今回は、堤翔先生の人気作品『夜明けを乞うけものたち』の1話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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夜明けを乞うけものたち【1話】ネタバレ
変異種という存在
絶背藍(ぜつせあい)はその日、電車に乗っていると変異種についての広告が目についた。
そこには変異種と人間のセックスについて大きな見出しが出ており、ため息を吐く藍。
『人間と変異種のセックスなんて…そんなの上手くいくはずないだろ』
100年ほど前、この世界に登場した変異種。
彼らは人間と違う特徴を持ち…それは、藍も同じだった。
普段手袋を付けている藍だが、その手袋の中には口がある。
藍の両手には、口があるのだ。
もちろん、普通の人間からすれば気味悪がるような変異でもあるのだが…そんな変異種たちが、この世界には200人に1人の割合で存在しているのだ。
藍の片思いの相手
「ぜぜ君、お仕事お疲れー」
その日、藍は会社で神崎葉鳥(かんざきはとり)という先輩社員に声を掛けられた。
絶背という名前が言いづらくて、ただ一人会社で「ぜぜ君」と藍のことを読んでいる神崎。
けれど藍がその呼び名を許しているのは、人間嫌いなはずの藍がたった1人だけ、神崎にだけは心を許しているからだった。
…だが、藍はそんな神崎に関する衝撃的事実を知ってしまった。
神崎は人間で、藍は変異種。
だからこそ自分たちは恋人にはなれないし、ずっと片思いを貫くつもりだったのに…?
「神崎さんって今日、検査場に居ましたよね」
その日の朝、藍は変異種の定期検診の為、変異種研究施設へと向かっていた。
そうして、藍はそこで神崎の姿を見つけたのである。
「神崎さんも、俺と同じ変異種なんですか?」
けれど藍の質問に、神崎は困った様子で…?
セフレになる!?
「神崎さん、俺と付き合ってくれませんか?」
藍は恋人になりたいという気持ちで、そう神崎に告白したはずだった。
しかし神崎は、それをまるで冗談のように受け取ってしまう。
「ふふ、似合わないよ、ぜぜくん」
神崎がそう返答して、酷く傷ついた藍。
『あぁ…やっぱり告白なんてしなきゃ良かった。勝手に浮かれて告白して…こんなのうまくいくはずないのに…』
一方で、藍の傷ついたような様子を見た神崎は、今の告白が冗談ではなかったと分かったようだった。
それから暫くじっと考えて、藍に声を掛けてくれる神崎。
「ねぇ、付き合うことは出来ないけれど、セフレならなってあげられるよ」
「は!?」
「キスは絶対にしないって約束をしてくれるならね?」
神崎と藍の関係はその日、会社の先輩後輩からセフレへと変化して…
夜明けを乞うけものたち【1話】感想
こちらの作品はタイトルや表紙ではなかなか気づきにくいのですが、異種姦要素が含まれているので、地雷がある方はご注意ください!!
主人公の藍は両手に口があり、そこから舌が出ます。
そうして1話のラストのセックスシーンでは、そんな両手にある口も使いながら愛撫をしていて…そんなシーンがめちゃくちゃえっちでしたね!!
それにしても、この作品は今後どんな変異をもった人物が登場するのか?と、凄く楽しみでもあります!
藍は変異の中でもランクは低い方なので手袋などで隠すことが出来ますが、中には犬のような姿をしている変異種だったりもいるようで、今後登場する新キャラたちにも注目していきたいですね。
セフレになってしまった藍と神崎。
2人の恋愛の行方は次回に続きます!
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