こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』163話のネタバレ感想を紹介していきます。
第162話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【163話】のネタバレ
猟師と遭遇
まさかの裏切りかと思い、身構える恭弥。
茂みの奥から聞こえてきたのは、何語かもわからない会話だった。
そもそも敵なら、話しながら近づいてくるとは思えない。
なら、さっきの火薬の匂いは?
そんなふうに考えていると、3人の男が姿を現した。
警戒心などまるでない男たちだ。
手に持ったウサギからして、どうやら現地の猟師だ。
敵じゃないとわかっても、油断はできない。
もしこちらの存在に気づかれたら、密告される恐れもある。
口封じのために始末せねばならない。
そんな結果は、できれば避けたいが…
恭弥は息を潜めながら、猟師たちが去るのをじっと待つ。
しかし、猟師の勘は鋭かった。
一人が、何かが潜んでいると察知し、猟銃を構えたのだ。
それでもまだ、部隊の面々は静かに息を顰める。
猟師の側面にいる数名は、ライフルで猟師に狙いを定めた。
と、残り二人の漁師が何かを話しかけ、猟銃を構えた猟師を連れて去って行った。
ほっと息を抜く、例の新入り。
民間人が去ってから8分が過ぎたころ、危機は脱したと判断した恭弥は、ふたたび前進を試みるのだった。
各階級
身を潜めるのに適した場所まで達した恭弥は、しばし休憩する旨を伝えた。
缶詰を食べてエネルギー補給したあと、地図を広げて目的地や集合場所を確認する。
「この川をアルファ、山を越えた地点をベータとする。アルファ・リマと言ったらアルファに、ホテル・ベータと言ったら、ベータに集結だ」
するとジェラールが、敵の基地までは予定より早く着いてしまうと口を出してきた。
「早く着いて状況を見る。戦闘開始まで十分な休息も必要だ」
フランス語のわからないダエルが、「ひよっこジェラールはなんて言ってるんすか?」と尋ねてきた。
通訳した恭弥は、ここにいる連中の階級について考えた。
オドオドして緊張しっぱなしの新入り。
未熟だが、一人前の気持ちでいる若手。
プライドが高く、高圧的な中堅(ジェラール)。
普段はお調子者だが、すぐに戦闘モードにスイッチできるベテラン(ダエル)。
拷問
ほの暗い建物の中、天井からのロープに両腕を縛られた男(黒川?)。
吊られた状態で、上半身には衣服がなく、身体中が傷だらけになっている。
バケツの水をぶっかけられ、無理やり意識を引っ張り出された。
英語を話す男(以下、拷問人)が、吊られた男(捕虜)に殴る蹴るの暴行を加える。
拷問人はさらに、壁に立てかけられていた棒を手に取り、捕虜に容赦無く打撃を浴びせた。
拷問人はいったん手を止め、(捕虜の顎を掴んで尋ねる。
「所属と名前を言え。言えば解放してやる。仲間からの報復なら心配するな、新しい身分を与えて中国に逃してやる」
捕虜は、口を割りはしなかった。
拷問人は背中を向け、テーブルに歩み寄って何かをとってきた。
拷問用の、長針だ。
「こいつを爪と肉の間に刺し込む。手足で20本。これまで一番耐えたヤツでも、4本だったな」
ニンマリした拷問人は、捕虜の足に、針を刺す。
まずは親指だ。
「ぐあああああああああ」
それでもまだ口を割らないと見るや、二本目が、今度は人差し指に。
捕虜は、内心で思っていた。
いっそ、殺してくれ…
ゴッド オブ ブラックフィールド【163話】の感想
木々の間を進む恭弥たちは、現地人と思われる猟師と遭遇します。
民間人とは言え、気づかれたら密告される恐れがある。
始末しないで済むなら、そのほうが良い。
気づかれないほうがお互いのため、というシーンです。
派手なドンパチではありませんが、緊迫感が漂ってましたね。
その後、ちょっとした休憩時間を設けたとき、食事をしながらダエルが言います。
やっぱ戦闘糧食は、とんでもなくまずいと。
実際、戦闘糧食はあまり美味しくないようです。
とびっきりしょっぱい味付けをしてあるものや、ただの草みたいに癖が強くてパサパサした食感のものなど。
もしかしたら、わざと不味く作ってあるのかもしれません。
美味しいものを食べてしまうと、気が緩んだり、体が満たされて戦闘意欲が削がれたりすると思うので。
まあでも、中には合格ラインのものもあるようなので、全部が全部まずいってわけじゃないようですけどね。
さて後半には、拷問シーンが描かれていました。
殴る蹴る、棒でぶっ叩くなど、サンドバック状態になっても、いっこうに口を割らない捕虜。
そこで拷問人は、20本の針を用意します。
読んでいて、目を背けたくなるようなシーンでした。
思わず足の指を丸めてしまうほどに。
かなり強烈な描写なので、実際に絵で読む場合は気をつけてくださいね。
こういったシーンが苦手な方は、さらっと流し見するくらいでいいかもしれません。
第164話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。