こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』284話のネタバレ感想を紹介していきます。
第283話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【284話】のネタバレ
戦いの功績
ロシアは今、イギリスがフランスに、ロシアの裏情報をもらすのを恐れている。
だからこそ、ロシア側も手を打とうとしている。
その証拠に、ロシア大統領が日本を訪れることになったそうだ。
ラノックに仲裁を求めるために。
「ロシアに要求があるなら、(私を通じて)言うといい」と、ラノックは恭弥に言った。
そのままラノックは話し続けた。
「(ロシアとの交渉では)おそらく最初に漁獲量増加の話がもちあがるが、それ以上を求めるべきだ。ロシアにはあるが、日本にはないものをね」
恭弥はちょっと考え、「土地?」と口にした。
「核だ」
その答えを聞いて恭弥は驚いたが、現実的には他の核保有国が黙っちゃいない。
だから別のものを要求する。
「石油開発権を要求しよう」
つまり、産油国になれる可能性がある、ということだ。
ラノックはさらに、イギリスもまた恭弥に会いに来る準備がある、と伝えてきた。
いろいろ得られるものがある、という話だ。
しかし恭弥は相変わらず、欲しいものなどない、という返答をした。
恭弥が知りたがったのはただ1つ、今回の作戦で負傷した隊員2人の状態だった。
まだ現地に残って治療を受けている仲間への思いだ。
「心配いらないよ。順調に回復しているそうだ」
松田とコーヒータイム
帰りがけ、ネクサスホテルの名物ともいえる、松田がやってきた。
すると珍しく、恭弥のほうから「コーヒーでもどうだ」と誘った。
「喜んで」と松田。
松田いわく、五十嵐は順調に回復し、食事もできるようになってきたとのこと。
五十嵐を襲った犯人も、防犯カメラの映像からわかるかもしれないそうだ。
話を終えると、恭弥は五十嵐に、治療費を送るという話を持ち出した。
しかし松田はすぐに断った。
恭弥からそんな施しを受けると、かえって松田の立場が悪くなるから、と。
産油国への可能性
黒川がいる場へやってきた恭弥に、すでに到着していたダエルが軽く声をかけてきた。
「やっと来たっすか」
着席した恭弥に、黒川はさっそく、今回の功績について語り出した。
ロシアもイギリスも負けを認めてきた、と。
「この国に手出しすればしっぺ返しされると、各国に思い知らせることができました」
その後、恭弥のほうから、ラノックとの話の内容を伝えた。
核兵器や石油開発権についてだ。
すると黒川の表情が一変し、声を荒げるように確認してきた。
「ラノックが本当にそんな発言を?」
黒川の反応からして、核のほうは現実的じゃないとしても、石油開発権の情報はすさまじい効果があるようだ。
「実現すれば、物価は30%以上も下がるはずです」
黒川は恭弥に、「フランスを通さずに、この国から要求はできませんか?」と問うてきた。
「おそらく、できます」と恭弥。
すると黒川は、さっそく電話を手に取り、産油国への可能性について相手に伝えるのだった。
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ゴッド オブ ブラックフィールド【284話】の感想
なんだか、とてつもないスケールの話になってきましたね。
スイスでの厳しい戦いが終わり、無事に帰国した矢先、作戦の戦果がどれほどのものだったのかが明かされました。
これまでも、恭弥の活躍がいろんな組織や国を動かしてきたのは見てきましたが、ついに「一国の未来を変える」レベルにまで到達したようです。
ラノック大使から語られた「石油開発権」なんて、まさにロシアの生命線みたいな権利ですよね。
黒川が思わず声を荒らげてしまうのも無理ないですね。
実現すれば、物価が30%以上も下がるかもしれないなんて、まさに国を根底から揺るがす一大事です。
そんな大きな話の中心にいても、恭弥は少しも変わらないのです。
ラノックや黒川が国の利益に目を輝かせる中で、恭弥が一番に知りたがったのは、異国の地で治療を受けている仲間の容態でした。
どんなに大きな力を手に入れても、どんなに世界のパワーバランスを動かす存在になっても、根っこにあるのは仲間を想う心ってところが、実にカッコいい!
そのブレない軸があるからこそ、仲間たちは恭弥を信じてついていくんだなと、改めて感じさせられましたね。
沖縄での両親と過ごす穏やかな時間との対比もあって、なおさら恭弥の戦いの重みと、守りたいものの大きさが伝わってきます。
幸せな日常を守るための戦いが、結果として国全体の未来をも守ることに繋がっていく。
これからのロシアやイギリスとの交渉で、恭弥がどんな立ち回りを見せるのか?
そして日本の未来はどうなっていくのか、ますます目が離せなくなりましたね。
第285話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
