今回は、コミックシーモアの先行配信作品『拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます』の8話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
『拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます』を試し読みするなら、最新話までいち早く楽しめるコミックシーモアがおすすめです！
＼シーモアで1話丸ごと無料試し読み／
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます【8話】ネタバレ
戦争のきっかけ
隣国であるナリス王国は、ヤハウェルバ王国との戦争が10年も続いている。
戦争のきっかけは、和平のためナリス王国に嫁いできた皇女が、病で亡くなったこと。
皇女はナリス王国で毒殺されたと言われているが、本当の原因はタガリット病だった。
タガリット病は飲み水や食べ物から感染し、王都から町へと広がっていく。
ナリス王国で広がったタガリット病だが、ヤハウェルバ王国では広がっていない風土病だ。
そのためヤハウェルバ王国側は、ナリス王国に皇女が毒殺されたと思ったのだ。
盗賊の正体とは
タガリット病と、穀物の横領が結びつかない義父は、頭をかしげる。
ここ数年の穀物が消える量は異常な上に、行き先が隣国だと聞いて、バイレッタは不思議に思っていた。
ナリス王国民は病気の流行によって、自国の穀物を信じられなくなる。
しかし国はタガリット病を隠すために、自国の穀物を国民に強りに食べさせて、死者をだしてきた。
いま牢に入っている襲撃犯たちは、病で家族を失った者たち。
「国のやり方に耐えられず、他国から穀物を買おうと流れてきました」
盗賊を指揮していたゲイルは言った。
これが、盗賊の正体だったのだ。
バイレッタの取引
バイレッタがタガリット病を知っていたのは、商会の縁者がいるためだった。
商会の会頭であるバイレッタの叔父は、以前からナリス王国を支援していた。
商会は病を弱毒化する食べ物を持ち込んでいたので、いずれ病は落ち着きを見せる。
「これで民が救われます」
ゲイルは涙を流し、感謝の言葉を述べた。
次にバイレッタは、隣国から流れてきた者を雇いたいと取引を持ちかける。
新たな水路を築くために、人手が必要だからだ。
バイレッタからの取引の提案に、ゲイルは嬉しそうな表情を見せた。
妻の本当の姿
バイレッタが下がると、アナルドは考え事を始めた。
義父はバイレッタを凄い嫁だと褒めている。
バードゥだけでなく、領主館の使用人たちとも打ち解けているバイレッタ。
ゲイルもまた、バイレッタを「聖母神のようだ」と褒めちぎっている。
すごい女を妻にしながらも、初手をミスしたとアナルドは気がついた。
毒婦という噂を信じてしまった過ちを、後悔したのである。
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます【8巻】感想
穀物の横流しには、やむにやまれぬ事情がありました。
民が救われるとゲイルが涙を流す場面には、うるっとしてしまいます。
そしてバイレッタが商売人なのは、叔父に似ているからなのかなと思いました。
叔父の商会という大きなツテがあるので、情報が入ってくるのでしょう。
美しい見た目と聡明さ、それに商売人として手腕があるなんて、凄い女性です。
今回の件で、アナルドはバイレッタをすっかり見直していました。
義父との怪しい関係も噂だったと、ようやくわかったようです。
だからこそ身勝手な初夜を迫ったことを、後悔しているようでした。
今からでも素直になれば、バイレッタとの関係も良くなるのではないでしょうか！
『拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます』を試し読みするなら、最新話までいち早く楽しめるコミックシーモアがおすすめですよ！
＼シーモアで1話丸ごと無料試し読み／
9話のネタバレは、以下をどうぞ！
ネタバレまとめ(全話)は、以下をどうぞ！
