こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『子供ができました』5話のネタバレ感想を紹介していきます。
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4話のネタバレは以下をどうぞ!
子供ができました【5話】ネタバレ
父の話
「お父さん、再婚するみたい」
母親に父の再婚話を持ち出した姫奈は、父の3番目の子供が中学生で敏感な年頃だから心配だと話す。
父親の子供の話を聞いた母は、姫奈とあの女の子供達を兄弟とは思いたくない、と言う。
「不愉快よ」
母の話を聞いた姫奈は、心の中で思った。
(不愉快? 私のことそんなに愛してくれなかったのに…)
未婚の母になったら
母親の態度を見た姫奈は、ここに来たことを後悔する。
(お母さんの娘が未婚の母になるかもしれないのに…)
どうすればいいか相談してみようと考えるが、結果はすでに分かっていた。
(お母さんは、ずっと望まない妊娠はしてはいけないって言ってたものね)
姫奈が妊娠したと告げたら、絶対に堕ろせと言われるだろう、と想像できた。
愛されなかった過去
「お父さんのことは、まだ憎んでいるの? 愛し合っていた時期もあるのに…」
「何が言いたいの?」
「お父さんのこと嫌ってたから、私も愛されなかったのかなと思って…」
姫奈の言葉を聞いた母親は、余計なことを言うなら帰れ、と追い返そうとする。
「余計なことって何よ。私、悪いことなんてしてなかったのに、どうしてあんなに嫌われていたのか知りたいだけなのに」
姫奈を妊娠して、仕方なしに父親と結婚したことをそんなに後悔しているのかと母親に問いかける。
「でも、それは私が悪いんじゃない…。自分達で子供を作ったのに、私のことを邪魔者扱いしないでよ!」
声を荒げて主張する姫奈に、母親は静かに答える。
「望まない妊娠をして悩まない人なんていないわ。それでも、責任はちゃんと取ったつもりよ」
「でも、私のこと愛してくれなかったわ…」
ふたりは互いに黙り込む。
帰り際に
「ごめん、もう帰るから」
姫奈は帰り支度を始めながら、今の言葉を母が否定しないのは、姫奈のことを愛していなかったと認めているんだろうと考える。
「姫奈!」
帰ろうとする姫奈を母親が背後から呼び止める。
「あんた、何かあった訳じゃないのよね? 何も問題を起こしてないのよね」
その言葉を聞いた瞬間、姫奈の目から涙が込み上げてくる。
ぐっと唇を噛んで、何も言わずに実家から立ち去った。
結婚するんだ
宮城陽平は、オフィスで仕事をしていた。
「副会長! 夕食の差し入れです」
副会長と呼ばれた陽平は、若い男が持ってきた差し入れを食べる。
「何があった? 陽平が会議に集中できないなんて珍しい」
若い男は親しげな口調で質問し、兄が問題でも起こしたのかと問いかけるが、それはいつものことかとひとりで納得する。
「俺、結婚するから」
突然の発言に男は飲んでいた飲み物を盛大に吹き出した。
陽介は、その様子を全く気にせず、5月に式を挙げたいがスケジュール的に6月の初旬まで無理だろうかと相談する。
「何だよ、いきなり。冗談はやめてくれよ」
「誰も冗談なんか言ってない」
子育てのために広い庭付きの家を探してくれと、陽平はどんどん話を進めていく。
「本気で結婚するのか?」
「だから、そう言ってるだろう?」
陽平は6月中旬にホテルを押さえてくれと男に頼む。
その反応を見た男は、陽平の結婚話は本当だと気づいた。
相手は誰だ?
「お見合いしたのか? いつ結婚が決まったんだ?」
「違う」
陽平がお見合いを否定すると、男は結婚相手を予想して令嬢の名前を挙げていく。
候補に挙がった女性を陽平が全て否定すると、男は何か思いついたような表情を浮かべる。
「それじゃあ、ひょっとして…?」
男は真顔で陽平に問いかけた。
子供ができました【5話】感想・考察
姫奈が妊娠にナーバスになっていたのは、自分自身が望まない妊娠で生まれた子だったからなんですね。
母親との微妙な距離感も母から愛された実感がなかったからのようです。
見た感じ、母親は母親で愛情表現が苦手そうなタイプに見えるので、母なりに姫奈のことは大切にしていたけど、上手く伝わらなかった可能性もありそうですね。
その一方で、陽平の方はあっさり結婚を決めていて、悲壮感漂う姫奈との状況の対比が面白いです。
陽平から結婚話を持ち出されたら、姫奈はどんな態度を取るのか反応が楽しみです。
6話のネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに
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