今回は、今井大輔先生の人気作品『恋と地獄』の1話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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恋と地獄【1話】ネタバレ
妻子持ち男性との不倫
27歳の派遣社員『雨野リノ』は、妻子持ちの『東山ハルオ(32歳)』と不倫していた。
ハルオは、若くして企画部主任を務めるほどの出世頭。
ある日、ハルオに声をかけられたリノは浮かれてしまい、不倫を始めてしまう。
最初のころは、ハルオも調子が良かった。
「もっと一緒にいたい」と言ってくれた。
でも最近じゃ…
リノとのりまきの関係
リノは、セフレの『のりまき』宅を訪れていた。
デスクで作業中ののりまきは、ふと、こんな質問を投げかけてきた。
「リノって、セフレ何人いんの？」
「…5人かな？」
のりまきはさらに「好きな人とはどんな感じ？」と聞いてくる。
その人はいつか離婚して、リノと結婚する気あるの？と。
「…99%、ないかな」
都合の良い女
のりまき宅から自宅に戻ったリノ。
飲みすぎてトイレで吐いていると、スマホがなった。
ハルオからだ。
「これから行っていい？」
嬉しくて、つい頬が緩むリノ。
でも、自分が都合のいい女になっていることもわかっていた。
ハルオが現れるなり、唇を重ねる。
「好き」があふれ出す。
コトが終わり、服を着たハルオは、帰りがけにさりげなく言い残していった。
「俺ら、これで終わりね。そろそろいい人見つけな」
恋と地獄【1話】感想
仕事のできる男『ハルオ』に誘われ、不倫関係を続けていたリノ。
セフレは5人もいるけど、その中でも好きなのはハルオだけのようです。
のりまきとも、体の関係を続けるのみ。
実際、のりまきはちょっとリノに気があるようで、「付き合ってみない？」とさりげなく交際を申し込んでいました。
でもリノは、かる〜く、Noを出すんですね。
心はハルオのもの、だから誰かの女にはならない、といったところでしょうか。
だけど気持ちのどこかで、自分がハルオと結婚することはないであろうことも、わかっているようです。
それでも、期待というか、希望というか、ささやかな可能性を信じて不倫しているんですね。
たった1%の、かすかな可能性を信じて。
そんなおり、ハルオから突然、別れのセリフが飛び出します。
ベッドの中で呆然とたたずむリオの表情…
対してハルオは、さばさばした様子で去っていく。
去り際のセリフもまた、リノの気持ちに無頓着で…
終わりを告げるハルオの表情がまた、小憎らしいほど爽やかなのです。
リノに対し、なんの感情も持っていないのが伝わってくるといいますか。
リノを、ただ性の吐口にしか思っていないんだろうなと、その表情が物語っているのです。
（この辺りは文章では伝わらないので、やはり絵で見てみてくださいね。）
表向きは仕事ができる好青年を装っていますが、裏では腐れ外道というしかないような卑劣漢！
こんな男にゃ、天罰が降ればいい！
と思って読んでいる方も多いことでしょうw
リノとハルオに、どんな展開が待っているのか？
次の話もぜひチェックしてみてくださいね。
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