こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『創世のタイガ』69話のネタバレ感想を紹介していきます。
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68話のネタバレは以下をどうぞ!
創世のタイガ【69話】『圧倒』のネタバレ
二刀流
背中から2本の剣を取り出し、構えるタイガ。
相手の部族は、タイガが構える剣を見ておののいていた。
「あの光る石の武器はなんだ?」
武器といえば石器の時代だけに、刃物など見たことがないのだ。
カイザーは表情をいからせて、タイガを見据える。
「お前ら全員、殺す。生きて帰さん」
その言葉を聞いた相手の部族は、「そうだ、殺せ」と歓声を上げた。
多勢に無勢だけに、ナクムたちも危機感を感じる。
盛り上がる中、ビジャがこんなことを言い出した。
「オレはその男に命の借りがある。勝者の約束は、オレが保証しよう。カイザー、構わないな?」
「いいだろう」とカイザー。「どっちにしても同じことだ」
カイザーはすぐにタイガを倒し、ビジャとの約束すらもムダにするつもりなのだった。
武器を振り上げ、タイガ目掛けて振り下ろすカイザー。
2本の剣で受けたタイガは、あまりのパワーに圧倒されて背後に飛ばされた。
ザッと足で踏ん張りながらも、カイザーの力の強さに驚嘆するタイガ。
「まともに喰らえば一発で死ぬ」
そんなことを呟きながら、次の一撃に備えた。
カイザーはもう一度、石器を付けた武器を振り下ろしてきた。
タイガはさっと身を避け、パワーがあっても避けられる、と判断する。
懐に踏み込めば、斬る、刺す、どちらもできそうだ。
しかし、すぐに考えを切り替えるタイガ。
殺してしまってはいけない。
そんな決着では、相手部族が一斉に襲いかかってきて全滅するだけだ。
殺さずに、勝たねばならない!
タイガはカイザーに接近し、両方の剣で激しく斬りつけた。
カイザーは武器で受け止めるが、タイガの素早い攻撃に押され気味。
タイガの強さを目の当たりにし、ナクムも思わず「強い」とこぼす。
カイザーが声を上げながら反撃に転じたところで、タイガはカイザーの武器に狙いを定めて剣を振り下ろした。
石器をつけた部分が、タイガの剣によって断たれる。
木製の武器だけに、剣で斬れるのだ。
さらにタイガは、カイザーが手にする木の部分も両断した。
相手部族の男たちは、押されるカイザーを見て頭を抱えていた。
尻餅をついたカイザーの鼻先に、タイガは剣の切っ先を突きつけた。
「オレノ、カチダ。ハナシヲ、キイテクレ」
するとビジャが、「約束通り話を…」
言いかけた矢先、どこからともなく「アドゥイーー」という奇声が響いてきた。
ムシェンジの群れ
敵か? と武器を構える男たち。
ナクムの指示だと判断し、イチャモンをつけてくる者もいた。
「我らは数人で来た」とナクムは否定する。
高い場所から見ていた男が、ムシェンジの群れが来ていることをみんなに告げた。
それを聞いた男たちは、戦いに備えて慌ただしく動き出した。
そんな中、タイガは木を組み上げた簡素な建物によじ登った。
高みから見ると、川の向こうにムシェンジの群れが迫っているのを確認した。
かなりの数だけに、このままでは全滅しかねない。
ビジャたちの部族は、ナクムにも武器を渡して固まって戦うように言ってくる。
その間、タイガは突然どこへ向かうともなく走り出した。
「逃げやがった」とカイザー。
創世のタイガ【69話】『圧倒』の感想
カイザーのパワーに押され気味だったタイガですが、武器を破壊することで勝利を収めました。
傷つけずに勝つ、そんな結果を見事に実践したわけですね。
これで話を聞いてもらえるかと思いきや、いきなりムシェンジの襲撃が!
話すまでもなく、協力しなければこの難局は切り抜けられそうにありません。
そんな中、タイガはいきなりどこかに向かって走り出しました。
タイガの目的は、いったい?
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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