今回は、今井大輔先生の人気作品『恋と地獄』の10話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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10話のネタバレは、以下をどうぞ!
恋と地獄【10話】ネタバレ
タケル命
23歳当時のナオは、タケル命だった。
呼ばれたら飛んでいき、なんでもいいなりになってしまう。
裸で抱かれる様子を、スマホで生配信されることでさえ…
ただ、好かれたい一心で。
まともなお付き合い
28歳になったナオは、書店で働いていた。
タケルのことを「毒だった」と思えるほど、まともな生活だ。
後輩のシィちゃんに、彼氏のことを尋ねられたナオは、さりげなくスルーする。
仕事を終えて帰宅すると、同棲中の彼氏から「おかえり」の一言。
優しくて、気遣いができる男性、ケイちゃん(小倉ケイタ)だ。
結婚するなら、ケイちゃんと!
とナオは決めていた。
ベッドの中で、ナオの首についた火傷跡にも、ケイちゃんはそっとキスしてくれる。
タケル再来
いつものように、書店員としての仕事を楽しむナオ。
お客さんに声をかけられたナオは、その男性がタケルだと、すぐに気づいた。
タケルのほうは、気づいてない?
とりあえず、タケルが求める本の場所まで案内する。
と、タケルを「パパ」と呼ぶ女の子が。
抱っこしたタケルのそばには、奥さんらしき女性の姿もあった。
火傷の原因
控室で一人になったナオは、タケルが登場したことに動揺していた。
しかも結婚までして、子供まで連れていた。
首についた火傷跡は、23歳のときに、タケルにつけられたものだった。
タバコの先端を、いきなり押し付けられたのだ。
「刻印」
まるで、ナオを所有物のように思っているタケル。
しかし当時のナオは、それが嬉しかった。
従うことに、喜びを感じていた。
タケルも気付いていた
仕事を終え、職場をあとにしたナオ。
ずっと待っていたのか、店の前でタケルに会う。
妻と子供は先に帰ったらしい。
「こんなとこで仕事してるなんてな。5年ぶりか?」
話しながら、タケルは相変わらずナオを見下す目を突きつけてきた。
恋と地獄【10話】感想
今度のクズ男は、所有欲の塊、といったタイプのようです。
ナオを見下すタケルの目は、本当にみだりがましく、陰湿な雰囲気に満ち溢れています。
一見するとイケメンですが、狡猾な内面が、目や口元にばっちり現れちゃってるんですよね。
23歳のナオは、タケルに服従する気持ちがあって、なんでもいいなりになっていました。
5年経って、タケルのことを「毒だった」と思えるほど、まっとうな生活を送っていた矢先…
当時のままの卑猥な表情をひっさげて、タケルがナオの前に現れます。
読んでるだけで、小憎らしくなるほどの、邪険さに満ち溢れた面構え…
結婚して子供ができても、人間の本性はそうやすやすと変わらないのかもしれません。
タケルからすると、ナオが自分を見る目は、変わっていない、とのこと。
23歳のナオであれば、タケルを好きだったため、うっとりするような目で見ていたかもしれません。
5年経ち、ケイちゃんという優しい彼氏がいる今、同じ目で見ているとは思えません。
オレ様タイプのタケルだけに、基本的には自分に都合の良いように解釈するんでしょうね。
はてさて、今話では、ちょっと違和感のあるシーンも見つかりました。
タケルのヘアカラーは、黒髪ではありません。
タケルの奥さんもそうです。
なのに、タケルの娘は、見事な黒髪なんですよね。
これって、タケルの奥さんが浮気してて、タケル以外の子供を生んだってことなんじゃ?
いち読者の、ちょっとした考察です。
でも、そこまで深読みしたくなるほど、『恋と地獄』という作品には、隠された伏線の凄みがあるんですよね。
さて、次回のナオは、タケルに向かってどんな対応をとるのでしょう?
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11話のネタバレは、以下をどうぞ!
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