こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』30話のネタバレ感想を紹介していきます。
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※11話以降は23時間ごとに
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29話のネタバレは、以下をどうぞ!

復讐の赤線【30話】『献身』のネタバレ
29話の続き
「時間が許す限り、お前を奴隷扱いしてやる」
俊人は、凜々しい笑顔でそう告げた後、頼子に手土産を差し出す。
「これはお前がつけろ」
「…素敵ですね。どうされたんですか?」
嬉しそうに頼子が尋ねる。
奴隷の証
「これは奴隷の首輪だ」
俊人が家から盗み出した翡翠のネックレスを頼子に手渡す。
「その首輪、私につけてくれますか?」
頼子が後ろを向き、髪を掻き分けてうなじを見せる。
「…お、おう。これはお前が僕の奴隷である証だからな」
動揺しながら、恥ずかしそうに頼子にネックレスをつける俊人。
頼子は「素敵な首輪ね」と喜びながら質問する。
「わざわざ購入してくれたんですか?」
「僕が奴隷に何か買う訳がないだろ。母さんが金をくれないから、盗んできてやったんだよ」
照れ臭そうな顔で俊人が答えた。
「おば様は、良い着物や宝石を収集するのが趣味でしたね」と頼子が話を向ける。
俊人は「宝の持ち腐れだ」と呆れ顔で言う。
「そんなにたくさんあれば、少々なくなっても分からなさそうですね」
頼子の言葉の意味に気づいた俊人がハッと顔色を変える。
その様子をじっと見つめていた頼子は、知り合いの行商に宝石や帯を高く買い取ってくれる人がいると話し出す。
「お金があれば一緒にいられる時間が増えて、私もずっとあなたの奴隷でいられます」
俊人は、その言葉に心が揺り動かされながらも「主人に指図するのか?」とそっけない態度を取る。
「違うんです…」
頼子が俊人の片腕をギュッと握りしめ、切なそうな表情で見上げながら訴える。
「俊人さんじゃなきゃ、厭なんです…」
その言葉にぐっときた俊人は、顔を真っ赤にしながら「仕方がないな…」と頼子の提案に乗ることにした。
俊人の前では嬉しそうな反応を見せながらも、頼子は心の中で俊人のことを扱いやすい男だと軽蔑していた。
…もうあまり時間がないわ
早く復讐を果たさないと、目的が達成できない…
急がなくちゃ…
次のターゲット
店にやって来た高塚との情事を終えた頼子。
寝床で杉山家の近況と今後の復讐について話し合う。
杉山家では、俊人が家で盗難を働き豪遊。
そのことで母親が家族を疑い、家の中が更に冷え切った状態になっていると伝える。
高塚は、俊人にはそのまま金を引っ張らせておけと指示し、次のターゲットを誰にするかと持ちかける。
「…私を虐げてきたおば様と恵子さん、私を陵辱したおじ様。そして…」
頼子の脳裏に篤人の顔が思い浮かんだ。
店で再会し、昔の頼子を取り戻すと告げたあの日の姿がよみがえる。
篤人に復讐する決意ができず、頼子は切なげな表情を浮かべた。
すると高塚が「杉山家は夫婦仲が冷めてるから、次は夫婦のどちらかを狙うとやりやすいだろう」と助言する。
頼子は、おば様が家計を握っているから、おじ様を先に狙う方がいいと話す。
高塚も、財産を引っ張れる妻の方はまだ残した方がいいと賛同する。
「…でも、おじ様にはどうやって接近すればいいのかしら。あの人には、近づきたくないの」
不安そうに話す頼子を高塚が優しく背後から抱きしめる。
「役所勤めの男なら、信用を失わせることが最も効果的だな…」
冷徹な眼差しを浮かべてつぶやくと、頼子の頭を優しく撫でて「また来る」と告げる。
立ち上がった高塚は、振り向きざま頼子に言った。
「またそのときに、続きを話そう…」
冷ややかな笑みを微かに浮かべながら、何か策略を巡らせているような顔をのぞかせた。
復讐の赤線【30話】『献身』の感想
本格的に杉山家への復讐が始まりました!
頼子にメロメロになってからの俊人が妙に可愛くて、ここから破滅に至っていくのかと思うと可哀想になってきます。
もちろん頼子にしたら、杉山家で受けた屈辱は忘れられないだろうし、それだけのことをしてきたんだから、当然の報いだとは思いますけどね。
でも、やっぱり篤人を復讐のターゲットにすることには迷いがあるようです。
最終的に、頼子は篤人のことを許してしまうんじゃないかと思うんですけど。
果たして、これからどのような復讐劇が行われるのかドキドキです!
31話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。