こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』128話のネタバレ感想を紹介していきます。
第127話のネタバレは、以下をどうぞ!

ゴッド オブ ブラックフィールド【128話】のネタバレ
内閣に関する情報
恭弥とダエルは、テーブルを挟んで向かいに座る黒川の話に耳を傾けていた。
黒川は、内閣の現状について切り出した。
「野党が内閣情報官の座を狙っています」
鉄道計画のためには港の再整備が必要である。
野党は、その案を通す代わりに、内閣情報官の任命権を欲しているという。
しかし、もし野党の望みを叶えてしまうと、政権交代が起きてしまう。
本来なら、内閣情報官には総理の助力者を任命するのが筋だ。
これを野党に渡せば、総理と政府が野党の監視下に入り、脅しにも使われてしまうそうだ。
「やましいことがなければ問題ないのでは?」と恭弥が尋ねた。
黒川はたんたんと続ける。
「欠点のない人間は稀にいるかもしれない。でも、すべての分野でまったく欠点のない政府などありません。総理とは、そんな集団の最高責任者なのです」
納得した恭弥は、「解決策は?」と聞いた。
「この国がユニコーンに参加することを、欧州側に公表してもらうのです」
「つまり、ラノックにかかってるってことですね」
「はい」と黒川は言った。
黒川が辞職した話についても軽く触れてから、恭弥は自分の意見を述べた。
「オレの警護より、UBコップの訓練を担当させたらどうです?」
「西さんの安全が最優先です」と、黒川は言う。
恭弥はそれでも、UBコップの成長が必要だと言い張った。
ダエルも同じ意見で、訓練さえしていれば一方的にやられたりしなかったはず、とゴルフ場での件に触れた。
結局は黒川が折れて、京極と話し合ってみると言ってくれた。
父の車でネクサスホテルへ
翌朝。
目覚めた恭弥は、ラノックからの電話を受けた。
軽い挨拶を交わした後、ラノックは頼みごとをしてきた。
「今日から数日、時間をくれないかな? 一緒に行きたいところがあるんだ」
恭弥がOKすると、ネクサスホテルで待ち合わせすることになった。
また数日ほど出かけることになり、恭弥は両親への言い訳を考える。
ご飯を食べながら、恭弥は正直に打ち明けた。
どこに行くかはわからないが、大使と地方に行くことになったと。
「危険な場所じゃないのよね?」と母は心配そうな表情を見せる。
「まさか。大使と一緒ですからね」と恭弥は返した。
「なら、父さんが送ろう」
ってことで、父の車で移動することになった。
車の中で二人きりになると、父は尋ねてきた。
「で、本当はどこに行くんだ?」
恭弥は、目的地は本当に聞いてないことを打ち明ける。
父は、自分が愛用している出張用のカバンを使うよう言ってきた。
恭弥はその好意をありがたく受け取るのだった。
「家には連絡しなさい。母さんを心配させないように」
「わかりました」
ラノックの出迎え
ネクサスホテルに到着し、一人になった恭弥は、ダエルに連絡を入れた。
しばらくラノックと一緒に行動することになった、と。
黒川にも連絡すると伝え、外に出た。
ちょうどラノックが乗った車が到着し、二人は後部座席で会話を始める。
軽くアンヌについて話した後、恭弥は尋ねた。
「どこに向かうんですか?」
「福生市というところだ」
恭弥には何か思い当たる節があるようで、そこって確か、と思うのだった。
ゴッド オブ ブラックフィールド【128話】の感想
前回、料亭で相談していた4人の男たちは、野党の党員だったのかもしれません。
黒川はすでに野党の動きも把握しているようなので、対策も練られているのでしょう。
その上で、恭弥の保護が最優先と考えているようです。
でも恭弥は、自分のことよりUBコップの訓練を優先するよう伝えます。
ダエルも同じ意見でした。
恭弥もダエルも、ゴルフ場での悲劇が繰り返されないよう、戦闘員の実力を底上げすることが急務だと思っているようですね。
その後、両親にまた不在にすることを伝え、恭弥はネクサスホテルへと向かいます。
ラノックがやってきて、車に乗り込んだ恭弥は、目的地が『福生市』であることを知ります。
実際に、東京西部にある市です。
この市名を聞いた恭弥は、何か思い当たる節があったようです。
それほど驚いた雰囲気もない表情なので、いきなり戦いが勃発するって展開ではなさそうです。
話の流れ的に、UBコップの訓練場とかがあるのかな?
第129話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は 23時間ごとに1話ずつ読めます。