こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』75話のネタバレ感想を紹介していきます。
第74話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【75話】のネタバレ
手腕
薫と麗香に向けて、「出てけ」と言い放つ恭弥。
足を組んで椅子に腰掛ける恭弥を、立って見下ろす薫。
わなわなと体全体を震わせ、眉間にシワを寄せて、心の中が煮えくりかえっている様子だ。
対する恭弥は、冷静そのもの。
くるっと踵を返し、薫は去った。
ドアを激しく閉めて、怒りを現しながら。
まだ残っている麗香に対しても、恭弥は「出てけ」と言い放った。
麗香もまた、ドアを思い切り開け閉めして、怒りを表現した。
用事が済んだと見るや、恭弥はさっと立ち上がって、そのまま場を後にする。
階段を降りていると、ミシェルが追ってきた。
「まだ何かあんのか?」と恭弥。
「よかったら、夕食、一緒にどう?」
でも恭弥は例によって、「また今度な」と素っ気ない態度。
去ろうとする恭弥に、ミシェルは尋ねる。
「会社経営したこと、あるの?」
「ねえよ」とだけ言い残して、恭弥は去った。
その背中を見送りながら、ミシェルは呟く。
「なんてセクシーなの」
恭弥の手腕に、感動した様子だ。
シャフランからの電話
帰宅した恭弥は、母の出迎えを受け、まずは風呂に入った。
その後、自室のベッドに横になると、今日の出来事が頭の中に蘇った。
放課後、京極が連れてきた護衛人たち相手に、軽く手合わせしてやったこと。
芸能事務所では、薫と一悶着を起こし、やや強引な手腕ですべてを丸くおさめたこと。
ちょっと疲れたと思いながら、一眠りしようとすると、スマホが振動した。
すべて0の番号からだ。
明らかに怪しいため、恭弥はすぐに直感した。
シャフラン!
「ラノックの動きは、把握できそうか?」と、シャフランが尋ねてきた。
「近いうちに野球場を訪れるそうだ」
時間と場所を聞いてきたシャフランに、恭弥は先に金を要求した。
会話をしながら、お互いに腹のさぐり合いをする恭弥とシャフラン。
「忘れたのか? 大事な人の命は、お前次第だ」と脅しをかけてくるシャフラン。
「ヨーロッパの勢力図が変わるんなら、20億なんて安いもんだろ?」と恭弥。
ラノックの動きについて、正確な日時を知りたいシャフランに対し、恭弥は先に送金するよう言い含める。
「月曜までに送金しろ。無理なら、この取引はなしだ」
シャフランもついに折れ、手配することを約束した。
最後に恭弥は、こう言って脅しつけた。
「オマエもオレの目の届く範囲にいる。忘れんな」
電話が切れた直後、シャフランは怒りでスマホを叩きつけようとした。
しかし、左の脇腹が痛み、思いとどまった。
そしてシャフランは、決意を新たにする。
必ず、恭弥を自分の手で仕留めると。
家族で夕食
両親と食事していると、またしてもスマホが鳴った。
シャフランからと思いきや、白井美紅からだった。
明日、海に行く約束をしていたことについてのメッセージだ。
10時にな、と伝えると、母が「誰から?」と聞いてきた。
学年トップの女子からだと知り、母は「その子といい関係なのかな?」と思った様子。
直後には、ダエルから電話がきた。
恭弥の家の近くにいるから、出てきてくれ、とのこと。
ちょうど食べ終わったので、恭弥は両親に伝えて外に出た。
ダエルの直感
街頭下のベンチに腰掛けているダエル、その横に、恭弥も座った。
なんでもダエルは、隣のマンションに引っ越す予定だと言う。
妻の願いを叶えるのだそうだ。
その下見に来たついでに、恭弥と話そうと思っただけらしい。
恭弥は、会社での出来事をダエルに話した。
薫ともめたことなど。
タバコを吸いながら、ダエルは呟く。
「悪い予感がしますね。薫って女は、只者じゃない気がするんすよ」
ゴッド オブ ブラックフィールド【75話】の感想
かなり強引なやり方ながら、社長としての手腕を発揮した恭弥。
ミシェルの目には、とても男らしく見えたようです。
ミシェルにとって恭弥は、また1つ株が上がったようですね。
帰宅後には、シャフランからの電話がありました。
腹の探り合いの末、恭弥は主導権を握ったようです。
バトルだけじゃなく、言葉のやり取りもまた見事なんですよね。
最後にはダエルと話します。
ダエルはどうやら、薫をかなりヤバイ女と思っている様子。
ダエルの直感はけっこう当たるので、薫は何かよからぬことをしでかすかも…?
第76話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は 23時間ごとに1話ずつ読めます。