こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』208話のネタバレ感想を紹介していきます。
第207話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【208話】のネタバレ
清水建設の快挙
清水建設(周防が会長を務める会社)が中東に進出し、超大型の事業を請け負った、という報道が流れた。
周防は、家族を亡くした悲しみを乗り越え、中東ブームを牽引した人物として、もてはやされる。
そんなニュースを苦い目で見ている、ダエル。
嘘っぱちばかりで、うんざりしているのだ。
一緒に食事中の恭弥は、黒川に尋ねた。
「周防はともかく、事業の成功は国にとってプラスじゃないんですか?」
しかし黒川は、そのために何か裏取引があった、と見ていた。
「ユニコーンの国内事業も、清水グループが独占しようとするはず。となると、終着地は日本じゃなく、韓国になります」
もし清水グループが海外企業に買収されたら、潰すどころか、監視すら難しくなる、とも。
そこでダエルが口を挟んだ。
「難しく考えなくても、さっさと周防をぶっ殺しゃいいんすよ」
恭弥もその意見に同意したが、黒川はあくまでも冷静だった。
仮に暗殺に成功しても、野党が政権交代を訴え出てくるのは必須。
そんな状況では、手も足も出せない、と。
恭弥はあくまでも、自分の意見を押し通そうとする。
「オレは何をしても、刑事責任には問われないんですよね? オレが周防を始末し、家族と一緒にフランスに、ってのはどうです?」
しかし黒川は冷静に、恭弥の意見を宥めるばかり。
失望しました、と言う恭弥に、黒川はまた別の角度から意見を述べた。
暗殺という最終手段は、日本にもある。
しかし、政権維持のために実行するものじゃない。
「政府は、国民と国家が発展するためにあるのです」
その意見を聞いた恭弥は、黒川がモンゴルで拷問されたことを思い出す。
何一つ口を割らず、徹底的に機密を守り抜いた人物だってことを。
そして恭弥は、「言いすぎました」と反省を口にした。
姫野からの頼み
別の店に移動した、恭弥とダエル。
姫野からの電話で、会って相談したい、とのこと。
ダエルは気遣ってその場を去り、恭弥はやって来た姫野の話を聞く。
「学祭のことでね」
ゴッド オブ ブラックフィールド【208話】の感想
猪突猛進タイプの恭弥とダエルは、さっさと周防をやっちまいましょう、って意見が根底にあります。
いっぽうの黒川は、内閣の人間だけあって、あくまでも冷静な対応を取ろうとします。
国民のため、日本という国のため、今は周防に手を出す時じゃない、と。
政府が手をこまねいていると思った恭弥は、「ガッカリです」とまで口にします。
でも、黒川がひどい拷問にも耐えた人物であることを思い出し、意見を変えます。
戦闘経験豊富な恭弥だからこそ、拷問の辛さは身に沁みているのでしょう。
周防との本格的なバトルは、もう少し先の話になりそうですね。
その後、姫野が恭弥に相談を持ちかけてきます。
学祭について、です。
国を動かすレベルの問題に直面しているだけあって、恭弥はちょっと拍子抜けします。
でも結局は、姫野がもってきた問題にも対応するのでしょう。
ちょっとした喧嘩くらいは、勃発しそうな予感がします。
恭弥のことだから、きっと拳で解決しちゃうんでしょうねw
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。