こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ガンガンONLINE』で配信中の作品、『いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？』1話-2のネタバレ感想を紹介していきます。
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【1話-2】『同窓会』のネタバレ
心にもない挨拶
同窓会で相沢と再会した鈴木。
3学期から学校に来なくなった相沢に、「一緒に卒業したかった」とシレっと言う。
あの頃、ゲームと称して、卒業までの暇潰しに相沢をいじめていた鈴木。
相沢も何食わぬ顔で「僕も相沢に会いたかった」と言い、握手を交わし合う。
いじめる側の理屈
記念撮影が始まろうとしている最中。
鈴木は相沢の肩を組みながら「何しに来たんだ？」と冷たく言い放つ。
空気を読まない相沢に、楽しい同窓会が台無しだと愚痴る。
何も言わない相沢を見て、学生時代にいじめられていた時からそうだったと鈴木は言う。
「便器に顔を突っ込まれても、顔にボールをぶつけられても、何をされても相沢は抵抗しなかった」
「抵抗していたら、いじめは収まっていたと言うのか？」
相沢が訊ねる。
「まぁ、そうなんじゃないか。
結局、いじめられる方にも原因ってある訳だし」
悪びれることのない鈴木の発言に愕然とする相沢。
その反応を見た鈴木は、バカにしたように鼻で笑った。
記念撮影が始まり、鈴木は相沢に笑顔を向けるよう促す。
「僕、笑うのは得意だから」
鈴木の言葉に何のダメージも受けていないような笑顔で相沢は答えた。
勝ち組と負け組の人生
同窓会から、帰宅した鈴木。
家では、美人な妻とかわいい娘が待っていた。
鈴木は、同窓会で再会するまで忘れ去っていた相沢のことを思い出す。
（敗者はいつまでも敗者なまま。人生に逆転なんかそうは起こらない…）
みすぼらしい格好をしていた相沢と、幸せな家庭を築いている自分を比べて優越感に浸る。
登校すると…
翌朝。
鈴木の娘の詩織が学校に登校する。
下駄箱を開けると、中は荒らされ「死ね」と書かれた紙が入っていた。
それを見た詩織の顔は青くなる。
後からやって来た友人は、その様子に気づいていなかった。
交わされる挨拶
（まただわ…）
校舎の廊下を歩きながら、先ほどの出来事を思い出す詩織。
「おはよう」
背後から挨拶されて、振り返る。
そこには、白衣を着た相沢が立っていた。
「相沢先生、おはよう」
詩織と友人が教師の相沢に挨拶をする。
相沢は、詩織に話があると声をかけた。
味方か敵か？
視聴覚室に詩織を呼び出した相沢。
「最近、嫌がらせされてないか？」
詩織の周囲で教科書がなくなるなど、不審な出来事が起きていると語る。
「そんなことない。嫌がらせなんかされてないよ？」
詩織は、相沢の問いかけに笑顔で答える。
「それならいいんだが、些細な嫌がらせも放置してると大変な目にあうからな…」
そう言うと、相沢は服の袖を捲くりあげた。
相沢の腕には無数の傷跡がついていた。
「学生時代に、ある男にいじめられていた」と話す。
「酷い、そんなことするなんて人間じゃない…」
相沢に同情して目に涙を浮べる詩織。
「もし何かあったら、先生に相談してくれ。先生が全力で守るよ」
相沢は、詩織に優しく笑いかけた。
その一方で心の中では「いじめられる奴にも原因がある」と言っていた鈴木の言葉を思い出している。
（鈴木くん…。君は同じ言葉を自分の娘に向かって言えるかい？）
鈴木に向かって心の中でそう問いかけた。
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【1話-2】『同窓会』の感想
鈴木の娘が通う学校で教師をしている相沢。
なかなか衝撃的な事実が発覚しましたね。
娘の詩織のイジメは、相沢がこっそりやっているのでしょうか？
詩織はいい子っぽいから、酷い目に遭うのは可哀想な気もします。
どこまでが偶然で、どこからが相沢が意図的に行っているのかすごく気になる話でした。
『2話-1』のネタバレは以下をどうぞ！
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