こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』254話のネタバレ感想を紹介していきます。
第253話のネタバレは、以下をどうぞ！
ゴッド オブ ブラックフィールド【254話】のネタバレ
就寝前の会話
いかにも軍隊らしい簡素なベッドがある部屋に案内された、恭弥たち。
それぞれ横になると、明日からの訓練について語り始めた。
隊員たちが訓練についてこれるかどうかは、実際にやってみないとわからない。
恭隊員たちの実力は、まだまだ恭弥が求めるレベルではないが、全然ダメというわけでもない。
とにかく実践経験が少なすぎるのだ。
だからこそ、実践経験を積ませる必要がある。
8割以上が犠牲になって、残った者たちがようやく本当の実力を身につける。
実際の戦場とは、そんな世界だ。
そんな会話を恭弥と京極がしていると、ダエルのいびきが聞こえてきた。
図太いだけあって、すでに眠りに落ちたらしい。
まずは基礎体力
恭弥とダエルは、隊員たちを引き連れる形で、木々の生い茂る山道を走っていた。
すでにかなりの距離を走っていたため、誰もが汗にまみれている。
まだ脱落者がいないため、ダエルは傭兵時代の洗礼を見せつけようと言い出した。
恭弥もダエルに賛同し、隊員たちを一気に引き離す。
宿舎の前で待っていた京極や西郷は、真っ先に帰ってきた恭弥とダエルを出迎えた。
あまりにも速いタイムだったため、西郷は恭弥とダエルが薬物でも使用したんじゃないかと疑うほどだった。
少し遅れてやってきたのは、安西・井川・宇野の3人。
それからかなり遅れて、隊員たちが帰ってきた。
ダエルはそっと、恭弥に耳打ちする。
「誰も脱落しないとは、意外っすね。外人部隊の新兵でも半分はついて来れないっすよ」
「新兵じゃねえからな」
とりあえず基礎体力はありそうだということで、恭弥も少し安堵するのだった。
実弾を使う
息を上げて、地面にへたり込む隊員たち。
成瀬もやはり、ゼエゼエと呼吸を荒くしていた。
そんな隊員たちに、恭弥は容赦なく呼びかける。
「誰が休んでいいと言った？ 立て」
恭弥は西郷に、銃、ヘルメット、防弾チョッキ、さらには実弾を用意するように告げた。
「実弾を、何に使うおつもりで？」
「敵を撃つ以外に何かありますか？」
訓練でそこまで…と渋い顔を見せる西郷だが、恭弥は引かない。
今から攻撃班と防衛班に別れて、実践形式で訓練する、と。
「攻撃する者は、ヘルメットと防弾チョッキ以外に狙ってはいけません」
射撃ミスで怪我をさせたら、撃った者は脱落。
怪我をした者も、脱落。
「この訓練への参加は強制ではありません。不参加でも、不利益はなしです」
西郷はやはり渋って反対してきた。
「いくらなんでも、非人道的です。ゴム弾ではどうでしょう？」
しかし恭弥は、実践ではゴム弾なんか飛んでこないんだからと、あくまでも実弾を要求する。
「俺が必要としてるのは、非人道的な訓練を乗り越えて、共に戦える仲間です」
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ゴッド オブ ブラックフィールド【254話】の感想
戦場の厳しさを突きつける訓練が、スタートしました。
敵に勝つため、そして生き残るための、本物の経験を積ませる訓練です。
普通の訓練とは違って、戦場を疑似体験するほどの、危険で過酷な訓練となるはずです。
ラストで恭弥が放った言葉には、重みがありましたね。
ゴム弾じゃなく実弾を使うという判断も、「甘さを許さない」という恭弥の覚悟の現れだと思います。
隊員たちにとっては、ここからが本当の地獄になりそうですね。
それでも脱落しない者がいるならば、そのときはかなりのレベルアップを遂げているはず。
軍の中で生きてきた隊員でさえも、今はまだ「戦場に出たことがない兵士」 でしかない。
この違いが、恭弥やダエルとの間にある決定的な差なんでしょうね。
この訓練を通して、隊員たちはどこまで成長するのか？
恭弥の求めるレベルに達する者がいるのか？
先の展開からも、目が離せませんね。
第255話のネタバレは、以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
