こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『GANMA!』のオリジナル作品『カルカラレルカ SR-H CATASTROPHE』10話のネタバレ感想を紹介します。
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カルカラレルカ【10話】『大森林の主②』ネタバレ
デニモール族により襲われた村
モレク達の村…
その正体とは、村民を育て、食料とすることを目的とされた、家畜の村だった。
デニモール族によって、大人のモレク達は食べごろとみなされ、皆殺しにされ、捕らわれ、食べられてしまったが、
子どものモレク達はまだ食べごろではないとし、収穫されず生かされていることを、ウォリムはダイチに伝える。
デニモール族とは『西の主』とよばれる者たちであり、いわゆる下っ端だとウォリムは言葉を続けた。
ダイチは冷静に怒りながら、西の主の居場所をウォリムに問いかける。
「深淵層のどこかにいるということしかわからない」とウォリムが言いかけると、ダイチはものすごい勢いで走り去っていくのだった。
そしてウォリムは、かつて西の主にボロボロに打ちのめされた過去を思い出す。
西の主には絶対適わない…と。
深淵層とだけウォリムから聞いたダイチは、とにかく下だと考え、ひたすらに下、地の底へと向かってゆく。
いくつかのけわしい崖を身軽に飛び降りていくと、捕らえた人たちを檻の中に閉じ込め、輸送するデニモール族の姿が見えた。
すぐにデニモール族を倒し、檻の中を確認するダイチ。
しかしそこにいたのは、クダンス達ではなかった。
ダイチがその人達を解放すると、彼らから案内されたほうへと向かう。
その先には暗い地の底とは思えぬような、明かりが灯り、活気に溢れる、岩を堀り作られた城下町のような世界が広がっていた。
城下町でダイチが目にしたものとは?
町の中へとダイチが進んでいくと、異様な光景が目の前に広がった。
捕らえられ、値段をつけられて売られる人たち。
首を落とされ、加工されて食品として売られる人たち。
縄にしばられ、どこかへと運ばれていく人たち。
ショックを受けるダイチは、他者よりも弱く生まれただけで虐げられる森のルールや自然の摂理に対し、こんなものを認めてたまるかと感情を昂らせる。
「こんなもの全部、ぶち壊してやる」
そして自分の能力である『図々しい模倣 シェイムレスミミクリー』を発動させるのだった。
『西の主』登場
大きすぎる手によって、とても小さく見えるフォークとナイフを器用に使い、できたての肉料理を食べる男。
ダイチが探している『西の主』ことジェリーレオウだ。
口に運んだ肉料理を何度か咀嚼したあと、『硬い』と言い放ち、口に入れた肉料理を吐き捨てる。
「子牛の肉を使え」
と声を荒げながら、まだ残っている肉料理をテーブルの上から投げ捨てるのだった。
「それでは育てる分がなくなってしまいます」と、料理人達は困りながらジェリーレオウに進言する。
「何か言ったか?」とジェリーレオウ。
威圧された料理人達は、「すぐに調理してきます」と焦りながら出て行った。
この森は自分の森なのだから、食材、つまり弱い人たちは全て自分のためのものだとジェリーレオウは語る。
そこに警備兵が駆けつけ、ディライブの侵入者が現れたことを報告した。
おそらくディライブとはダイチのことだろう。
ジェリーレオウは自分の森に入ったのであれば食材だとし、すぐ捕らえて調理しろと命令をくだすのだった。
カルカラレルカ【10話】『大森林の主②』感想
正義感に溢れるダイチは、地底の世界で見た光景に驚きます。
弱き者が、強き者に、文字通り食べられる世界!
ジェリーレオウは、そんな世界を牛耳る悪の親玉です。
目が4つあり、ヒゲを伸ばしたその姿に、調理人たちは恐れおののくばかり。
ジェリーレオウに対し、ダイチがどんな解決策を講じるのか、この先の展開にもワクワクしてきますね。
とにかくストーリーが秀逸な作品で、さくさくと読み進めるのがこの作品の特徴になってます。
ダイチのキャラクター性も、主人公としてとっても魅力的に描かれてます。
一度読めばハマること請け合いの作品なので、ぜひ一度『カルカラレルカ』の魅力に触れてみてくださいね。
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