こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『ギルティサークル』154話のネタバレ感想を紹介していきます。
第153話のネタバレは、以下をどうぞ!
ギルティサークル【154話】『刻む』のネタバレ
機転をきかせる星見
電話越しに梶原の声を聞き、怖気付く尾崎。
トイレの外で、カツカツと足音が近づいてくる。
尾崎は、生きた心地がしないような表情で、ドアのすぐ向こう側に梶原が立っているのを感じ取っていた。
実際、ドアが回されたが、鍵がかかっていて開かなかった。
やばい、殺される…
「尾崎、開けろ」と、低い声を発する梶原。
すると星見が、何やら閃いたらしく、「指を口に入れて」と言った。
星見が鍵を開け、梶原が入ってくる。
そこには、便器に向かって激しく嘔吐する尾崎の姿があった。
その背中をさすりながら、「大丈夫?」と声をかける星見。
梶原がやってきたことで、星見はバトンタッチを願い出た。
「お仲間なんでしょ」と言い残して。
梶原は、「飲みすぎだ」と呆れ口調。
しかし、その口元には、含みのあるような笑みが浮かんでいた。
お仕置きを見せつける
翌日。
PUB22という店にやってきた、尾崎。
すでに梶原は、ある見せ物をスタンバイしていた。
パンツ一丁になった岩倉という男が、椅子にロープで縛り付けられていたのだ。
必死になって梶原に詫びを入れる岩倉。
梶原は、経緯を説明した。
岩倉は、売り物の女に入れ込み、逃がそうとしたそうだ。
梶原はにんまりしながら、タトゥーマシン(電動の彫刻刀のようなもの)を取り出してきた。
「しっかり刻まねえとな、お前自身にな」
「待ってください」と、懇願する岩倉だが、梶原は止まらない。
岩倉の目元にマシンを近づけていく。
「ぎゃああああああああ」
岩倉は、両目の周りに刻みを入れ込まれてしまった。
まるで、パンダのように。
そして梶原は、尾崎に向かって脅すような口調を発した。
「俺の女に手を出したら、このくらいじゃ済まねえぞ」
恐怖に凍りつく、尾崎。
尾崎からの連絡
マンションの一室にいた星見は、スマホに届いたメッセージに目を向けた。
尾崎から、情報があるから会えるか、という文言だった。
ギルティサークル【154話】『刻む』の感想
梶原が迫ってきたことで、尾崎の恐怖感はマックスに達します。
星見をものにするという本能と、梶原を裏切ったらヤバイという恐怖心では、どうやら後者のほうが強く根付いているみたいですね。
見つかったらヤバイのは、星見も同じです。
そこで星見は、起点を聴かせて誤魔化してみせました。
とりあえずその場は誤魔化せかのように見えましたが、梶原はすべてを悟ったような笑みを浮かべます。
その後、梶原は尾崎に、あるお仕置きシーンを見せつけるのでした。
尾崎はもう、冷や汗を浮かべるばかり。
梶原を裏切ったらどうなるか、今まで以上に思い知ったことでしょう。
さて次回は、尾崎が星見に情報をくれる、という展開が描かれそうです。
今話で、梶原に対する恐怖心がさらに増したはずの尾崎ですが、どんな情報を手に入れたのでしょうか?
梶原とグルになっているのか、それとも、梶原を裏切ってでも星見と取引する道を選ぶのか?
第155話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。