こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ「ピッコマ」のオリジナル漫画、「ゴッド オブ ブラックフィールド」7話のネタバレ感想を紹介していきます。
第6話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【7話】のネタバレ
白井って誰?
鬼塚を含む5人を相手にせず、「うせろ」と言って机に伏せる恭弥。
しかし、「白井(美紅)がどうなってもいいのか?」と言われれば反応せざるを得ない。
だが恭弥は、「誰だそれ?」と素っ頓狂な言葉を発した。
その言葉を聞いた不良たちはみな、沈黙してしまう。
なんとか思い出そうとする恭弥に、鬼塚は声を荒げる。
「白井はお前のことを聞いてすぐ屋上に来たってのに、お前って奴は!」
ここでようやく恭弥は思い出した、隣の席に座ってる女子だと。
さっと立ち上がり、どこに行けばいいかを尋ねる恭弥。
屋上で
鬼塚たち5人とともに屋上にやってきた恭弥。
そこには、私服姿の7人の男と、制服を着た4人の女がいた。
男の中には、バットや鉄パイプなどの武器を持っているものもいる。
7人の側に立ち、にったりする鬼塚たち。
女がいることに違和感を覚えた恭弥。
すると、1人の女子が「ヤりたいの?」と言いつつ近づいてきた。
「女は出ていけ」と言う恭弥。
カチンときたその女子は、「何様?」と睨み付けてきた。
恭弥は右手で平手打ちを見舞い、その女子はドサリと倒れた。
「うせろ」と恭弥。
女子は12人の男に目を向けた。
鬼塚はその女子の意を汲み、「俺らが10倍にして返してやるから、出ていけ」
女子は立ち上がり、他の3人も連れて出て行った。
恭弥は、「白井は?」と尋ねた。
そのころ教室では
美紅が登校してきて、メガネの女子と会話を始めた。
眼鏡の女子は恭弥と鬼塚の会話を聞いていたらしく、「大丈夫?」と尋ねてきた。
美紅は、いつものバスに乗れなくて遅れたと言い、何かあったかをメガネ女子に訊いた。
メガネ女子は天井(屋上)を見上げ、つられて天井を見上げる美紅。
戦闘開始
屋上では、美紅がこの場にいないことを、鬼塚が恭弥に伝えていた。
「白雪姫を助ける王子さまになったつもりか?」
美紅のシルエットを思い浮かべた恭弥は、確かに白雪姫に似てるかも、とか思うのだった。
とにかく美紅はいないと知ったため、恭弥は背を向けて戻ろうとする。
しかし扉に達する前に、武器を持った4人に囲まれて立ち止まった。
「また飛び降りると思って怖くなったか?」と鬼塚に言われ、恭弥は気づく。
「また」ということは、前回も鬼塚たちに飛び降りを強要されたのだ、と。
何も覚えていなかったらしい恭弥を見て、鬼塚は続ける。
「マジで覚えてねえようだな。一発も殴ってねえのに、お前が勝手に落ちたんだろ」
周りの連中が一斉に笑う。
「早く言えよな」と言う恭弥は、身体中から気迫を漲らせていた。
鬼塚は意気揚々と、「この学区内でもっとも強え奴らが集まったんだ、テメエはもう終わりだ」
その強い奴らの中でも、もっとも腕自慢らしい男が、恭弥の前に立ちはだかる。
明らかに、デカい!
坊主頭のその男は、弱そうにしか見えねえと言いながら、恭弥の頭を鷲掴みにした。
瞬間、恭弥は左腕で相手の手首を掴み、捻ってボキボキと腕を折った。
そのまま相手の反撃も許さず、右膝を左頬にヒット!
「油断すんなっつっただろ」と鬼塚が叫ぶ。「まとめてかかれ」
さっと身構えた恭弥は、左ストレート、右ストレート、左フック、左の回し蹴りで、あっという間に4人を倒した。
残った連中も倒していくと、背後からナイフを持った男が本気の突きを繰り出してきた。
恭弥はその男の手首を掴み、ナイフを手から落とさせてから、ニッと笑みを見せる。
「待ってくれ」と男が叫んだが、ボキッ!
最後に残ったのは、やはり鬼塚だった。
恭弥は殺気を漲らせ、スタスタと鬼塚に詰め寄ってゆく。
「お前は人を殺しかけたってのに、まったく反省してねえようだな」
「くるな」と叫ぶ鬼塚に、「同じ目に合わせてやるよ」と睨みつける恭弥。
しかし鬼塚が「助けて、先生」と叫ぶと、恭弥は振り返り、そこに体育教師がいるのに気づいた。
やはりただの教師じゃなさそうだ。
体育教師は鬼塚に、後で面談だと告げ、やられた連中を連れ帰るよう命じる。
恭弥と2人だけになった体育教師は、タバコをふかしながら聞いてきた。
どう処理すればいいか、と。
その際、「ノーケイ」という言葉が体育教師の口から出て、恭弥は偶然かと思う。
軍隊で使われる言葉だからだ。
しかし自分にも肉体の入れ替わりが起こったのだから、この教師にも?
確認するため、恭弥はいきなり殴りかかってみた。
「何する?」と言いつつさっとかわした教師は、左ストレートを繰り出してきた。
互いにクリーンヒットがないまま、打撃と防御を繰り返す2人。
最後にはお互いに相手の顎の前で拳を寸止めして、戦いは終わった。
教師は心の中で、ただの高校生の動きじゃねえ、と思っていた。
「何者だ?」と聞いてきた教師に、「さあ」と答える恭弥。
すぐに恭弥は、「フーアムアイ」と叫んで、教師を驚かせた。
「続きを言ってみろ」と、驚きの表情で言う教師。
「ゴッド オブ…」と恭弥が言うと、そのあとは教師も口を揃えて、
「ブラックフィールド」
この言葉で、教師は恭弥が誰なのかを悟ったらしい。
ゴッド オブ ブラックフィールド【7話】の感想
体育教師はおそらく、恭弥の戦友といったところでしょうか。
恭弥も相手が何者なのかをだいたい察したようで、ニッと微笑みます。
それにしても鬼塚は、かなり執念の強いタイプみたいですね。
なんとしても恭弥をこらしめようとしますが、やはり返り討ちにあってしまいます。
学区内最強くらいでは、軍隊で培った戦闘スキルには遠く及ばないようです。
武器を持っていても、恭弥にはまるで歯が立たないんですからね。
元々はいじめられっ子で、自殺にまで追い込まれた恭弥だけに、その仕返しを強い恭弥が成し遂げてくれるのは、かなりスカッとする展開ですよ。
8話のネタバレは以下をどうぞ!
漫画を読むと、文章よりもぜんぜん臨場感が味わえるので、ぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。