こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『LINEマンガ』で配信中の作品、『デキないふたり』9話のネタバレ感想を紹介していきます。
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デキないふたり【9話】『真意【後編】』のネタバレ
約束の日曜日
日曜日の約束の日。
待ち合わせ場所に先についていた黒瀬の元に奈緒がやって来る。
奈緒が黒瀬の行きたいところを尋ねて移動することになった。
何でキスしたの？
ふたりが向かった場所は、カフェだった。
黒瀬が目の前に置かれたスイーツに目を輝かせる。
奈緒は、昔から乙女趣味の黒瀬に呆れていた。
「乙女趣味じゃなくて、俺は甘いものが好きなんだ」
黒瀬はそう答えて、この店は前から気になっていたけど、男ひとりでは入れなかったと話す。
奈緒がスイーツを驕ると言うと、黒瀬が「金は俺が払う」と言い、言い合いになった。
イラっとした奈緒がこんなことで喧嘩するのはバカバカしいとつぶやく。
「せっかくのデートだしな」
「は？ 別にデートじゃないから！！」
突然の言葉に奈緒が照れながら反論すると、黒瀬は冗談だと流した。
このまま黒瀬と話していると調子が狂うと感じた奈緒は、用件を済ませて早く帰ろうと思った。
「どうして、あの時キスしたの？」
ストレートに用件を切り出すと、黒瀬は、今言うことじゃないと顔を赤くしながら答える。
黒瀬に「あとでちゃんと話す」と言われて、奈緒はその場を引き下がった。
遅すぎる告白
公園に移動した奈緒と黒瀬。
「ごめん」
黒瀬が奈緒にキスした件を謝る。
奈緒は謝罪の言葉ではなく、キスした理由が知りたいと言う。
「…お前のことが好きだったんだ」
黒瀬の告白に奈緒は戸惑う。
「何よそれ？ 今まで関係ないようなふりしてたじゃない！」
黒瀬は、奈緒と再会した時に奈緒が知らないふりをしたから、それに合わせたと答える
「それなら、どうして7年前にあんな酷いこと言ったの！？」
奈緒は黒瀬に詰め寄った。
あの時、女として見てもらえずに傷付いた。
別れ話を奈緒から切り出した時、本当は引き止めて欲しかったのに、黒瀬は別れを受け入れた。
（孝仁のことがまだ好きだったのに…）
すれ違う記憶
黒瀬は、あの頃はまだ子供だったからと話す。
意地を張って別れたことを後悔していたし、奈緒に最低な言葉を吐いてしまったことも反省していると語る。
「でも…。傷つけたのは、お互い様だろ？」
「何よそれ…。7年も心に残る傷をつけたのに、何で私も悪いって言われるの？最悪…！あんたなんか大嫌い！！」
黒瀬の言葉に驚いた奈緒が泣きながら訴える。
「待てよ…。お前、自分が何言ったか覚えてないのか？」
唖然とした表情で奈緒を見つめる黒瀬。
（…え？）
奈緒はその言葉の意味が分からず、言葉に詰まる。
「お前は自分の言葉を忘れて、俺だけ悪者にしていたのか…」
黒瀬はひとりで納得したようにつぶやく。
「最悪だ…！」
そう言うと、黒瀬は公園のベンチから立ち上がり、これ以上お前と話すことはないから、今日のことは忘れてくれと言い捨てて帰っていった。
思い出せない言葉
奈緒は、立ち去る黒瀬の背中を呆然と見送る。
（何よ…。お互い様って、あいつの方にも理由があったってこと？）
過去に黒瀬に何を言ったのか思い出そうとしても、思い出すことができなかった―。
デキないふたり【9話】『真意【後編】』の感想
今回のデートで、過去の誤解が解けるのかと思いましたが、余計にこじれてしまいましたね。
確かに、奈緒の方も黒瀬を傷つけたって自覚があれば、お互い悪かったからって相手を許す気持ちが芽生えていてもおかしくありませんよね。
奈緒の記憶が甦って、お互いの誤解が解ければ仲直りのチャンスはありそうですが、果たして上手く事が運ぶのでしょうか。
10話のネタバレは以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※3話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
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