こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『チェンソーマン』93話のネタバレ感想を紹介していきます。
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チェンソーマン【93話】『君と糞映画』のネタバレ
チェンソーマンになりたい
テレビを見ているデンジは、画面の中の女性たちが皆、自分のことを褒めてくれているのを知って喜んでいた。
『チェーンソーマンTシャツ』なんかも販売されているようだ。
レポーターにマイクを差し出された女子高生の『まみ』は、チェーンソーマン付き合って、というメッセージまで出してくれた。
「すげえモテてる〜〜〜〜」と、涙まで流して喜ぶデンジ。
コベニは部屋の片隅でぽつねんと座ったまま、テレビにかじりつくデンジを見ていた。
いっぽう、ソファに腰掛けている岸辺は「うるさい」とポツリ。
デンジは本音を吐き出す。
「オレ、実はホントは、ジャム塗ったパンなんかもう飽きてんだ。毎朝、ステーキとか食いてえ」
さらに、床に頭をつけて岸辺に土下座するみたいな格好になって、
「彼女とかも、ホントは5人、いや10人くらい欲しい! たくさんセッ○スしたいぃぃ」
黙って聞いている、岸辺とコベニ。
頭を上げたデンジは、涙ながらに訴える。
「だから・・・チェンソーマンになりたい」
岸辺は一呼吸置いたあと、
「目立てばマキマにやられる。アイツは耳がいいからな。次、チェンソーマンになるときゃ、マキマにやられるときだ」
マキマが好き
夜も更けて、コベニも岸辺も眠りについた頃。
デンジはまだ起きていて、うすらぼんやりとした目でテレビを見ていた。
画面には、チェンソーマンになった自分の姿が映し出されている。
ちょっと表情をしかめながら、こんなことを思うのだった。
やっぱ、チェンソーマンになりたい。
そのため、どうすればマキマさん倒せるんだろ・・・
チェーンソー振り回して勝てる相手なんかじゃない
今まで見てきて、何か違和感があったはずなんだ
クソみたいなアタマ振り絞って考えろ
でもやはり、思い浮かぶのはマキマのやさしい表情ばかり。
笑ってる顔とか、ちょっと考え事してる顔とか、まっすぐこっちを見てる顔とか、口や鼻から血を流してる顔とか。
あんな目にあってもまだマキマのことが好きな自分に、最悪だ、と思ってしまうのだった。
マキマが仲間を連れてやってきた
青い空の下、十字架がたくさんたつお墓で待っていたデンジ。
すでにチェンソーマンの姿に変身している。
そこにマキマが、たくさんの部下を引き連れてやってきた。
部下たちは一様に、スーツやYシャツのようなフォーマルな姿をしている。
「弱弱しい姿ね。死ににきてくれたの?」とマキマ。
「あんたの目指す最高に良い世界には、糞映画はあるのかい?」と聞くデンジ。
マキマは表情を硬くして、「なんでデンジ君に戻ってるの?」
一瞬、互いの間に沈黙が走る。
「つまんない映画はなくすべきと思います」とマキマ。
「じゃ、殺すしかねえな」とデンジ。
「その姿も話の内容も、チェンソーマンに相応しくないです。不愉快です」
十字架の上に止まっていたカラスが、一斉に飛び立った。
マキマが匹連れてきた部下たちが、その姿を悪魔に変身させていた。
チェンソーマン【93話】『君と糞映画』の感想
チェンソーマンになりたい、という思いを抑えられず、マキマをチェンソーマンの姿で待っていたデンジ。
でも中身がデンジだったことに、マキマはご立腹の様子です。
まるで無表情のまま淡々と話すマキマに対して、チェンソーマンのデンジは表情がわかりません。
もしかしたら、心の中では悲しんでいるのかもれませんし、怒ってるのかもしれませんし、泣いているのかもしれません。
最後にはチェンソーマンの拳が握り締められる様子が描かれていますが、それはやはり、覚悟を決めた証なのかも!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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