こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『子供ができました』51話のネタバレ感想を紹介していきます。
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50話のネタバレは以下をどうぞ！
子供ができました【51話】ネタバレ
家に帰る途中
病院からの帰り道。
車の中で姫奈が陽平に尋ねた。
「城川教授が話してた母って、本当に私の母親だと思いますか？」
回想～病院での会話～
病院から出る前、姫奈達は城川教授から「お母さんの不眠の原因は私にある」と話を聞いた。
「お母さんに出会った瞬間、運命を感じたんです」
母の気持ちを射止めたくて取った行為が、彼女の負担になって不眠を招いたんだろうと、城川教授は説明した。
姫奈の母親といずれは一緒になりたいと話す城川教授に、姫奈が質問する。
「うちの母のどこがいいんですか？」
すると、城川教授は「情が深い人」だと答えた。
姫奈から見た母親像
城川教授との会話を思い出しながら、姫奈は陽平に言った。
「城川教授は勘違いしています」
姫奈は、母親のことを血が通っていない人だと評した。
その後、姫奈はひとりで考え込む。
子供の頃から、姫奈が病気やケガなどで大変な目に遭っても、母親は傍にいてくれなかった。
そんな時にいつも一緒にいてくれたのは、幼馴染の優人の母親だった。
それに対し姫奈の母は、冷酷で自己中で情なんかない人だと思っていた。
誰とも関わらず一生一人で生きていく人だから、子供の姫奈のことも構ってくれないんだろう。
そう思えたから、寂しい気持ちも耐えることができた。
それなのに、城川教授の前で見せていた母の顔は、冷酷とはほど遠いものだった…。
姫奈が母のことを考えていると、その様子を見た陽平が「寂しいのか？」と尋ねる。
「別に…もう私には関係のないことです。何とも思ってないんで、大丈夫です」
寂しそうな姫奈を見て
家に着き、玄関にとぼとぼと向かう姫奈の姿を見た陽平。
「姫奈」
声をかけると、いきなりお姫様抱っこをして抱き上げた。
「俺がしてやれるのは、これくらいだから」
寂しそうにしている姫奈を陽平が慰める。
すると、姫奈は感情が溢れ出したように泣き出した。
泣かなくなった理由
家に入り、ふたりでソファに座る。
気持ちが落ち着き、泣き止んだ姫奈が話し始める。
「私が4歳の時でした…」
姫奈の世話に関することが原因で夫婦喧嘩が始まり、怖くなった姫奈が泣き出した。
それを見た両親の喧嘩は更に激しくなった。
それ以来、姫奈は泣いても何も解決しないと思い、泣きたくても必死に我慢するようになった。
姫奈の両親は、姫奈が出来てすぐに結婚したけど、性格の不一致で喧嘩ばかりしてすぐに離婚した。
母子家庭になった姫奈は、母から虐待された訳ではないけれど、ずっと別々に生きてきた。
「寂しかったけど、悪くはなかったし。母親に対する期待や愛情なんか全部捨てたつもりだったのに…」
姫奈の不安
そう言って、姫奈はため息をついた。
「最善を尽くすつもりですが、私は子どもの…ヨウセイの母親には向いてないかもしれません」
「俺が2倍努力するから大丈夫だ」
「もしかしたら、陽平さんの妻にもふさわしくないのかも…」
不安そうな姫奈に対して、陽平は病院に行く前にベッドで迫ってきた姫奈は理想的な妻の姿だったと冗談を言う。
陽平は、姫奈が恥ずかしがって怒るかと予想していたが、何の反応も返ってこなかった。
「深刻な話しなのに、ふざけすぎた…」
陽平が謝ろうとすると、姫奈がキスをしてきた。
姫奈は、ベッドに行こうと陽平を誘う。
愛の言葉
寝室で陽平に抱かれる姫奈。
（いつの頃からか、陽平さんに触れられると不安がなくなって、安心感を得るようになった…）
陽平に頼ろうとする弱い自分を認めたくなかった姫奈。
しかし、今はその感情が陽平に対する信頼と愛であることに気づいてる。
姫奈は陽平を抱き締めて、自分の気持ちを素直にぶつけた。
「愛してる…」
その言葉を聞いた陽平の瞳は嬉しそうに輝いた―。
子供ができました【51話】感想・考察
姫奈からの愛の告白！
そのセリフを聞いた時の陽平の嬉しそうな目の輝きが可愛くて、ほっこりしました。
家庭環境に恵まれず、ずっと寂しい思いをしてきた姫奈ですが、やはり母親への愛情はずっと捨てきれずにいたんですね。
その寂しさをちゃんと察してくれる陽平は、やっぱりかっこいいです。
親の愛情を知らずに育った者が我が子に愛情を注げるのか、姫奈は不安なんだと思いますが、陽平と一緒なら大丈夫だと思います。
ずっと抱いていた心の穴を埋めてくれる人と出会えて、本当に良かったなと思いました。
52話のネタバレは以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
