こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』235話のネタバレ感想を紹介していきます。
第234話のネタバレは、以下をどうぞ!

ゴッド オブ ブラックフィールド【235話】のネタバレ
心の中でエールを
鬼塚と姫野に背中を向け、恭弥は歩き出した。
心の中では、2人に対するエールを送っていた。
小林梓に実際に会って謝り、彼女が感じていた苦しみを受け止めろ。
そのうえで許しが得られた場合に、ようやく前に進めるんだからな、と。
勉強に励む美紅
校舎内は休み時間らしく、生徒たちがワイワイと楽しげにしていた。
恭弥が廊下を歩くなり、男子生徒は姿勢を正し、女子生徒は憧れの視線を向けてくる。
たどり着いた3年2組の教室では、美紅は机に向かって勉強していた。
恭弥が声をかけると、美紅は集中を切って話に応じた。
「なんでそこまで勉強するんだ? 学年1位だろ」
「キョウくんと同じ大学に行くためだよ」
そんな軽い会話をしてから、恭弥は学校を出た。
ラノックの身を守るために
家に帰って制服から着替えた恭弥は、車でラノックがいる場所へ向かった。
席について軽い会話をしたあと、ラノックに向けて画鋲を差し出す。
それを一眼見たラノックは、「発信機か」とポツリ。
「これを靴に刺しておいてください。大使がピンチのときに、オレが駆けつけて守ります」
でもラノックは、その提案は断った。
「ハハハ、他国の情報機関に位置を握られているのは、むしろ危険だよ」
そこまで気が回らなかったと恭弥は詫びて、画鋲を取り下げた。
でもラノックのほうから、恭弥のスマホでも受信機が使えるようにと提案してくれた。
その後、軽くヴァシリについて話した後、ラノックが念を押すように口にした。
「ユニコーンの任命については、ぜひ受けてくれたまえよ」
「そうすると、フランス帰化の話はなくなりますが」
その点は残念だが、フランスの味方でいてくれるほうがありがたい、というのがラノックの考えだった。
高校生を蔑む宮下
金曜日になり、恭弥はヴァシリが到着する空港に赴いた。
室長の宮下という男が、恭弥を出迎えてくれた。
現場を見ておきたい、と申し出る恭弥に、なんの問題もないし遠いから、という理由で渋い顔をする宮下。
それでもと恭弥が詰め寄ると、宮下はしぶしぶ動き出した。
でも、恭弥が扉を出る前に閉めたりして、かなり険悪な態度をとってくる。
恭弥はすぐに察した。
この男は高校生にいろいろ指図されるのが気に入らないのだな、と。
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ゴッド オブ ブラックフィールド【235話】の感想
235話は、次の展開に向けて動き始める、過渡期のような内容を描いた回でしたね。
鬼塚と姫野への対応は、恭弥の人間性をよく表していますね。
過去のいじめ加害者である2人に対して、厳しい姿勢で臨みながらも、心の中では「エール」を送るという、複雑な感情が描かれています。
単なる制裁ではなく、鬼塚たちが真摯に償いをして前に進めることを望んでいる、恭弥の深い思いが伝わってきます。
また、美紅との会話シーンでは、相変わらず目標に向かって邁進する健気な姿が描かれていました。
その他の生徒たちが、恭弥に向けて敬意や羨望の眼差しを向けてくる。
そんな中、美紅だけは自然に話している。
2人の関係性が伝わってくるシーンですね。
最後に登場した宮下室長とのやり取りは、これからの展開を予感させる伏線となっています。
高校生である恭弥を軽視する宮下の態度は、今後の緊張関係を予感させます。
宮下の存在は、恭弥が「高校生」としてではなく、一人の実力者として認められていくプロセスとして、ちょっとした障壁となりそうですね。
第236話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。