こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ガンガンONLINE』で配信中の作品、『いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？』最終話-1のネタバレ感想を紹介していきます。
『29話-2』のネタバレは以下をどうぞ！
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【最終話-1】『いじめのある世界で』のネタバレ
中学校の卒業式
2022年3月。
今日は、詩織が通う中学の卒業式だった。
卒業証書を抱えて廊下を歩いている詩織に真中が声をかける。
「あっという間の学校生活だったな」
詩織は真中と会話を交わす。
「真中くんとは、高校も一緒だね」
詩織と真中は、同じ高校に通うことになった。
いじめっ子の末路
詩織と真中が楽しそうに話していると、他の生徒の会話が聞こえてきた。
「あの3人は来なかったんだね」
声をする方を見ると、女子生徒が詩織をいじめていた3人の話をしていた。
南雲は地方へ引っ越し、高橋は引きこもり生活、姫川は悪そうな男達とつるんでいて高校にも進学しなかった。
「主犯だった南雲さんが一番まともな道に進んだんだね」
「いや、南雲さんも親の仕事がなくなって大変って噂だよ？」
南雲一家は夜逃げ同然で逃げ出したと話す。
「プライド高そうな人なのに、貧乏生活に耐えられなさそう～」
女子生徒達は、落ちぶれた南雲の人生をおかしそうに笑っていた。
南雲達の話題を耳にした真中が詩織の様子を心配する。
詩織は大丈夫だと答えた。
相沢の行動で起きた変化
ふたりは、一緒に歩きながら校門へと向かう。
「都内の中学校が防犯カメラを増やしたってニュースでやってた。いじめの撲滅を目指すんだって」
真中の話を聞いた詩織は、相沢が言っていた言葉を思い出す。
「『いじめはなくならないけど、抑止することが大事』って、先生は言ってたよね」
詩織は、相沢が起こした行動は無駄ではなかったんだと話す。
「結局、先生は夏休みが終わっても戻ってこなかったな…」
真中が学校に戻ってこなかった相沢の話を持ち出す。
詩織は、相沢にメールを送ってみたが、返信はなかったと告げる。
「先生が学校でいじめ問題に取り組んでいたのは、私の父親に対する憎しみが原因だったと思う。だから、もしも…」
詩織が何か話そうとしていた時、由美が詩織に話しかけてきた。
厳しい未来が待っていても
「由美ちゃん…。北高に合格したんだね。おめでとう」
志望校に合格した由美を詩織はすごいと褒める。
「ありがとう」
詩織と会話をしている由美の姿を見ながら、真中は考える。
（地元の公立校なんて、いじめの噂がすぐに広まるだろうに…）
しかし、由美は以前に「後ろ指を指される人生でも、全てを受け入れて生きていく」と真中に告げていた。
その時の由美の言葉を思い出しながら、アイツなら乗り越えていけるだろうと真中は確信する。
友との別れ
「それじゃあ、もう行くね」
詩織に別れを告げて、由美が去って行く。
「由美ちゃん！」
その後ろ姿に詩織が声をかける。
「これから先の人生もお互いに頑張ろうね！」
「…うん！」
詩織の言葉を聞いた由美は、嬉しそうに目に涙を浮かべながら笑顔でうなずいた―。
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【最終話-1】『いじめのある世界で』の感想
相沢不在の卒業式が終わりました。
いじめ暴露騒動で免職になったのか、自主的に退職したのか不明ですが、そのまま姿を消したようです。
防犯カメラの是非はともかく、相沢の行動がきっかけでいじめ問題に取り組む学校が増えるのは良いことだと思います。
人間の性質上、いじめがこの世からなくなることはないでしょうけど。
「いじめは悪」「いじめをやる奴はダサい」って意識がもっと浸透することが大事ですよね。
次回がいよいよ本当の最終回になりそうですね。
相沢は今どこで何をしているのか、最後に明かされるのか気になります。
『最終話-2』のネタバレは以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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