いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【13話-2】ネタバレ感想！『間違ってない』詩織の正義！
こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ガンガンONLINE』で配信中の作品、『いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？』13話-2のネタバレ感想を紹介していきます。
『13話-1』のネタバレは以下をどうぞ！
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【13話-2】『間違ってない』のネタバレ
鈴木の宝物
電話に出た相沢に向かって、鈴木は「娘が体調不良で学校を休む」と伝える。
「…分かりました。以前も体育の授業で怪我をされていますし、心配でしょう？」
「ええ…。娘は、私にとって大事な存在ですから」
相沢の問いかけに真剣な表情で答える鈴木。
（そうでないと困るんだよ…）
その言葉を聞きながら、相沢は薄ら笑いを浮かべた。
鈴木との用件を終えて、電話を切った相沢が職員室を出ると、廊下で生徒が噂話をしていた。
詩織の母親が救急車で運ばれたと話しているのを耳にする。
翌日の学校
その翌日。
学校に登校した詩織が教室に入ると、クラスメイトが母親の一件をヒソヒソと噂する。
「鈴木さん、大丈夫だった！？」
席についた詩織に南雲が駆け寄り、みんな心配していたと話しかける。
わざとらしい南雲の態度を嫌そうに見つめながら、詩織は机の中に手を入れる。
その中に紙切れが入っていることに気づいて中を見ると、首つりをしている母親と泣いている詩織の絵が描かれていた。
青ざめる詩織を見ながら、南雲はこっそりと囁く。
「自殺したって噂があるけど、本当？どうしてなのかなぁ？？」
母親が自殺した理由をしつこく聞いてくる南雲を詩織は思いっきり引っ叩いた。
頬を打つ大きな音にクラスメイトが一斉に振り返る。
「なんでそんな酷いこと言えるの？！あなたは人間じゃない！」
詩織は、南雲に馬乗りになりながら、怒りをぶつける。
「いきなり暴力って、最低…」
その様子を傍観していた姫川が詩織を責める。
詩織が落書きの件を訴えようとすると、すでに姫川が紙切れを回収していた。
事情が分からないクラスメイトは南雲に同情し、そもそも南雲のスマホを盗んだのは詩織だと言い出した。
「謝罪～！」
詩織が悪者になっている空気を読んだ姫川が詩織に謝罪を求める。
それに合わせて、クラスメイト達も手を叩きながら「謝罪～！」と合いの手を入れる。
由美の嫉妬
その様子を見ていた由美は、母親に私立の受験を断られた出来事を思い出した。
詩織の家とは事情が違うと言われた由美は、自分の境遇を不公平だと感じた。
自分にはない選択肢を持っている詩織に嫉妬し、詩織の体操服がゴミ箱に捨てられている姿を見て、気分が晴れ晴れした―。
折れない心
孤立する詩織の姿を見ながら、当時の気持ちを思い返す由美。
詩織に対してそう思うのは仕方がない、私は悪い人間ではないと心の中で自己弁護する。
詩織を守ろうとしたけど、これ以上は庇えないと言い訳して、みんなと一緒に詩織を責め立てる。
「私は間違ったことをしていない…」
みんなから謝罪しろと責められる中、詩織は毅然とした表情で由美たちを睨み付けた。
詩織をいじめていた南雲たちの名前を順番に名指しして、啖呵を切る。
「あなた達には、死んでも頭は下げないから！！」
「鈴木ぃ～～～！」
堂々とした詩織の宣戦布告に、南雲は憎々しげに歯を食いしばった。
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【13話-2】『間違ってない』の感想
最後の詩織のセリフは、見ていてすごく気持ち良かったです。
本当に詩織が謝る理由なんて、何もないですからね。
でも、クラスメイトが全員敵に回っている状況で自分の意見を言うのは難しいと思います。
それが出来る詩織の芯の強さに惹かれました。
ただ、相沢の様子から見て、鈴木を傷つけるために詩織のことを犠牲にしそうで怖いです。
もう学校で詩織の味方になってくれる人は、真中くんしかいない状況なので、これからもっと過酷な状況になりそうです。
『14話-1』のネタバレは以下をどうぞ！
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