こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ガンガンONLINE』で配信中の作品、『いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？』17話-1のネタバレ感想を紹介していきます。
『16話-2』のネタバレは以下をどうぞ！
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【17話-1】『南雲 愛』のネタバレ
バスケ部時代の過去
2021年の1月、詩織が中学2年生の時の出来事。
バスケ部の詩織は、来週から始まる冬季大会に向けて練習に励んでいた。
「詩織、頑張ってるね。スタメンも取れそうじゃない？」
部活仲間の女の子が詩織に話しかける。
「無理だって、私のポジションは…」
詩織が返事をしていると、南雲が練習に遅れてやって来る。
「南雲さん、また遅刻なの？」
「すみません、ちょっと腹痛で…」
バスケ部顧問の矢崎が注意すると南雲は笑ってごまかした。
「そうだ、詩織のポジションって…」
「うん、南雲さんと同じポイントガードなんだ」
その様子を眺めていたバスケ部員の女の子と詩織が南雲のポジションについて話し合う。
詩織は、ミニバス経験のある南雲の技術力の高さを褒める。
「確かに上手いとは思うけど…。詩織も負けてないよ」
部員の女の子が詩織を励ますと、その言葉を耳にした南雲が話しかけてきた。
「私もそう思うよ。鈴木さん、上手くなってるものね」
南雲は、詩織のことを褒めながらも、さりげなくマウントを取って嫌味を言う。
「一週間後の大会でいい結果を出そうね」
南雲が詩織に笑いかける。
詩織は、南雲に言われた言葉を気にする様子もなく、気合いが入った表情で「うん！」と答えた。
ポジション争いの結果
冬季大会の予選が始まり、矢崎がスタメンを発表する。
南雲は、次の試合相手は強豪だから私が引っ張ろうと考えていた。
「ポイントガードは、鈴木さん。あなたが今回のスタメンよ」
当然のようにスタメン入りすると思っていた南雲は、矢崎が詩織をポイントガードに選んだことを抗議する。
「私が判断したことよ」
矢崎は当然のように答えた。
南雲は、自分の実力の方が上なのに、詩織がスタメン入りすることが納得できなかった。
スタメンからの転落
しかし、試合が始まると詩織は見事に活躍。
仲間達もそのプレイを見て声援を送る。
（こいつら、私の時はこんなに声を出さないのに…）
南雲の試合中とは全く違う仲間達の態度を見た南雲は不満に思う。
「詩織、頑張れ―！！お父さんがついてるぞ！」
観客席を見ると、詩織の父親が声援を送っている姿があった。
バスケの試合で活躍している詩織は、キラキラと輝いていた。
南雲は、その姿をベンチから悔しそうに見つめていた。
（でも、これも今日だけのことよ。次は、また私が…）
詩織がスタメンに入るのは今日だけで、また自分の方がポイントガードに選ばれるだろうという南雲の期待は裏切られた。
その後、南雲がスタメンに選ばれることは一度もないまま冬季大会が終了した。
矢崎の姿を目撃して…
それから数ヶ月が経ち、2021年3月。
学校帰りの南雲は、母親から旅行で撮影した写真をプリントアウトするよう頼まれる。
デジカメを手にしながら印刷に向かう途中、矢崎が歩いている姿を見かけた。
南雲はとっさに隠れて、機嫌が良さそうな矢崎の様子を伺う―。
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【17話-1】『南雲 愛』の感想
南雲が詩織を恨むきっかけとなった出来事が明かされました。
バスケの実力は南雲の方が上だったのかもしれませんが、自分の実力にあぐらをかいている南雲の態度が評価を落としたのでしょうね。
詩織が試合に出た時のバスケ部員の反応からしても、南雲はチーム全体の士気を下げる存在だったのかもしれません。
これがイジメの原因だとすると、南雲の自業自得だし逆恨みもいいところですが、これ以外にも詩織との間に何か起きるのか気になります。
『17話-2』のネタバレは以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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