こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』56話のネタバレ感想を紹介していきます。
第55話のネタバレは、以下をどうぞ!
https://geomanga.jp/god-of-blackfield_epi55_atab
ゴッド オブ ブラックフィールド【56話】のネタバレ
休戦
相手のボスは、恭弥たち7人を見てこう思っていた。
面倒なことになっちまった。全滅覚悟でいかねえと。しかし、そこまでする必要あるのか?
いっぽう、京極もまた、似たようなことを考えていた。
犠牲者は出ていないが、こっちもかなりの深傷を負ってる。ひとまず彼らの治療が先決だ!
相手を見ても、包囲網を維持しているだけで、積極的に仕掛けてはこない。
この戦いに懐疑心を抱いている証拠だ。
それなら、と京極が考えた瞬間、恭弥が前に出て相手を挑発した。
「ビビってんのか? それならこっちから行ってやる」
「待ってください」と京極が止めた。「私に任せてください」
そして京極は、相手のボスに呼びかけ、中国語で話し始めた。
何を話しているか、疑問に思う恭弥。
話が済むと、相手のボスは手下に何かを伝え、そのまま引き下がっていった。
京極はいう。
「ここまでにしようと話をつけました」
「なに勝手なことを」と不満をもらす恭弥。
京極は、自分の任務は恭弥たちの命を保護することであって、敵の壊滅ではないと説明した。
恭弥も須賀先生も限界が来てるし、そんな体で戦うのを警護責任者としては見過ごせない、と。
「体なら大丈夫。ここで決着をつけないと」と我を貫く恭弥。
京極はなおも説得を続ける。
死体を処理する時間もないのだから、このことが公になったら最低でも無期懲役になる、と。
「いいんです」と恭弥。「奴らさえ全滅させられるなら」
「いい加減にしろ」と京極は怒鳴った。
「ここで奴らを全滅させて終わるなら、私だってやる。しかしそうじゃないだろう」
すぐに冷静になった京極は、「すみません」と詫びてから意見を続けた。
「あなたが守るべき人はまだいる。つまりそれは、我々の任務も完了してないという意味です」
ついに恭弥も折れて、「わかりました」とつぶやいた。
相手のボスは、タバコをふかしながら、部下が亡骸を処理してゆくのを見ていた。
「まさかうちの連中を処理することになるとはな」と、日本語でつぶやくボス。
そこへ恭弥が近づくと、ボスは日本語で話しかけてきた。
「日本にお前みたいな強者がいるとはな。俺たちは引き上げるが、お前を狙う奴はまだまだいる。やられんなよ。それから、中国に来やがったらどうなるか分かってんな?」
「ほざけ」と恭弥。
ボスが部下を引き連れて去ると、恭弥は呼吸を荒くして、ダエルはふうと息を吐いた。
直後、恭弥はその場にばったりと倒れてしまう。
すぐに恭弥を負ぶった京極は、ダエルや警護人とともに山を駆け下りてゆく。
「西さん、しっかり。麓に救急車が来てます。それまで耐えてください」
恭弥の目には、薄らぼんやりとした映像が映っていた。
救急車や救急隊員の姿、そして、心配そうに涙を浮かべるダエル。
嫌な夢
自分の名前が呼ばれているのに気づき、目を開けると、そこはアフリカのジャングルだった。
「恭弥」と何度も呼びかけてくる声が聞こえる。
目の前の霧が晴れ、現れたのは母だった。
母は木にしばりつけられながらも、何度も「恭弥」と呼びかけている。
すぐに駆けつけようとする恭弥だが、左右からロープが飛んできて、手首を縛られてしまった。
ロープは後ろからも飛んできて、首や腰、足首も固定され、地面から動けない状況に陥った。
ふと見ると、母の背後には、赤黒い肌をした巨人の姿が!
巨人は剣を構え、母の真上から振り下ろそうとしている。
「やめてくれ」と叫ぶ恭弥。
「逃げて」と涙する母。
巨人が剣を振り下ろした瞬間…
治療
病室で目が覚めた恭弥は、氷室医師から注射を受けているところだった。
「もうちょっとで新鮮な臓器が手に入ったのに」と冗談をこぼす氷室。
すぐそばには京極もいて、恭弥の具合を氷室に尋ねた。
「大丈夫です。峠は越しましたので、必要なものがあればナースコールを押してください」
医師が去ると、恭弥は京極に、須賀先生のことを尋ねた。
「もうここにはいません」と京極は神妙な面持ちでそう言ってきた。
「それはどういう?」
ゴッド オブ ブラックフィールド【56話】の感想
味方が増えて7人になったところで、相手のボスと京極とが休戦の話し合いを始めます。
恭弥はまだまだ戦うつもりのようでしたが、京極に一喝されて引き下がるのでした。
するとすぐに倒れてしまったのですから、あのまま続けていたらすぐにでもやられてしまったことでしょう。
京極のファインプレーですね。
病院のベッドで目を覚ました恭弥は、京極の不安げな様子に直面します。
須賀先生はもうここにはいない、という意味の真意とは?
第57話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。