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漫画ネタバレ

彼女と野獣【1話】ネタバレ感想!数百年の時を超え復讐劇が始まる!

こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。

今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『彼女と野獣』1話のネタバレ感想を紹介していきます。

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彼女と野獣【1話】ネタバレ

憐れな女

「魔女のオーウェンを仕留めだぞー! これでレタは滅亡だ!」

一人の騎士が死んだ女の髪を鷲づかみにし、雄たけびを上げる。

ガチャン!

その光景を見た一人の女の手から剣が落ちた。

「オーウェン!!」

女は倒れこんだオーウェンのもとへ駆けつけようとするが、たくさんの騎士に剣を向けられてしまう。

「この女、オーウェンの娘らしいぞ。殺すか?」

「いや、容姿はいいから王子殿下に差し出すのはどうだ?」

騎士たちは笑いながら話す。

(私の一族は全滅し、母は殺されてしまった…!)

女は悔しさから唇を強く噛み、こぶしを握りしめる。

(全ては、冷酷で貪欲なブランチェのせいだ…!)

アレタ人

放浪生活を送っていたレタの先祖は、もともとアレタ高原という土地に住む少数民族であった。

太古から闇のような黒い肌と髪を持っていることからアレタ人は、悪魔の種、光に背いた者などと言われ続けてきた。

自分とは違う者を拒絶し自尊心を満たす愚劣な人々は、アレタ人にありとあらゆる汚名を与えてきた。

そして、ブランチェ王国の侵襲により、一族は殺害され、住んでいた土地からも追い出されてしまった…

それから300年の月日が経った。

アレタ人の生き残りは「レタ」と名を改め、黒い肌と髪は時代を経るごとに薄れていった。

放浪生活を送るようになったアレタ人は各地を転々とし、剣舞などの芸で日々を過ごしていた。

300年前に起きた迫害の記録は徐々に薄れ、レタは一つの文化として根付こうとしていた。

ブランチェ王国に利用され、憎むべき敵に仕組まれるまでは―

冷酷なブランチェ王子

「お前が魔女オーウェンの娘のようだが、名前はなんという?」

ブランチェ王国の第一王子、ワルド・ション・ブランチェがひれ伏す女を見下ろす。

「マ…マティーナと申します…」

ワルドはマティーナに近づき、あごに手を添え、顔を見るために上を向かせる。

「けがれた血筋にしては容姿は良いようだな。良いおもちゃになりそうだ」

ワルドには、煩わしいレタを利用することで、後継者の座を争う母親が違う兄を陥れるという作戦があった。

「キャア!」

ワルドはマーティナをベッドの上に放り投げ、組み敷く。

「お前たちがアレタの名を捨てようと、人間は自分とは違う者を恐れ、排除する。私はただそれを利用するだけなんだよ」

繰り返される悲劇

悲劇が、300年前よりもいっそう残酷な形で起ころうとしていた―

「第二王子が魔女の一族、アレタ人と共謀して反乱を起こそうとしていたのを、第一王子が鎮めた」

ワルドの父であるブランチェ王国の王様が、市民の前で話す。

「ワルドをこの国の後継者とし、王位を譲る」

王様は真の国王であるワルドに冠をかぶせると、市民たちは歓声をあげる。

「新国王陛下万歳!!」

「ブランチェよ栄光あれ!」

牢獄に入れられし者

そのころ、牢獄では一人の若者が打ちひしがれていた。

(第一王子が王の座についてしまった…俺はもう少しで殺されるだろう…)

第二王子、テオドール・ション・ブランチェは数日前に起こった出来事を思いだす―

「すぐさま第二王子を取り押さえろ!」

急に部屋に入ってきたのは多数の騎士たち…

入って来るや否や、テオドールや使用人たちを取り押さえた。

「どういうつもりだ!」

テオドールは今起こっていることが理解できず、大声で叫ぶ。

「あなたが魔女と結託し、反乱を起こそうと企んでいると、レタの民が自供いたしました。それで国王陛下からあなたを捕らえろとの命令があったのですよ」

ダン!

テオドールはその時の悔しさから牢獄の壁をたたく。

(私は王になるつもりはなかった…! ワルドを実の弟のように思ってたのに…!)

カツカツ

誰かが近づいてくる音に気づいたテオドールは前を見据える。

そこにはフードを深くかぶった人がいた。

「あなたをここから救う代わりに私に協力したまえ」

フードが外されると、レタの民を象徴する赤い髪の女、マティーナが顔を出す。

「残念ながら、私にはもう何もできない」

テオドールは自分の境遇を話すと、マティーナは強く言う。

「私が王を葬り去る」

テオドールはマティーナの言葉に動揺するも、マティーナは話し続ける。

「私はレタ一族の唯一の生き残り…必ず復讐を果たす!」

マティーナは牢獄の鉄格子を強く握りしめる。

「あなたの手下となり、一族の恨みを晴らす!」

数百年という時を超えた今、天命が始まる…!

彼女と野獣【1話】感想・考察

肌の色や髪色から差別することは、私たちにとっても他人事ではありませんね…

自分とは違うからという理由で差別することはやはり間違ってると改めて感じました。

テオドールとマーティナが協力してどのようにして復讐を果たすのか、これからの展開が楽しみです!

2話のネタバレは以下をどうぞ!

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漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。

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