言い、そのお礼を伝えに今でも毎日通っている。
その話を聞いた和飛は、神社で手を合わせて「おじいちゃんの膝が良くなりますように」とお願いをした。
そのとき、人の気配を感じ取った和飛が後ろを振り向くと、そこには和飛と同い年くらいの双子の兄妹がいた。
しかし、その双子は和飛の顔を見るなり、すぐに駆け出してしまう。
和飛は、双子という存在を初めて目の当たりにして、強く興味を持った。
おじいちゃんの声も聞かずに、和飛は双子が逃げた方向へと駆け出した。
双子は、神様にお花を供えてお参りをしている途中だった。
双子から「花を供えると神様が喜ぶ」ということを聞いた和飛は、タイミングよくそよ風が吹いたことに興奮を見せる。
そして、ポケットに入っていたビー玉を差し出して、双子の花の横に置いた。
これをきっかけに3人は打ち解けて、一緒に遊び始める。
双子の名前は女の子が『遥(はるか)』、男の子が『遼(りょう)』だった。
和飛は、2人が持つ独特な空気を見て、双子の特別感を感じていた。
特に、なぜか遥の姿に目を奪われてしまう。
思わず「遥ちゃんってビー玉みたい」と呟いた和飛の言葉に、遥はゲラゲラと笑った。
そこに和飛のおじいちゃんが現れて、遥と遼にジュースを手渡した。
おじいちゃんと家に戻ることになった和飛は、2人に「来年の夏休み、また来るから遊ぼう」と声をかける。
それを聞いた2人も、「うん、またね」と笑顔で帰っていった。
それから毎年、和飛はおじいちゃんの家に行くたびに、あの神社へと足を運んだ。
しかし、2人に会うことは一度もなかった。
僕のソルシエール【第1話・前編】の感想
とても可愛らしい作品ですね。
絵柄もすごく丁寧で、まるで絵本を読んでいるかのような気持ちになります。
子どものキラキラとした表情やワクワクした様子が、こちらまで伝わってきて、心が温かくなります。
LINE漫画でも大人気の『マリーミ』を描いた作者さんなのですね。
第1話目にして、かなり心を掴まれました!
双子の儚さのようなものが丁寧に描かれていて、すごく気になります。
おじいちゃんの「霊感がある」という部分とも重なって、ストーリーが展開していくのではないでしょうか?
出会った場所が、夏休みの神社というのもまた素敵な設定です。
しかし、この神社という場所も何となく引っかかるような…。
遼が時々驚いたような表情を見せる場面があり、それもすごく気になりました。
案の定、その翌年からは和飛は双子とは会えていないようでした。
この第1話は、この先の展開の大きな伏線をたくさん含んでいるような予感がします。
双子がその翌年から神社に来なかった理由は何なのでしょう?
和飛は、双子に再会することができるのでしょうか?
今後の展開に期待が高まります!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。