こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『悪女は砂時計をひっくり返す』1話ネタバレ感想を紹介していきます。
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悪女は砂時計をひっくり返す【1話】のネタバレ
プロローグ~食卓の出来事~
食事中にグラスを落としたマリア。
マナーがなっていないと周囲の者にヒソヒソ陰口を叩かれていた。
「ジェシー、ハンカチを持ってきてくれる?」
マリアはメイドに後始末の指示をした後、皆に失礼を詫びる。
「お騒がせしました。お先に退席させていただきますわ」
礼儀正しく挨拶をして去って行くマリアを見て、周囲の者たちは別人のようだと騒ぎ立てる。
皆の声を背後で聞きながら、マリアは心の中で皆に宣言する。
(そう、私は以前の私じゃない…)
物陰からマリアを見送る金髪ロングヘアの妹に語りかける。
(ミエール、もう一度会えて嬉しいわ。あなたには、いろいろとお世話になったから、これからいっぱいお返ししないと…)
罪を犯した悪女
マリアはみすぼらしい姿で後ろ手を縛られ、処刑台に跪いていた。
顔には殴られたような痣があり、全身血まみれになっている。
「お前が犯した罪は分かるな?」
剣を手にした兄は、マリアが他人をどん底に落とし入れようとしたと責め立てる。
その光景を眺めている野次馬は、マリアを悪女だと罵っていた。
マリアは、どうして自分がこんな目に遭遇しているのか思い出せなかった。
ただ、早く楽になってこの状況から逃れたいと願っている。
その時、妹のミエールが現れ、姉のマリアと話がしたいと兄に申し出る。
「最後に挨拶をさせて」
兄に懇願するミエールの姿を見たマリアは思う。
(これは、あなたをいじめた罰…。ごめんなさい、ミエール。全て私が悪いの…)
心の中で謝罪する。
妹が語る真実
マリアとの会話が許可されたミエールがマリアの前に立った。
マリアがミエールの顔を見上げると、蔑むような顔で微笑んでいた。
「今までお姉様に言えないことがあったの」
そう言うと、マリアの耳元に顔を寄せて囁いた。
「いい加減、私の前から消えてくれない?」
(…ミエール?)
言葉の意味が理解できないマリアに向かって、ミエールは語り始めた。
マリアの侍女は、実はミエール側の人間だった。
侍女たちの言葉に乗せられて、マリアが妹のミエールをいじめていたのは、そのようにミエールが仕向けたからだった。
幼い頃、マリアがアバズレの母親と一緒にこの家にやって来た時、殺したくなったと言う。
「あんたみたいな身分の低い者は、殺されて当然なの」
ミエールは、姉のマリアが苦しむ姿を見るのが好きだと、楽しそうに話す。
母親を毒殺した時と同じように殺すのはつまらないから、マリアに罪をなすりつけることにした。
姉のマリアに毒を盛られて殺されそうになったと一芝居打ったのだ。
周囲の人間はミエールの演技を信じ込み、マリアは罪人となった―。
全てはマリアを憎む自分が仕向けた罠だったと白状したミエールは、愉快そうに高笑いした。
最期の願い
無実の罪を着せられたまま、マリアは斬首の刑に処された。
兄に首を切られる瞬間、マリアは切望する。
イヤ、このまま死にたくない…
過去に戻して…
あの砂時計のように…
そしてプロローグへ
「マリア!!」
名前を呼ばれて、我に返るマリア。
周囲を見ると家族が食卓を囲っている。
マリアは、食事中にグラスを落としたことを責められていた。
姉のマリアを心配するミエールの姿を見て、マリアは思う。
(あなたにお返しする機会を得られたなら…。悪女となって、あなたにお返ししなくちゃね…)
最期の望み通り、過去に戻ったマリアはメイドに指示を出した。
「ジェシー、ハンカチを持ってきてくれる?」
悪女は砂時計をひっくり返す【1話】の感想
腹違いの妹ミエールに無実の罪をなすりつけられ斬首された姉のマリアが、過去に戻って復讐の機会を得る漫画。
マリアの母は身分の低い後妻で、初めて出会った時からミエールに嫌われていたようですね。
最初は、姉のマリアが妹のミエールをいじめて殺そうとしたみたいな話の流れになっていましたが、全てはミエールの罠だったって展開が怖かったです。
今度は本当に悪女となって妹に復讐を果たそうと決意するマリアですが、どんな風に不幸のどん底に落とし入れるのでしょうか。
これからドロドロした展開になりそうで楽しみです!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。