こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『GANMA!』のオリジナル作品『山田くんとLv999の恋をする』83話のネタバレ感想を紹介します。
第82話のネタバレは、以下をどうぞ!

山田くんとLv999の恋をする【83話】『知ってたはずなのに』ネタバレ
坂井くん
ザーッと降りしきる雨の中、傘もささずに走る茜。
お店(コンビニ?)で雨宿りしながら、ハンカチで頬をぬぐい、スマホで桃に連絡を入れた。
すぐ近くには、犬の相手をする男性(坂井くん)がいた。
「桃ちゃん、さっき教えてくれた住所って、サニーハイツでいいんだよね? 建物が見当たらなくて」
男性は、茜の会話を聞いていて、何かピンとくるものがあった様子。
山田のタメ口と膝枕
玄関の扉が開いて、出迎える皐月。
そこに立っていたのは、ずぶ濡れの茜だった。
どうやら山田は、少し前に眠ってしまったらしく、座ったまま壁に寄りかかっていた。
部屋が見える廊下で、会話を始める茜と皐月。
皐月はいろいろと、これまでの経緯を話し出した。
「倒れる前までは普通に話してて、そんなに辛そうでもなかったけど」
そして、ハッとしたように、「ずっと二人だったわけじゃないですよ」と付け加えた。
茜は頭を下げ、お礼を言った。
「連絡もらえて、助かりました」
「私じゃないよ」と皐月。「お猿かもね。彼女に繋がるように、片っ端から連絡したのかも」
「ああ、案内してくれた人?」
その男性は、お猿(井口)ではなく坂井くんだと、皐月は言った。
寒そうに震える茜を見て、相当焦ってたんだな、と皐月は思う。
茜はちょっとはにかみながら、山田について軽く説明し始めた。
「(山田の)ご両親は海外で、何かあったら私がそばにいようって思ってたの。連絡つかなくて、慌てちゃって。けど、一人じゃなくてよかった」
茜はさらに、思ったままの素直な気持ちを言葉にする。
「友達がそばにいてくれて、よかったです。ありがとう」
部屋に踏み込んだ茜は、山田の前にかがみこんで一言。
「よ」
うっすらと目を開けた山田は、まだちょっとだるそうな感じだ。
「なんで、ずぶ濡れなんだよ…」
少ししてから、部屋の中を覗き込んだ皐月。
そこには、山田に膝枕をする茜の後ろ姿があった。
連絡先を交換
軽トラックの脇に立つ井口が、相合い傘してる茜と皐月に向けて伝える。
(2人の後ろには、犬を抱く坂井くんの姿も。)
「じゃあ、(山田を)送ってくるから」
軽トラックだけに、山田以外を乗せれば定員オーバーだ。
茜は乗れないため、別行動で山田をすぐ追うことにする。
皐月は茜に、傘を差し出してくれた。
受け取った茜は、最近の出来事について軽く詫びる。
「この前、ちゃんと挨拶できなくて、すみません。やな感じだったよね」
「別に…」と言ってから、皐月は本心を言う。「確かに、ちょっとね」
だけど、こうして少し話してみて誤解だったんだと、皐月は言った。
「誤解じゃないよ」と茜。「彼氏が知らない女の子と親しくしてるだけで、余裕なくなって…」
それなら、と皐月はスマホを取り出しながら、
「知り合います? そうすれば、知らない女じゃなくなるし」
その提案を受け、茜はにっこり微笑んだ。
恋愛っていいね
犬を抱いて部屋に戻った皐月は、段ボールを片付ける坂井に向かってポツリ。
「恋愛っていいね」
不意の言葉を受けて、坂井はちょっと慌てた。
「知ってたはずなのに、忘れてた。でも、思い出したの」
山田くんとLv999の恋をする【83話】『知ってたはずなのに』感想
なかなか目的のマンションが見つからず、慌てる茜。
偶然に坂井くんと会って案内してもらい、山田のいる部屋へ。
そこには皐月がいて、女同士でちょっとした会話をします。
その後、山田の前にかがみ込んだ茜に、山田がさらりとタメ口。
今回の山田のセリフはこれだけですが、だからこそかえってインパクトのある言葉になってますね。
風邪でダウンした山田は、どこか虚な目で茜を見てます。
これはもう、絵でしか味わえないので、ぜひ漫画を読んでみてくださいね。
そのあと山田は、井口の車でおそらく病院or自宅へと向かいます。
残った茜と皐月は、ここでもまたちょっとおしゃべり。
茜は、前に自分がちょっとよろしくない態度をとっちゃったことを素直に謝りました。
それに対して皐月は、知り合いになれば問題ないよねって感じで、連絡先の交換を申し出てきます。
お互いに和解した瞬間でした。
相手の素直さを引っ張り出すのも、ナチュラルな茜だからこそなせる技なのかも?
これまではお互いに牽制し合うところがあった2人ですが、素直な気持ちを言葉にして、ちょっとは仲良くなってくのかな?
第84話のネタバレは、以下をどうぞ!

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