こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『GANMA!』のオリジナル作品『山田くんとLv999の恋をする』68話のネタバレ感想を紹介します。
第67話のネタバレは、以下をどうぞ!

山田くんとLv999の恋をする【68話】『りんご食べる?』ネタバレ
りんご食べる?
山田宅で、映画に興じている2人。
茜はソファに腰掛け、山田は床に座って茜の斜め前にいる。
画面では、サングラス&スキンヘッド&黒スーツの男が、「和津子」なる人物の名を呼んでいた。
「まさか脱走兵がお前だったとは」
そんなシーンで、ティッシュ片手に涙ぽろぽろの茜。
「このシーン、何度見ても泣ける」
いっぽうの山田は、ジュース片手にピンと来ない様子。
作中のキャラが「和津子、愛してる」とか言っても、それがなんなのか分からない。
「和津子は概念だよ」と茜がフォローしてくれが、それだけじゃやっぱり分からない。
茜いわく、この作品はシリーズ3作目とのこと。
「1作目を見ないと分からないってことじゃ?」
「確かに」と笑う茜は、山田の横顔を、斜め後ろからそっと覗き込む。
ストローでジュースを飲む山田の本心は、この角度からじゃイマイチ掴みきれない。
「シリーズの考察、ネットにたくさんあるよ」
「それだ」
山田はスマホで、さっそく調べ始めた。
「りんご食べる?」
山田はりんごなんて置いてなかったけど、茜が買っておいたらしい。
ってことで、茜はキッチンへ。
山田の寝顔
ナイフでりんごを剥きながら、茜は考えていた。
勇気出して引き止めてみたけど、深読みしてないみたい
もっと一緒にいたくて、わがまま言っちゃった
4つに切ったりんごをリビングに運ぶと、ソファで仰向けになって眠る山田と遭遇。
スマホを胸に置いて、すっかり寝入っていた。
大丈夫って言ってたけど、あんなうるさい部屋で眠れてるのかな?
肩の怪我、治ったのかな?
山田の肩を冷やしたときのことを、ふと思い出した。
あのとき山田も怪我をしたけど、茜も左腕に痣ができていた。
その日の夜、お風呂で鏡を前にして、ようやく気付いた。
駅の階段で、茜が転げ落ちるのを止めるため、山田はきっと目一杯の力で茜の腕を掴んだのだ。
痣が痛むたびに思った
大切にしなくちゃ、山田が私を大切にしてくれてるより、もっと
山田の寝顔にそっと手を触れ、茜はつぶやく。
「大好きだよ」
ううん、いいよ
ゲーム内で、アフロ山田は思っていた。
「早くどいてくんねえかな」
ある狩場で、『預言者の石』を目当てにしている山田。
先にいた茜のアバターが、ちっさいモンスターを倒しまくっているのだ。
しびれを切らして声をかけると、そのアバターが名を呼んでくれた。
「山田くん、おはよ」
知り合いだったことに驚きながら、山田は『賢者の石』について問いかけた。
でも相手は、「和津子にフラれて」とか、「りんご食べる?」とか、ちょっと辻褄の合わないセリフばかり言ってくる。
意味不明なアバター山田。
「寒くない?」
と声をかけられて目覚めた山田は、自分がソファで眠って夢を見ていたことを認識する。
茜が用意してくれたらしく、タオルケットが掛けられていた。
すぐ横には、茜の笑顔。
「どのくらい寝てました?」
「2時間くらいかな」
時計の針は、10時過ぎを指している。
その間に茜はお風呂も入ったらしく、髪がまだ濡れていた。
山田は髪を乾かしに行こうとする茜の手を取り、グイッと引っ張ってソファに腰掛けたまま抱きしめた。
茜の腰に両腕を回し、額を茜の肩に置いて、「ふー」と息をつく。
寝ぼけてんのかな
とか茜が思ってる間に、山田の手が茜の衣服の中へ。
ひゃっと驚きながらも、茜は言う。
「手、冷たいよ」
「ごめん」
2人とも、瞼が半開きの表情で、そっと顔を近づける。
目を閉じてキスしながら、茜がつぶやく。
「ううん、いいよ」
山田くんとLv999の恋をする【68話】『りんご食べる?』感想
ここで本編は終わり、「▶︎To Be Continued…」と左下に書かれます。
でも次のページには、檻に入った谷さんの姿が!
ポメラニアンにふんしたましろ先生の配慮によって、今回こそ邪魔をしないよう、閉じ込められたようです。
谷さんは必死になってイチャモンをつけますが、今度ばかりは邪魔できないのかも?
読者はみんな、閉じ込められた谷さんを見て大喜び!
読者の希望を形にしてくれるましろ先生、もはや神ですな。
でもでも、谷やんによって引っ張られるからこそ盛り上がる、的なところも、案外あるのかも?
本編の山田は、やっぱり最後のシーンに注目が集まっちゃいますね。
茜の衣服にそっと手を入れる山田…、なんと艶かしいシーンよ!
これはもう、絵を見なくちゃ分からないかも?
「こんな感じかな?」とイメージしてみて、あとで実際の絵とのギャップを楽しむのも面白そうですね。
第69話のネタバレは、以下をどうぞ!

『山田くんとLv999の恋をする』を読みたい方は、『GANMA!』で読むことができますよ〜!