こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『カラダにイイ男』1巻1話のネタバレ感想を紹介していきます。
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カラダにイイ男【1巻1話】のネタバレ
気持ちイイの！
公衆トイレの個室。
女が息を荒くして男の腕を掴んでいた。
「あの…」
男が女に話しかけようとすると、女がいきなりキスをした。
「我慢できない…」
女が物欲しそうに訴えかける。
男の心臓はバクバクと高鳴った。
その男は特殊な能力を手に入れていた。
「あなたの体に触れると…気持ち良くなるの！」
女は男の首筋をペロペロと舐め回し、男の下腹部に手を伸ばす。
「ここが一番気持ちいいの！」
男の固くなったモノに触れながら、女が嬉しそうに話す。
その女は、男に対して気持ちいいか尋ねているのではなかった。
男の体に触れていると彼女自身が気持ち良くなると訴えていた。
便器に片足を乗せた女が、自分の下半身を男のモノにグイグイと擦りつける。
「これなら、もっと気持ち良くなれそう…」
下腹部を男のモノに押しつけながら、女は嬌声を上げ始めた―。
モテない男
永井弘希は、モテない人生を送っていた。
地味な顔立ちに黒縁眼鏡をした男で、家電量販店で接客業をしている。
この世には、かわいい女子がたくさんいるのに、自分の人生には何の関係もないと思いながら過ごしていた。
仕事が終わり、電車で帰宅する途中。
突然、車内が大きく揺れて、隣に座っていた女性の足に短パンを穿いていた弘希の生足が触れてしまう。
「…ちょっと何なの？」
赤毛の綺麗な女性は、露骨にイヤそうな反応を返した。
（そんなにオレの膝は汚いのかよ！）
弘希は、心の中でワザとじゃないと訴える。
一番かわいいお隣さん
マンションの階段を上がりながら、電車内での女性の反応を思い出して落ち込む弘希。
（オレは、そんなに女子と縁がないのだろうか…？）
廊下の角を曲がると、隣に住む黒髪ロングヘアの美人な女性が家に入るところだった。
彼女は、弘希の身近にいる女性の中で、一番かわいい女の子だった。
今まで顔を合わせるだけで、まともに会話を交わしたことがない。
弘希は、思いきって彼女に挨拶してみることにした。
「こ…こんばんは」
「え…？こ、こんばんは…」
いきなり挨拶されて戸惑うお隣さん。
「本日もお疲れ様です…！その…」
ガチガチに緊張した顔で話しかける弘希。
「あ…どうも…」
ドン引きしながら、お隣さんは家の中に入っていった。
素敵なあの子
自室に戻った弘希は、お隣さんとのぎこちない挨拶を反省する。
「でも、声も可愛かった…」と嬉しそうに顔を赤らめる。
「あの子、いつも疲れてそうな顔してるけど、仕事がキツいのかな…」
お隣さんの姿を思い出しながら、疲れた顔も色っぽいとニヤついた。
「挨拶も交わしたから、オレのこと気にしてくれるかな？」
その頃のお隣さんは…
弘希がお隣さんに思いを馳せていた頃。
隣に住む女性は、薬を飲みながら酷い頭痛に悩まされていた。
「あんな住人、隣にいたっけ…」
ふと、先ほど挨拶を交わした弘希のことを思い出す。
「ちょっとキモい人だったな」
運命が変わる時
隣の部屋でお隣さんにキモがられているとは知らず、弘希はデレデレした顔でお隣さんのことを考えていた。
その時、スマホの着信音が鳴り響く。
「あれ？珍しいな」
着信相手を確認した弘希が意外そうな反応を示す。
「…会おう？」
メッセージを確認しながら、つぶやいた。
…この時の弘希は、まだ知らなかった。
その出会いがきっかけで、特殊な能力が芽生えることを。
この先、夢にも思わない出来事が待っていることを―。
カラダにイイ男【1巻1話】の感想
女にモテない冴えない男の弘希が特殊な能力を手に入れて、女にモテ出す漫画。
冒頭のシーンで、弘希の能力が明かされていました。
「弘希の体に触れている女性の方が気持ち良くなる」
女が気持ち良くさせてあげるのではなく、自分が気持ち良くなりたくて弘希の体に触れてくるってシチュエーションが面白いですね。
そんな特能力をどのように手に入れたのか、お隣に住む美人な女性は、この先どんな風に関わってくるのか、続きが気になる展開でした。
1巻2話のネタバレはこちらです。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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