人の死を予知してしまう女子高生「皆月皐月」は、その死を食い止めようと、たった1人で奮闘する!
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ではさっそく、ネタバレをご覧ください。
ウソツキ皐月は死が視える【1話〜最新話】全話ネタバレ
第1話
高校生の皆月皐月(16)は、クラスでも有名なウソツキ。
クラスメイトに死の予言をするから、「ウソ月」と呼ばれてる。
でも実際、嘘なんかじゃなく、本当に起こる出来事が視えてるいのだ。
皐月はクラスメイトの小町にも、「今日、首がもげて死ぬから、消化器持って身を守って」と告げた。
でも誰も信じない。
皐月は小町を守ろうと、死ぬ時刻に何が起こるのか調べようとする。
美術の先生が持っていたチェーンソーかと思ったが、違った。
小町の死の30秒ほど前になって、屋上に設置されてる看板が落ちてきて、ちょうど窓から首を出した小町の首がもげることを突き止めた。
もう時間がないからと、4階にいた皐月は、決死のダイブで落ちてきた看板に体を当て、小町を救った。
軽症で済んだが、病院で医者にはこっぴどく怒られた。
病院を出ると、小町がお見舞いに来てくれていた。
自分が救われたと気づいていない小町は、みんなに無視されてる皐月が辛くなって自殺したんだと思っていた。
一緒に帰る2人。
皐月は感じていた、運命の歯車に小さな歪みが生じてしまい、より大きな歪み繋がってゆくことを。
小町はこの日、死ぬべきだったのだ。
第2話
人の死が、一日前から視えるようになる女子高生「皐月」。
小町を救って仲良くなったはいいものの、翌日もやはり小町の死を視てしまう。
小町は保健室のベッドで、どうやら火災に巻き込まれて死ぬらしい。
皐月はまた、小町を救おうと奮闘する。
事前にわかる情報を調べ、火から小町を遠ざけようとする。
生徒会の仕事がある小町を手伝いながら、火を防ぐためにバケツに水を用意していた皐月。
美術の画材を運ぶ女子生徒が、リンシードオイルを溢してしまい、それが絵具を作るガスボンベの上に広がった。
火が広がった瞬間、皐月はさっと水をかけた。
しかしそれは逆効果で、火は一瞬燃え広がる。
先生が布をかぶせて助かったため、皐月はもう小町も大丈夫と思って保健室に向かった。
しかしなぜか、小町が死ぬ姿は消えていなかった。
第3話
小町の死は、焼死ではなく感電死であることを突き止めた皐月。
濡れた体だと感電しやすいと先生に教わって、水泳部のほうに向かった小町を助けにゆく。
でも途中、いじめっ子の女子に階段で足をかけられ、右足首を怪我してしまった。
急がないと小町が危ないのに、早く動けない。
そこで皐月は、近くのコンセントにヘアピンをツッコミ、学校全体を停電させることで小町を救った。
自分が感電のリスクを背負ったが、なんとか小町を助けることができた。
先生から長い説教を受けた後、待っててくれた小町と一緒に帰る皐月。
小町が優しいという皐月だが、小町はそんなことないと否定する。
実際に小町は、ちょっと違和感のある表情を浮かべたのだが、皐月はそれに気付けずにいた。
第4話
小町ともっと仲良くなりたい皐月だったが、小町と仲の良いいじめっ子たちからは、小町に近づかないようにと言われる。
屋上で1人になった皐月が悩んでいると、突然そこに予知死体が現れた。
直後、その予知死体の張本人である椎名美帆がやってきて、いきなりさつきと仲良くなりたいと言い出す。
でも美帆は、以前に皐月を嫌ってる言動を発してたから、皐月は疑う。
とりあえず喫茶店で話を聞くと、美帆は皐月に、一緒に小町をいじめよう、と言ってきた。
小町と仲良くなりたい皐月は、怒って喫茶店を出た。
翌朝の学校で、美帆は小町に嫌味を言い、皐月はそれを止めようとする。
皐月は、死体になる予定の美帆を助けるべきか、葛藤するのだった。
第5話
体育の時間に、跳び箱で失敗した美帆は頭を打ち、保健室へ向かう。
付き添いに名乗り出たのは皐月だった。
廊下を歩きながらも、やはり美帆は小町をいじめると言い出す。
許せなくなった皐月は、もう放課後まで待たずにここで首を締めようかと思い立つ。
しかし先生が現れたため、後でプールに来るよう美帆に耳打ちする。
プールで皐月と2人きりになった皐月は、いきなりプールに美穂を突き落とし、頭を抑えて溺れさせようとした。
その後、購買部で買ったカッターを取り出し、美帆をプールから引きあげて・・・
クラスに戻った皐月は、左手に血塗れのタオルを握っていた。
それを心配した小町に、皐月はいう。
「もう終わったから、大丈夫」と。
第6話
保健室で目覚めた美帆。
頭から血を流していたが、どこも怪我している様子はない。
いっぽうの皐月は、自分の手をカッターで切って血を流し、その血を気絶した美帆の頭に垂らしたことを思い出していた。
小町に対して「無理して自分に優しくしなくていい」と告げる皐月。
小町は皐月に抱きついて、こんなに大好きだよ、と伝えてきた。
直後、クラスの扉が蹴りで吹っ飛ばされ、中から亜塔という不良っぽい女子が出てきた。
先生に呼び止められても、険悪な表情で睨んで、帰ると言う亜塔。
放課後、先生から亜塔の家にプリントを届けることを頼まれた皐月。
しぶしぶ引き受けて亜塔の済むアパートにいくと、父親が出てきて礼を言ってくれた。
部屋の中を見た皐月は、廊下にその父親の予知死体があるのを見てしまう。
第7話
学校で、亜塔と仲良くするにはどうするべきか、小町に相談する皐月。
手紙という方法で落ち着き、屋上で一緒にご飯を食べようと伝えた。
屋上にやってきた亜塔は、喧嘩を売られたと思っていて、いきなり殴りかかってくる。
しかし、父親が死ぬことを伝えると、亜塔は困惑した表情を浮かべるのだった。
放課後になると、亜塔は皐月を自宅に招く。
皐月の目にはやはり、亜塔の父の予知死体が見えていた。
死体の状況を亜塔に話すと、亜塔ばバットを取り出し、怖い表情で皐月を脅してきた。
亜塔は父親を殺す予定だったらしく、これでは計画が台無しだからと、皐月のことも殺そうと!
第8話
バットで殴りかかられた皐月だが、間一髪バッグで防いだ。
しかし、上に乗られて首を締められ、死を覚悟する。
でも結局、亜塔のほうから手を止め、「ごめん」と謝ってきた。
体を起こした皐月の目に、亜塔の父の予知死体は見えなくなっていた。
公園に移動した2人。
亜塔が父を殺そうとしたのは、幼い頃から父の暴力を受けていたからだった。
皐月のほうも、亜塔に人の死が視えることを話す。
亜塔はそれを信じてくれて、「止めてくれて、ありがとう」とまで言ってくれた。
皐月も笑顔で、「信じてくれてありがとう」と返す。
第9話
小町に続いて亜塔との距離も縮まり、ちょっと嬉しくなっていた皐月。
最近は予知死体も視てなくて喜んでいたが、調理室に久しぶりの予知死体を見て幻滅する。
例のいじめっ子「七瀬」の死体で、頸動脈からの出血や、腕に刺さったガラスが特徴的だった。
先生に、調理室でガラスが飛び散る状況を聞くと、いくつかの可能性があることがわかった。
いじめっ子でも放っておけず、皐月は調理部である七瀬に、部活に行かないよう忠告する。
でも七瀬は、ウソツキに自分が死ぬと言われてると感じて、聞く耳もってはくれない。
その日の最後の授業が終わると、先生から片付けを頼まれた皐月。
本当は七瀬を助けにいきたい皐月だが、しょうがなく片付けを始める。
小町も手伝ってくれて、少し早く終わったが、なぜかドアノブがなくなってて準備室に閉じ込められてしまった。
早く行かないと、七瀬がヤバイ!
そんなとき、小町が尋ねてきた。
なぜ人に対して、死ぬと言っちゃうの、と。
第10話
皐月にしてみれば、人を助けるために言ってるんだけど、それが小町にも嘘だと思われてる。
小町は皐月に詰め寄り、それは本当に皐月がやらなくちゃいけないの、と聞いてきた。
嫌なことはしなくてもいい、私はさつきちゃんのこと嫌いになったりしない、とも。
でも今の皐月は、とにかく準備室を出て助けに行かなくちゃならない。
とはいえ、ドアノブがないため、ドアからは出られない。
仕方なく、窓から隣の部屋に行こうとする皐月。
小町はカーテンを引きちぎり、皐月と両端を持って、せめてもの命綱にした。
勇気を出して、窓から窓へ移動しようとするが、手を滑らせてしまう。
このままでは、地面に衝突して身体中の骨が砕け散る。
そんなことを思った皐月だが、窓から先生が手を伸ばしてくれて助かった。
先生は、皐月の軽率な行為に怒りをあらわにするが、皐月は扉から出て調理室に向かった。
調理室の予知死体には窓ガラスが刺さっていたため、ガラスは内からではなく外から割られたのだと推測する皐月。
そこで、調理室に飛び込んで窓に向かい、さっと窓を開けてガラスが割れないようにした。
と、そこへサッカーボールが。
顔面で受け止めた皐月は、背中から落ちようとしていた。
そのうなじのあたりに、女子生徒の持つ包丁が!
第11話
自分のうなじに包丁が刺さって、死んでしまう想像をした皐月。
小町がやってきて、皐月はみんなを助けようとしていた、と説明する。
七瀬も、申し訳なさそうに泣いていた。
でも結局、皐月の背中から七瀬が庇ってくれたことで、皐月は包丁に刺されずに済んだ。
と同時に、七瀬の予知死体も消えた。
すると七瀬は、やはり皐月に噛み付いてきた。
そこまでして邪魔したいの? と。
そこへ先生がやってきて、たっぷりと説教されてしまう皐月。
ドアノブがなくなっていたこともあり、七瀬たちも説教に巻き込まれていた。
その後、みんなでコンビニにより、お互いのコロッケを食べさせ合う皐月と七瀬。
お互いにやりすぎだったと認め、少し距離が近づいたのだった。
そして皐月は、一番最後まで一緒にいた小町に対して、「私が変なままでも、友達でいてくれる?」と尋ねる。
小町は指切りし、約束してくれた。
翌日。
中間考査の上位が発表され、数学だけ皐月が1位をとっていることに悔しがる女子生徒。
茶富冴英という女子生徒だ。
12話 増殖①
数学だけ学年トップをとった皐月。
亜塔と小町はほめてくれるが、他のクラスメイトは嫉妬全開。
2位の冴英がやってきて、数学だけ1位をとれないからと、さつきに教えてもらおうとする。
でも皐月いわく、数式は用紙に書いてあって解くだけだから、勉強もしてないし、教えることなんて何もないと。
あんなに勉強しても1位が取れない冴英は、ショックで退散。
トイレに入った皐月は、冴英の予知死体を見る。
たまたまやってきた亜塔と相談し、原因は食物アレルギーだと突き止めた。
翌日の弁当を交換すれば大丈夫と判断し、実行する。
でも、トイレに冴英の予知死体は残っていた。
そこへ冴英がやってくるが、皐月が邪魔して別のトイレに移動した瞬間、予知死体がなぜか消える。
慌てて冴英を追うと、なにか黒い怨念のようなものが冴英の周りに見えたのだった。
13話 増殖②
冴英の予知死体が、なぜか増えていることにおののく皐月。
冴英の具合が悪いかを聞くと、あまりいい顔をされずに逃げられてしまう。
亜塔にも、冴英の予知死体のことを伝え、解決するための協力を願う皐月。
冴英の予知死体は学校中にあり、困り果ててしまった。
その後、皐月と冴英は、亜塔の機転によって仲良くなれた。
「(皐月がそんなにかまってばかりいるのは)仲良くなりたいからだ」と伝えたからだ。
すると、なぜか学校から冴英の予知死体は消え、安心して喜ぶ皐月。
でも、何か腑に落ちない。
なぜ予知死体は消えたのか?
死因はなんだったのか?
亜塔と一緒に帰る道すがら、皐月は冴英の危険を感じて道を戻るのだった。
14話 増殖③
茶富は事故死じゃなく、自殺しようとしていた!
駅のホームで間一髪!
そして、皐月の父が登場する!

ウソツキ皐月は死が視える【1話〜最新話】感想!
予知死体が見えてしまう皐月は、人を救いたいがためにたった1人で奮闘します。
でもみんなには、ただ嘘をついて怖がらせているだけにしか見えない。
そのギャップのために、なかなかクラスメイトに溶け込めない皐月。
皐月の立場に立って考えると、とても苦しい状況だということが想像できますよね。
今までのミステリー作品とは一味違った新感覚ミステリー作品を、文章ではなく絵で楽しんでみてくださいね!
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