こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』82話のネタバレ感想を紹介していきます。
第81話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【82話】のネタバレ
シャフランは川崎に?
ラノックが電話で、シャフランは川崎にいることを告げてきた。
使われていない工場施設が一部放置されていて、そのどこかに潜んで療養しているという。
現在はラノックの部下が追跡しているため、そのうち良い知らせが入るだろう、とのこと。
ラノックは続ける。
「フランス情報総局からは、まだ職員が増員されていない。シャフランと戦うことになれば、今の要員だけでは手に負えないだろう」
そこでラノックは、恭弥に助力を頼んできた。
「もちろん力になります」と恭弥。
通話を終えた恭弥は、すぐに京極に電話を入れた。
「今から会えますか?」と。
車内で作戦を練る
京極が来るまで迎えに来てくれて、助手席に座った恭弥。
外国車のため、左ハンドルだ。
まずはダエルのいる学校に向かうことにする。
京極は、今訓練中の部下を連れて行く案を申し出てくれるが、恭弥は断った。
まだ実力が伴わない部下では、危険だからと。
「岩田さんくらいの実力がないと、むしろ足手まといです」
京極いわく、岩田は別案件に出ているため合流はできないとのこと。
つまり動けるのは、恭弥、ダエル、京極の3人だ。
「劉珉邦は任せてもいいんですよね?」と尋ねると、京極は少し刺々しい口調を発する。
「劉にやられた部下たちのナイフを持ってきた。それでやつの首を掻き切って、部下たちの墓に手向けてやる」
「そうしてやりましょう」と言ったあと、恭弥はちょっと心配を口にする。
「須賀先生はまだ、コンディションが万全じゃない(戦場の感覚は戻っていない)。社長だって、昔ほど動けるとは言い切れないでしょう」と。
京極もその点は認めた上で、今までにないくらい表情を怒らせて言い放った。
「それでも、首斬り屋は私の手で始末する」
それが叶うなら、私はどうなってもかまわない、とまで。
恭弥は心で思った。
社長を死なせはしませんよ。
ダエルと合流
運動部部室で、ダエルと合流した2人。
恭弥から、シャフランの居場所が分かったと告げると、ダエルの表情が怒りに満ち溢れた。
そして恭弥は、これまでの経緯をカンタンに伝えた。
神奈川県の川崎にいるが、まだ正確な場所までは掴めていない。
でももうすぐラノックから連絡が入るだろう、と。
「川崎に(フランスの)要員がいるらしい。オレら2人でやるぞ」
2人と聞いた京極は、自分が入ってないことを疑問に思い、尋ねてきた。
「劉珉邦は川崎にいませんからね」と恭弥は答える。
シャフランが追い詰められたら、劉珉邦に連絡がいくはず。
そして劉珉邦が動いたところを、京極が攻撃する、という算段だ。
京極は納得し、すぐに行動を起こすことにした。
神代からの電話
車で移動中の3人。
京極が運転し、恭弥が助手席、ダエルが後部座席に座っている。
と、恭弥の電話に神代からの電話が入った。
新田宗次郎の息子の腕を折ったのかと聞かれ、恭弥は答える。
「ガキの腕を折りはした」
「てめぇもガキだろ」と神代。
神代いわく、新田宗次郎はわざと恭弥に息子を襲わせて、それをきっかけに神代の組を潰そうとしているそうだ。
やられたからやりかえす、という大義名分を作ったのだ。
「腕を折ったのはオレだ。なのになんでお前を?」と恭弥は尋ねる。
「いろいろあんだよ」と神代。「お前も狙われるだろうから、気をつけろ」
電話を終えると、京極は新田宗次郎について尋ねてきた。
一悶着あったと答えた恭弥に、京極は言う。
「新田宗次郎はかなり危険な相手だ」と。
「シャフランや劉珉邦より?」と尋ねた恭弥に、京極は続ける。
「真っ向から戦えば君の圧勝だろう。だが奴は、卑劣なことで有名だ。予想外の攻撃をされたら、君でも敵わない」
戒めを受けた恭弥は、素直に忠告を受け入れた。
もしかしたら、罠?
戦いの前に、腹ごしらえに向かう3人。
適当に店を選んで、食事にありつく。
京極が食べようとすると、恭弥は表情を引き締めて自分の考えを述べ始めた。
ついさっき新田組と戦ったが、あまりにも弱すぎて手応えがなかった。
だけど、神代を潰すための大義名分作りだと判明した。
しかも、息子の腕まで犠牲にしている。
なにか腑に落ちない…
「同じように考えると、川崎の件も罠だと考えられませんか?」
ゴッド オブ ブラックフィールド【82話】の感想
これまでの京極は、あまり感情に動かされない印象がありました。
でも今話では、劉珉邦への怒りを表情で表現していました。
怒りに満ち溢れた顔には、京極の胸の内がありありと表れていましたね。
恭弥たちがシャフラン対策を進めている間に、神代のほうも戦いを始めようとしていたようです。
新田宗次郎なる敵が、神代を潰そうとしていたんですね。
強さ的にはシャフランほどではないものの、とにかく卑劣極まりない手を使ってくる相手のようです。
2つの巨大な敵を前にして、恭弥はなにか気づいた様子。
真っ向勝負ではなく、腹の探り合いがスタートする予感がします。
どちらが相手の裏をかけるか、バトルの駆け引きが見どころになりそうです。
第83話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は 23時間ごとに1話ずつ読めます。