今回は、『ワタシダケレス』2話のネタバレ感想を紹介していきます。
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2話のネタバレはこちらをどうぞ!

ワタシダケレス【第3話】ネタバレ
5年ぶりに
「…じゃあ、俺に見せてくれる…?」
亮介は、そう言うとハルカに優しくキスをし、ソファーに押し倒した。
パジャマのボタンは外され、ブラジャーを身につけたハルカの肌が亮介の目に晒される。
覆いかぶさるようにして、亮介は、何度もキスを繰り返した。
唇から首筋、鎖骨へと、ハルカのいいところを刺激する。
心臓は、早鐘を打つように、激しく鼓動を繰り返していた。
(久しぶりで… もう… どうしたらいいのか…)
そして、亮介の手が、ブラジャーの下に滑り込み、両手でその膨らみを包み込む。
思わず、ハルカの口から声が漏れた。
再び、濃厚をキスが繰り返され…
(ん…? 亮介、さっきからずっとキスしてるけど、全然先に進んでないよね…?)
ハルカが、目を開けると、亮介が、少し気まずそうに目を逸らす。
(亮介も戸惑ってる…? そうだよね… 久しぶりだもの。
大丈夫だよ… お互いが大切だって想い合っていた頃みたいに…)
ハルカは、亮介をそっと引き寄せ、パジャマのボタンを外し、脱がせた。
優しく名前を呼んで、首に手を回し、抱きしめる。
(素肌で抱き合えば、きっと、もう一度思い出してくれる…)
不安と葛藤
( ………… あれ?!
えっ! 亮介、勃ってない!?)
「…ハルカ… ごめん… 本当ごめん…
なんか、疲れてるみたいで… 今日は、もう寝よう」
亮介は、そう言うとパジャマを着て、ハルカに背を向け布団に横になる。
まさかの展開に呆然としながら、ハルカも言われるがまま、布団へ入った。
眠る2人の子供越しに亮介の背中を見つめる。
(疲れてる… うん、緊張もしてたし… 明日も仕事あるし…
隣の部屋とはいえ、子供もいるし…
大丈夫… 愛が、想い合う気持ちがなくなったんじゃないもの…)
得体の知れない何かが、ハルカの胸を締め付け、その夜はなかなか寝付けずにいた。
翌日、ハルカは、神妙な面持ちで職場のパソコンと向かい合っていた。
画面には、『緊張』、『久しぶり』、『勃たない』のワードが並んでいる。
(ふーん、そういう事って、よくあるんだ…
分かってる… 責めたり、プレッシャーになるような事はしない。
でも… 亮介… 目を逸らしながら、やめとこうって言った時、何を思ってたの?
仕方なく応じただけだった…?
本当は私の事、もう1人の女として見てくれてないんじゃ…)
昨晩の行為を振り返れば振り返るほど、ハルカの不安は大きく膨らんだ。
下着を見ても何の反応もなく、キスから先に進もうとしなかった。
そして、何よりあの状況で、下半身が全く反応してなかった。
(亮介… そうじゃないよね…?
今も私とシたいって思ってくれてるよね…)
想う気持ち
その日の夜。
カンタが、前日に書いた家族の作文を取り出しハルカに見せた。
「先生に褒められたんだ!!」
手渡され、父親亮介について書かれた作文に目を通した。
(ほとんど、私が言った事じゃん… )
しかし、作文の後半には、思いがけない内容が書かれていた。
『パパにありがとうって言うと、1番ママが頑張ってるんだよって言いました』
そして、最後、先生からのコメントが、ハルカの不安な心を刺激する。
『お互いを想い合っている、仲の良いお父さん、お母さんですね』
ふいに、カンタがその作文を見ながら尋ねた。
「『思う』と『想う』ってどう違うの?」
「えーっと、『思う』は、頭で思う事かな…
こっちの『想う』は、心がこもっていて、相手の人を考えるっていう意味だよ」
「…ていう事は、パパとママはお互いを考え合ってるんだね」
「うん、そうだよ…」
(1回、無理だったからって、マイナス思考になっちゃダメ!
いつも、家の用事を手伝ってくれて、ねぎらいの言葉もくれる。
大丈夫… 亮介もちゃんと想ってくれてるから!
あの日は、本当に疲れてて、亮介だってどうしようもなかったんだ…
んんっ!? どうしようもない… まさか、亮介… EDなの!?)
その頃、亮介は、1人で手の中にある風俗のポイントカードを見つめていた…
ワタシダケレス【第3話】感想・考察
やはりどうしても、主人公のハルカに感情移入してしまいます。
最初にまず思ったのは、とてもツライ!!
現実をなかなか受け入れられず、大丈夫と自分に言い聞かせている姿が切ないです。
亮介もホントにいい夫なのに、そこだけが残念で仕方ありません。
ポイントカードを手に何を考えてるんだとツッコミたくなりますね…
ハルカは、いつ亮介が、ただのEDではなく、妻だけEDだと気づくのでしょう?!
この問題を乗り越えて、より仲の良い夫婦になってほしいです。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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