今回は、コミックシーモアの先行配信作品『だって望まれない番ですから』(コミカライズ版)について、ネタバレ感想の全話まとめ情報をシェアしていきます。
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だって望まれない番ですから【1話】ネタバレ
【1話】ネタバレ
アデリエーヌは幼少の頃、天空の城に憧れていた。
浮遊する島を見て独自の幻想を抱いていた。
17歳の誕生日直後、アデリエーヌに驚きの展開が訪れる。
それは竜族の番として選ばれたという事実だった。
後日、天空の城へ招かれるのだが人族であるアデリエーヌと竜族の国の王子とでは身分の差がありすぎるということで城の侍女たちから陰口を叩かれる…。
そんなアデリエーヌは人族ということで番迎えの儀を受けなければならない。
これは寿命が長い竜族の寿命に近づけるため強制的に寿命を伸ばす儀の事である。
しかし、体が弱いアデルは健康になるまでその儀の執行を猶予されていた。
その後、アデリエーヌは竜族の第三王子と朝食を取る事となる。
何気ない会話でご機嫌を取ろうとするアデリエーヌだったが第三王子は至ってクール。
なかなか二人の距離は縮まらない。
後日、アデリエーヌの元に紅蓮の騎士団ルチアとクレッシドがやってくる。
二人とはとても仲の良い関係。
二人と一緒に外に出てお茶をすることとなる。
美味しい紅茶を飲みながら3人で近況について談笑。
その中で二人の年齢がアデルよりも年上だという事実を知らされる。
完全に年下だと思っていたアデルは動揺を隠せない。
一方人族がそんなにも短命だったと知り悲しみが募るルチアとクレッシド。
少しして、そこに第一王子と第三王子がやってくる。
突然の登場に3人の緊張感は高まる。
第一王子はそこでアデルに「興味のあるものは何か?」と質問。
するとアデルは「空魚という生物が気になっている」と告白。
それを聞いて第一王子は「すぐに見せてあげる」と優しくアデルのことを慮ってくれるのだった。
お茶会が終わり席を立とうとしたアデルは、ふとよろけてしまい第三王子の手に触れそうになってしまうのだが…。
【1話】感想
アデルの人となりがとても魅力的ですね。
人族として竜族の番に選ばれてしまう運命なのですが、毅然とした態度で番として頑張ろうと努力している姿が健気で可愛いです。
侍女たちから嫌味などを言われてもへこたれない精神面にも好感が持てます。
やっぱりひどい境遇に追いやられているヒロインキャラを見ると応援したい気持ちが湧き上がりますね。
どんどんアデルが愛おしくなってきます。
だって望まれない番ですから【2話】ネタバレ感想
【2話】ネタバレ
お茶会でよろけてしまったアデルの手を振り払った第三王子。
その対応にショックを受けるアデルだったが第一王子が優しく慰めてくれて、なんとか正気を保つのだった。
その後、城の廊下でアデルが一人黄昏ているとそこにルチアがやってくる。
「ここで何してるの」と話すルチアに対してアデルは「侍女に待つように言われた」と返答。
それを聞いてルチアは動揺を隠せない。
「風邪でも引いたらどうしよう」とパニックになる。
するとそこにルドニー伯爵令嬢が現れる。
彼女は第三王子の側近で元第三王子の婚約者候補の一人だった人物。
ルドニーは番に選ばれたアデルが気にくわないようで彼女に対して執拗に小言を吐いてくる。
そんな時、第三王子が登場。
ルドニーのことを優しく宥めるのだった。
その姿を見てアデルは悟る。
第三王子から完全に嫌われているということを…。
アデルはそんな第三王子の態度にどんどん不満が増大。
自分の名前すら呼んでもらえないことにイライラが募り心は完全に閉ざされてしまうのだった。
ある夜、第一王子と第三王子の口論の声が聞こえてくる。
アデルは気になってその話を立ち聞き。
話の内容は二人が父親に名前を奪われていること。
その名前の奪還には番の愛が重要なこと。
そんな実情があるのだが、第三王子はもう名前のことは諦めているような口ぶり。
従ってアデルと仲良くしようとも思っていないことが判明。
しかも第三王子はアデルのことを「殺したい」とまで話す始末。
今まで全く知らなかった衝撃の事実を知って、アデルの心にはとてつもない悲しみが押し寄せるのだった。
【2話】感想!
第三王子の言動には本当に驚きですね。
別に振り払わなくてもいいのにとは思いましたね。
もし自分がアデルの立場であんな事されたら一瞬で心が折れてしまいます。
第一王子が優しくフォローしてくれたので、なんとか救われましたがアデルが本当に可哀想でした。
第三王子がどうしてアデルをあそこまで邪険にするのかまだよくわからないのでどんどん先が気になります。
きっと何かちゃんとした理由があると思うのでそこに注目していきたいです。
だって望まれない番ですから【3話】ネタバレ感想
【3話】ネタバレ
ある浜辺でアデリエーヌは一人佇んでいた。
そこに第三王子によく似た男性がやってくる。
アデルはその男性と待ち合わせをしていたようで、彼がなかなか来ないので痺れを切らしていたようだ。
そんなアデルの姿を見て男性はプレゼントにイタリアの花を持ってきて、それをアデルに差し出し彼女のご機嫌を取る。
その花の美しさに心奪われアデルは彼に「わがままを聞いて」と懇願。
仕方なく男性はアデルの頼みを聞いてあげるのだった。
ふと男性はアデルの足元を観察。
すると靴を履いていないことを発見。
その靴を探してあげようと男性はあたりを散策。
するとようやく靴を発見し二人の仲はより深まるのだった。
その後、木陰でアデルは男性の髪を結んであげる。
そんな中男性は自分の身の上話をして義姉がいたことを打ち明け素敵な人だったと回想。
その後も幸せで楽しい時間が二人の間に流れる。
夜になり、浜辺で二人は夕食を取る。
しかし、どんどん時間が過ぎてしまったことで別れが近づいていることを強く感じアデルの表情は曇り出す。
それを見て男性は優しく質問。
今アデルにはこの男性とは別のアッシュという婚約者がいて、結婚が迫ってあることが判明。
アデルの本心は目の前にいる男性が好き。
ということで今想いを伝えようと意を決するのだが、その空気を察した男性はアデルの告白を制止して結婚の「お祝いをする」と約束するのだった。
アデルは内心彼に振られたと思い酷く傷ついてしまい…。
【3話】感想
このエピソードを読んだ時、一瞬別の漫画を今まで読んでいたのかなと混乱しました。
全く世界観が違っていたので何かのパラレルワールドと勘違いしてしまいましたね。
でもこの世界のアデルはとても幸せそうで見ていて心が癒されましたね。
「第三王子とこんな仲良くできたらアデルもあんなに悩まずに済むのに」とちょっと考えてしまいました。
この作品は物語に引き込む力がとても強いと思います。
それによって読み手がどんどん真実を欲してしまうのでたまらなく面白いです。
だって望まれない番ですから【4話】ネタバレ感想
【4話】ネタバレ
アデルは部屋でようやく目を覚ます。
その傍らには第一王子がいて今までの現状を説明してくれる。
2日前、城の回廊でアデルは倒れて意識を失っていたことが判明。
そして、アデルの枕元にはイタリアの花が飾られていた。
夢で見た花と同じだったことでアデルに嬉しさが込み上げる。
そして、第一王子は先日の出来事のことをアデルに問いただす。
それは第一王子と第三王子が口論していた内容をアデルに聞かれたのではないかという事。
それを聞きアデルは立ち聞きして申し訳ないと謝罪。
まだアデルの中には悲しみがあり、周りに今味方が誰もいないこの状況がとても辛かった。
しかし、第一王子の優しさに触れ少しはメンタルが回復。
翌日、第三王子はアデルの外出をしばらくの間禁止すると宣言。
部屋に閉じこもる日々には限界があると内心うずうずしていたアデル。
そんな時、クレッシドが遊びに来てくれた。
しかし、彼の贈り物を断った事で仲違い。
クレッシドとの関係も悪化してしまうのだった。
そんなアデルは孤独の只中にいた。
そんな時侍女からお茶を渡される。
「それは第三王子からだ」と言われ嬉しさが込み上げ我慢できずに飲んでしまう。
飲んだ瞬間アデルは苦しみ、血を吐いてそのまま息絶えてしまうのだった…。
ふと目覚めるとアデルは謎の手紙を受け取っている場面に直面する。
今のアデルはパイ屋に勤めているごく普通の女性。
手紙を受け取った事で前世の記憶が蘇る。
今竜族の第三王子には大昔に亡くなった番が存在していて、その番が生まれ変わり現世で生きていることを知った第三王子はその候補となる人たちに招待状を送っていたことが判明。
その招待状がこの手紙である。
前世の記憶が蘇ったアデルは第三王子に酷いことをされたと思い込んでいてその手紙を読まずに燃やしてしまうのだった…。
【4話】感想
第一王子の優しさにはとてもときめきましたね。
そして、夢で見ていたイタリアの花が寝室に活けてあった場面には言い知れないゾクゾク感がありました。
アデルがどのような運命に翻弄されていくのかすごく気になって注目していたら、まさかの展開が起きるので本当に驚愕しました。
このエピソードが個人的に一番驚いたと思います。
今までの内容が全て振りになっているような感じでより物語が面白みを増して最高のストーリー展開でした。
だって望まれない番ですから【5話】ネタバレ感想
【5話】ネタバレ
バルデガッサ王国ガルダイル南東グレブリュール地区。
そこで慎ましくパイ屋を営んでいるアデリエーヌ。
先日番候補の招待状が届いたことで焦燥感に駆られていた。
このままこの場所に留まったら強制的に参加を余儀なくされてしまう。
なのですぐにでも街から逃げ出そうと決意。
招待状を燃やし証拠隠滅を図るが焦げ跡さえつかないことに困惑。
荷物をまとめ自宅から出ると何故か街の出入り口に行列ができていた。
市民に話を訊くと登録待ちの列だと判明。
なんでも番候補の招待状がきっかけで悪さを働いた者がいて、街の出入りには魔法盤への登録が必要になったらしい。
すぐ街から出たかったアデルはその事実を知って酷く困惑。
内心諦められないアデルは門番に直談判。
しかし、結局特例は認められなかった…。
途方に暮れるアデル。
「いっそ馬車の荷台に隠れて街を出ようか」とも考えるが見つかったときのリスクを懸念。
そんな時、狩人レヴィが声をかけてきた。
ふとアデルは彼にも力になってもらおうと「乗合馬車の現状を確認して」と頼む。
その間、アデルはチーズ屋へ行くことを選択。
そこで何か街の外に出るヒントがないか話をしているとレヴィが乗合馬車の情報を持って帰ってきた。
なんと乗合馬車までもが登録制に変更されたことが判明。
どんどん逃亡への活路が絶たれていく。
仕方なくレヴィとは明日また会う約束をしてひとまず別れる。
その後、アデルは街を囲んでいる城壁をなんとか越えられないかと熟考。
するとある貴族の男性が現れアデルに声をかけてきて…。
【5話】感想
アデルが番候補からなんとか逃れようと画策しているのがとても面白いです。
それだけ前世での記憶がトラウマになっているのでしょうね。
展開としては、どんどんアデルが追い詰められているという感じなのでハラハラ感が募ってきますが読んでいてそれが逆に楽しいです。
街から出ることがこんなにも大変になるなんて正直思いもしませんでした。
あとアデルのモノローグがすごく物語に面白味をプラスしていることがわかるのでその部分にも注目してほしいです。
だって望まれない番ですから【6話】ネタバレ感想
【6話】ネタバレ
アデルは自宅でひどく悩んでいた。
「乗合馬車はもう使えないし、街の外にもし出られたとしてもそれからどうやって生活したらいいのか」など悩みは尽きない。
自宅の前で掃き掃除をしているとカーリーさんが声をかけてきた。
なんでもこの街に竜族の王子の伴侶がいるらしいと噂話を持ってきたようだ。
それを聞いて内心「自分のことだ」と思いながら戸惑うアデル。
そんなカーリーから気になる情報をもらう。
それは今回の番迎えは五度目だということ。
それを聞いて「過去を辿れば番を回避する策が見つかるかもしれない」とアデルは街の図書館を訪れる。
大量の本から竜族についてのことを探すのは至難。
結局収穫なく終わりまた今度調べようと片付けをしているとふと本棚に国印が刻まれた本を発見。
この国印は招待状のものと同様。
すぐさま中を確認するとやはり翻訳されておらず文字は読めなかったが挿絵の雰囲気から意図はある程度読み取れる。
しかも前世でアデルが毒を飲まされ倒れている挿絵まであることが判明。
その後、図書館で昨日出会った貴族男性と再会。
「竜族のことを知りたいならルールディスト図書館の方が良い」とアデルに助言してくれる。
図書館から自宅に帰ってくるとゼファが番候補についての情報を持って待っていた。
それは「番候補を辞退する者に対して報復する」と国から警告があったと教えてくれて…。
【6話】感想
アデルが「街からどのようにして出ようか」と深く思い悩んでいる姿がかなり印象的でした。
街から出ても一体そのあとどう生活したら良いのかなど悩みが尽きないところにリアリティがありましたね。
個人的に図書館での場面がすごく面白かったです。
竜族の歴史を調べるために本を色々と探す展開があるのですが、竜族が書いたとされる本の挿絵が独特なテイストで描かれていてすごくその絵に魅力を感じました。
本の文章がまるで分からなくても内容がある程度伝わってくるがある意味すごいと思いましたね。
最終話(結末)の予想
前世の記憶を取り戻したアデルは、手紙を燃やしてしまったことを後悔し、何とか第三王子とコンタクトを取ろうと奔走するのではないでしょうか。
同時に、第三王子側も前世の番の生まれ変わりを探し続けており、アデルが招待状を受け取らなかったことに気づきそうですね。
そして、偶然か運命か、アデルと第三王子が再会を果たす。
お互いに前世の記憶や感情が蘇り、複雑な感情が交錯し…
二人は前世での誤解や行き違いを解消し、お互いの本当の気持ちを理解しあう。
この際、第三王子がアデルを邪険に扱っていた理由(例えば、前世の番を失った悲しみから人間との関わりを避けていたなど)が明らかになりそうです。
アデルと第三王子は、前世の因縁を乗り越え、新たな絆を築くことにする。
しかし、竜族と人間の寿命の違いという課題が残されている。
最後に、アデルは自ら進んで「番迎えの儀」を受けることを決意。
竜族の寿命に近づき、第三王子と共に長い人生を歩む道が開ける。
エピローグでは、アデルと第三王子が幸せな生活を送る様子が描かれ、天空の城で二人が寄り添う姿で物語が締めくくられる。
だって望まれない番ですから【ネタバレ】原作小説の結末は?なろうのラストシーンは?
アデリエーヌは第三王子との同居生活で、彼への嫉妬心に悩んでいた。
王子の接客態度に不快感を覚えつつも、自身の感情を抑えようとしている。
ガーグとの会話で自分の気持ちに気づかされ、表情管理の難しさを実感する。
その後、二人で新しい店に食事に行き、帰り道で雪の結晶を見せてもらう。
家に帰ってからは、温めたワインを飲みながら談笑する中で、互いの気持ちが高まっていく。
最終的に、二人は初めての口づけを交わし、お互いの愛情を確認し合う。
この出来事を通じて、アデリエーヌと第三王子の関係は、新たな段階へと進展するのだった。
まとめ
『だって望まれない番ですから』を試し読みするなら、最新話までいち早く楽しめるコミックシーモアがおすすめです!
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※当記事の内容は、大まかな概要(ストーリー)と、ごく一部のセリフ(意訳)、実際に読んでみた感想で構成されています。