こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』286話のネタバレ感想を紹介していきます。
第285話のネタバレは、以下をどうぞ！
ゴッド オブ ブラックフィールド【286話】のネタバレ
高校生の顔
恭弥から急用と聞いたダエルは、深刻な顔になって、誰からの連絡かと尋ねたきた。
ラノックか、黒川か、京極や煉屋か、まさか総理から？
そういった重要な用じゃないと言う恭弥は、ちょっと気まずいような表情を浮かべていた。
「まさか、白井？」
図星だと知ったダエルは、ちょっとからかうような口調で続ける。
「彼女からっすか。そりゃ外せないっすよね」
「彼女じゃねえよ」
そんなふうに否定する恭弥だが、ダエルからの追及は続く。
「そんじゃ、どんな関係なんすか？ 姫野と同じ？」
「なわけねえだろ」
立ち上がっていきり立つ恭弥は、ちょっとした確認をいれる。
「んなことより、俺の顔、大丈夫か？」
戦いから戻ったばかりで、険しい表情をしてないか、ってことだ。
ダエルはニシシと笑いながら、心配ねえっす、と。
「白井の話になってすぐ、高校生の顔になってたっすよ」
私と？
喫茶店の奥の席で待っていた白井美紅は、すでにかき氷を注文していた。
恭弥が席につくなり、学校でのたあいない出来事について話し出す。
くったくなく笑う美紅を見て、恭弥はふと、自分まで気持ちが安らぐ感じを抱いていた。
ふと美紅から、「何考えてるの？」と聞かれ、恭弥は答える。
「どうすれば幸せになれるのかなって」
すると美紅は、「私と？」とさりげなく続けてきた。
直後には、頬を赤らめたりして。
ミシェルとは仕事の関係
店を出て、美紅を送った恭弥。
美紅はちょっと心配そうに、他の誰かと連絡してるのかと尋ねてきた。
「フランス人のお姉さんとか」
恭弥はきっぱり、仕事の関係だと言い切る。
「苦手なタイプだしな」
それを聞いて美紅はほっとし、対する恭弥はミシェルを思い浮かべて戦々恐々とする。
ミシェルが帰ってゆく姿を見送りながら、恭弥は思う。
自分は白井を好きなのか？
自分のような立場の人間が、人を好きになってもいいのか？
素晴らしいボジション
早朝トレーニング中、安西も恭弥を追うようにトレーニングしているのに気づいた。
恭弥は足を止め、安西にペットボトルを渡した。
自分も飲みならが、ちゃんと休んでいるのかと問いかけた。
「今休むと、もう戻って来れなくなりますので」
安西いわく、恭弥の近くにいられるというポジションは、他にも欲しがる奴らがわんさといるそう。
それだけ人気の地位なのだが、恭弥にしてみれば「理解できねえな」と言ったところだった。
ラノックが拉致された？
帰宅した恭弥が、調理中の母と話していると、いきなり嫌な予感が全身を走った。
と同時に、電話がなる。
無理に笑顔を作って母を安心させてから、自室にこもって受信した。
アンヌからで、「お父さんが拉致されたようなの」と。
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ゴッド オブ ブラックフィールド【286話】の感想
「高校生の顔になってる」なんてダエルにイジられてから、美紅との甘酸っぱい時間を過ごした恭弥。
カフェで美紅がさりげなく発した「私と？」の流れは、戦場を生き抜いてきた恭弥が見せる、束の間の青春って感じがしましたね。
ミシェルは仕事相手で苦手なタイプ、なんて言って美紅を安心させるシーンでは、ミシェルの恐ろしい表情も描いてあって、たじたじになってる恭弥の表情が見ものでしたw
恭弥が抱く、「自分のような立場の人間が、人を好きになってもいいのか」という葛藤は、切ないものがありましたね。
その後、安西との早朝トレーニングで、恭弥の側近というポジションがいかに高尚か再認識させられたり、お母さんとの何気ない日常が戻ってきたかに見えたりして、少しホッとするシーンが続いた矢先…
アンヌからの連絡で、ラノックが拉致されたと！
おそらく犯行におよんだのは、フランスを目の敵にする国のはず。
ロシアがその筆頭かな、と。
次回以降、ラノックを救出するような行動が描かれると思います。
事態を大きくすれば、ラノックの命に関わるかもしれませんので、速やかに少人数で行動するのかも？
敵を倒すという今までの戦いと違い、人を救出するという目的で戦うことになりそうです。
恭弥がどんな活躍を見せるのか、目が離せませんね。
第287話のネタバレは、以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
