こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『ギルティサークル』163話のネタバレ感想を紹介していきます。
第162話のネタバレは、以下をどうぞ！
ギルティサークル【163話】『星見の傀儡』のネタバレ
沙織の提案
知り合いに、カードを偽造できる人がいる、という沙織。
ただし、と沙織は付け加えた。
「見た目だけよ。実際にロック解除まではできないと思う」
その話を聞いた星見は、活路を見出したように話を進めた。
「偽造したカードを、本物とすり替えればいい」
おそらくカードは、梶原の財布の中に入っている。
その役を任せるのは…
「尾崎に頼んでみましょう」
その名前を聞いて、沢屋は不安に思うのだった。
葛藤する尾崎
バーで、星見からのメールを読む、尾崎。
バレたらどうなると思ってやがる、と思いながらも、性欲が勝って決断する。
あの女とヤるためだ…
それに、この前の動画を梶原さんに見せられてもヤベえ…
そのうちに梶原が姿を見せ、ビリヤードしている仲間たちに参加し始めた。
そこへ尾崎がそそくさと近づき、梶原が脱いだジャケットをハンガーにかけてくると申し出た。
梶原からジャケットを受けとった尾崎は、心臓を高鳴らせながらも、そっと財布を抜き取る。
そのままジャケットをハンガーにかけ、梶原に目を配った。
ビリヤードを始めていた梶原にバレている様子はない。
ホッとするのも束の間、尾崎はトイレへ。
梶原はすべてお見通し？
個室にこもった尾崎は、すぐに梶原の財布を開き、カードキーを探した。
「ROOM CARD」というシンプルなデザインのカードを見つけ、その写真をスマホに収める。
さっさとジャケットに戻すため、トイレから出ようとした。
ドアを開いた瞬間…
目の前に立っていたのは、梶原だった。
恐怖で表情が引き攣る、尾崎。
「またトイレかよ」と、梶原。
「お前、何か隠してるよな？」
尾崎は、右手に梶原の財布を握っていて、それを背中側に隠している。
ドキドキしながらも、「そんなことないっすよ」と弱々しく答えた。
梶原は「まあいい」と言って、トイレに踏み込んだ。
なんとかごまかせたかと思った尾崎の表情が緩む。
しかし梶原は、ふいに尾崎の右手を掴むのだった。
ギルティサークル【163話】『星見の傀儡』の感想
姉を救うために奔走する星見と、星見を助けようとする沙織たち。
武田からの情報を得て、具体的な救出計画が動き始めたことで、ストーリーは新たな局面に入っきましたね。
秘密の部屋に入るには、カードキーが必要。
本物を手に入れるために、まずは偽物を作って、すり替えようという作戦です。
写真が必要ということで、その役を尾崎に任せることにします。
危険を感じながらも、尾崎はその役を実行に移すのでした。
尾崎のプレッシャーが描かれた終盤のシーンは、ドキドキですね。
梶原の財布からカードキーを撮影するという危険な任務を遂行しながら、内心では恐怖と葛藤に苛まれる様子が生々しく描かれています。
そして、最後の場面。
トイレから出た尾崎の前に立ちはだかる梶原の姿は、緊張感を高めます。
「また、トイレかよ」という何気ない言葉の裏に潜む不気味さ…
そして突然尾崎の手を掴むラストシーンは、まさに息を呑む展開でした。
梶原がすべてを見透かしているのか、それとも単なる偶然なのか？
この緊張感あふれる終わり方は、次回への期待を大きく膨らませますね。
星見たちの計画は成功するのか、それとも梶原の手の内に落ちてしまうのか？
登場人物それぞれの思惑と感情が複雑に絡み合い、サスペンス要素も効果的に織り込まれた秀逸な展開だったと思います。
第164話のネタバレは、以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
