人気漫画『SPY×FAMILY』の主人公『黄昏(ロイド)』は、強さと優しさを兼ね備えた、女性に人気のキャラですよね。
黄昏(ロイド)の名言は、スパイとしての格言みたいなものも多くあり、読者の心に響いてくるんですよね。
この記事では、ロイドの名言・名セリフを、画像付きでピックアップしてみました。
ロイドがどんなキャラクター性を持っているのか、多くの名言から楽しむことができますよ!
【SPY×FAMILY】黄昏(ロイド)の名言&名セリフ集
子どもが泣かない世界 それを作りたくてオレはスパイになったんだ
誕生日を大好きなSPY×FAMILYを読みながら迎えることにした💛
子どもが泣かない世界!
早くコロナウイルスが終息しますように!#SPY_FAMILY#遠藤達哉#手塚治虫文化賞マンガ大賞最終候補ノミネートおめでとうございます💮 pic.twitter.com/DlXppX19kq— みれい (@twilight3187) February 29, 2020
アーニャが何者かに誘拐されてすぐに、ロイドが単身でアジトへ乗り込み、助けたときの名言です。
留守の間、アーニャはロイドの通信機をいじり、敵に盗聴されてしまいます。
発信源を辿られ、アーニャは攫われました。
不穏な気配を感じたロイドは、得意の変装術で敵の下っ端とすり替わり、アーニャを助け出してみせます。
アーニャは、その見知らぬ男が変装した父と気付き、安心するあまり泣き出しました。
ロイドはその姿に苛立ちを覚えますが、同時に気付きます。
自分がなんのためにスパイになったのかを。
彼は、幼少期に戦争で家族を失った孤児でした。
子供が生きていくには厳しく、泣くことしかできない無力感と孤独感。
アーニャが泣く姿を、過去の自分と無意識に重ねていたのです。
誰よりも平和を願い、実現させるため、ロイドはスパイという道を進みます。
未来を担う子供たちには、幸せに生きて欲しい。
そんな願いが込められた名言ですね。
何かのために過酷な仕事に耐え続けることは、普通(なみ)の覚悟では務まりません。誇るべきことです
『誰かのために 何かのために過酷な仕事に耐え続けることはなみの覚悟では務まりません 誇るべきことです』 pic.twitter.com/U8te8HUrtc
— 黒塊@最強逆鱗の志士 (@nananya_ikigai) May 22, 2020
居心地の悪い空間にいたヨルを、ロイドが救った際の名言です。
同僚に誘われたパーティへ、パートナーを連れて行く約束をしたヨル。
恋人役のロイドが任務のため、時間に遅れてしまいます。
家族連れやカップルで盛り上がる中、ヨルは一人でロイドを待ちましたが、同僚から「まだ居るよ」と陰口を叩かれます。
立ち去ろうとした瞬間、ロイドが現れます。
「ヨルの夫のロイド・フォージャーです」と宣言するのです。
ヨルは、幼い頃から働いて、弟を育ててきました。
どんな仕事であろうと、辛いことはあります。
命懸けの仕事をしている訳ですから、相当の覚悟が必要です。
自分を認めてくれるこの言葉には、ヨルも救われたことでしょう。
共に助け合おう
爆風の中、ロイドがヨルにプロポーズする際の名言です。
同僚のパーティから抜けると、ロイドを追ってきた残党が襲ってきました。
容赦無く攻撃が降り注ぎ、ヨルは持ち前の身体能力で敵を吹き飛ばします。
逃げ惑う中、ヨルは「結婚しませんか?」と提案します。
思いもよらぬチャンスに、ロイドはダイヤモンドの指輪ではなく、そっと手榴弾のピンを抜き、ヨルの薬指にはめて偽装結婚の約束を取り付けました。
その背後では、炸裂した手榴弾の爆風で敵を撃退。
プロポーズというロマンチックな状況のはずなのに、後ろで爆発している場面は、漫画史に残るほど印象的ですよね。
我慢だ黄昏
黄昏が理性で抑えるけれど、身体が勝手に動いているシーンの名言です。
入学試験をなんとか乗り越え、三者面接まで漕ぎ着けました。
アーニャが的外れな回答をしながらも、少しずつ進みます。
普段は僕が料理します、とヨルをフォローするロイド。
面接官の1人に、スワン寮長がいました。
仲の良い家庭を妬み、嫌味を言う、先代校長の息子です。
スワンは、「うっそ、飯作らない嫁とか存在するの?」と全女性を敵に回すような発言をします。
また、アーニャはスワンから、両親に点数を付けるとしたら、と尋ねられます。
「100てんまんてんです」と言うアーニャ に対し、「今のママと前のママどっちが高得点だ?」と答えを強要。
本当の親を思い出したのか、アーニャは泣き出します。
ヨルも立ち上がり、一触即発の空気。
ロイドは心の中で、「しょせんまがい物の家族だ」と自分に言い聞かせます。
しかし、意志に反して手を振りかぶっていました。
誰だって、大切に思っている人を侮辱されると抗議したくなりますよね。
まがい物の家族と言い聞かせている理性が『黄昏』とするならば、勝手に動いてしまった本能は『ロイド』なのかもしれませんね。
演じてばかりでは疲れてしまうこともありますからね
ロイドが、自信を無くしたヨルに対して放った言葉です。
料理が出来ず、自分が理想の母親になれているのか、不安になったヨル。
理想を追い求めすぎて自分を見失っては、今までできたことも上手くいかなくなる、とロイドは言います。
実際に父親を『演じて』いるロイドが言うと、説得力がありますね。
親としてのあり方に不安を抱き、お互いに励まし合う姿は、まるで本当の夫婦のよう。
願わくば、このまま本当の家族になってほしいですね。
テロを未然に防いだ時のような、誇らしい気分だ
人命救助したアーニャを、誇らしく思うロイド。
優秀な功績を収めた者に送られる星(ステラ)。
それを8つ集めた生徒は、『皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)』として認められます。
ターゲットに近づくために、親子ボランティアに手を付けたロイド。
残念ながらアーニャは不器用、飽き性でした。
諦めかけて帰宅する手前、助けを求める心の声を聞いたアーニャ。
慌ててアーニャは、リハビリ用プールに入り込み、声の主を探します。
足を骨折した少年が、足を滑らせて溺れていたのです。
飛び込む音もなく、周囲の大人は気付いていませんでした。
アーニャが飛び込んだものの、泳げません。
そこに駆けつけてきたロイドが、2人を助け出します。
この人命救助により、アーニャは初めて星(ステラ)を一つ獲得しました。
苦手なことが多くても、何か一つでも秀でていれば、人は変われる。
それを読者に教えてくれる名シーンですね。
戦争はもううんざりだ
初めまして、こんばんは❁⃘
検索からリプ失礼致します。当方画像の物のアーニャ2枚を所持しているのですが、ロイド(戦争はもううんざりだ)/フランキーと2:2での交換は可能でしょうか??ご検討の程宜しくお願い致します。ロイド☆ pic.twitter.com/xcYaGmtmlO— みっしー (@missiy1702) April 17, 2021
戦争の火蓋を切りかねない、爆破計画を進める学生グループの首謀者を、止めに行く際の名言です。
東国の大学生達が、爆弾を使って西国のブランツ外相を暗殺しようと企みます。
敵の人間性を否定し続け、戦争の悲惨さを経験していない、排他的な若者グループでした。
戦争の悲惨さを知っているロイドにとって、見過ごせないことです。
訓練した犬に爆弾を取り付けて襲わせるという、極悪非道なやり方も、ロイドの気持ちに火をつけます。
戦いの際には強さを発揮するロイドですが、心では戦いのない世界を望んでいることがわかる、とても印象的な名言です。
【SPY×FAMILY】黄昏(ロイド)の名言&名セリフ集!画像&解説あり!:まとめ
こうして名言を集めてみると、ロイドの本音がいろいろと分かりますよね。
そつなく任務をこなす完璧超人のロイドですが、アーニャに振り回されて慌てたり悩んだり、人間らしい部分もあります。
そして何といっても、アーニャやヨルの考えが読めず、的外れな言動が魅力なんですよね。
ロイドが育児に奮闘する姿は、本当の父親っぽくて微笑ましいですよね。