今回は、コミックシーモアの先行配信作品『拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます』の2話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます【2巻】ネタバレ
休戦協定という名の終戦
バイレッタは、小さな洋装店を運営し始めた。
店に並ぶ多彩なドレスを見て、遊びに来たミレイナはうっとり。
店にやってきた叔父のサミュズは、バイレッタの自由な振る舞いをチクチクと注意する。
サミュズがバイレッタを心配する原因は、バイレッタが「男を弄ぶ毒婦」だと噂されているためだ。
スワンガン家で自由にしているバイレッタに対して、サミュズはある報告をしてきた。
１つは、スワンガン家には良い噂を聞かないこと、もう１つは、隣国との休戦協定について。
「隣国との戦争は、事実上の終戦になったんだ
つまり、まだ会ってもいない夫が帰ってくる、ということだ。
そのためバイレッタは、離縁状の準備を進めた。
横領が起きてしまう
バイレッタが邸宅に戻ると、横領の事実が発覚し、義父がイラついていた。
サミュズからの報告書によると、穀物収穫量にかかる納税額と、実績額に差が生まれている、とのこと。
不作のため収穫量が減ったにも関わらず、死者数は変わらないという話に、バイレッタは疑問を持った。
結果、執事頭に裏切られている事実に気がついた。
「お義父様の監督不行き届きです」
義父の管理が甘かったせいで、数年単位で収支額が合わないのである。
隣国に穀物を横流しにしているという話まで、バイレッタの耳に入っていた。
離婚を巡る賭けとは
終戦の報告を受け、義父に離縁状の一筆をもらうことに成功。
夜、バイレッタが寝ていると、何者かが入ってくる気配を感じた。
予想よりも優しい声かけと表情を見せてきたのは、夫であるアナルドだった。
顔は笑っているものの、相当怒っていると、バイレッタは思った。
アナルドにとって、妻帯者である状況は、軍人として都合がいい。
だから、賭けで離婚をするかしないかを決めようと言い出した。
「１ヶ月の間に、あなたを抱いて赤子ができるかどうか」
賭けの対象に子供を選ぶアナルドに、バイレッタは驚きを見せる。
しかしバイレッタは自由を得るために、覚悟を決めたのだった。
拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます【2巻】感想
夫であるアナルドとバイレッタが顔を合わせることになり、ドキドキでした。
しかも初対面で賭けを持ち出し、子供ができるかどうかなんて、びっくりです。
アナルドの案を受け入れるならば、１ヶ月間バイレッタは夜のお誘いを拒めないでしょう。
毒婦、と噂されていたようですが、実際は違うと思います。
学生時代の騒動のせいで噂が立ったようなので、余計に過去が気になりました。
バイレッタは男を弄ぶというよりも、サバサバしている女性だと感じます。
もしかしたらアナルドは、バイレッタの噂を聞きつけてこんな賭けを提案したのかもしれません。
自由を求めるバイレッタは、アナルドに体を差し出すのでしょうか？
横領に対してもどう対処していくのか、バイレッタの行動に目が離せません！
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