こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』29話『杏子の優劣①』のネタバレ感想を紹介していきます。
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28話ネタバレは以下をどうぞ!
モラルハザード【29話】『杏子の優劣①』のネタバレ
プレ愛桜葉会に入学した杏子と薫
1ヵ月前、プレ愛桜葉会の体験にやって来た杏子と薫。
その後、入会の枠が運良く空いて、ふたりはプレ愛桜葉会に入会することができた。
プレ愛桜葉会は、1クラス8名の生徒が在籍している。
大物女優や野球選手などを親に持つ、一流の子供達が集まっていた。
子供の親達は、肩書きを聞くまでもなく、格の違いを見せつけるような一流の空気をまとっている。
一見すると、ブランド物だと分からないような品を身につけているが、どれも桁が違う最高級のものばかりだった。
(これが「上」の階級にいる人間なんだわ…)
杏子は、格の違う上流階級の人間に圧倒されていた。
低レベルな自慢話に呆れ果てて
プレ愛桜葉会に入学し、遥か雲の上にいる上級階級の人間を目の当たりにした杏子。
上の人間を知った後では、自分がどれだけ「下」に位置していたのか痛感する。
プリスクールのママ友との集まりがあった日。
奈美が向日葵の誕生日をアリスの小部屋で祝ったと自慢していた。
遠くで奈美の姿を眺めながら、薫が杏子に言う。
「私も以前に従兄弟の紹介でアリスの小部屋に行ったことがあるけど、そんなにいいものじゃなかったわ」
得意げに自慢するほどの内容ではないと、薫は奈美を見下すような表情で語る。
その言葉を聞いた杏子も、奈美をバカにするように吹き出した。
上の人間に上がれた優越感
ママ友の中でも、奈美と真琴は自慢と優越感でしか自分をアピールできない存在だった。
身につけている物も、一目でブランド品だと分かるものをアピールしている。
(あのふたりは、「下」の中の「下」ね…)
杏子は、奈美と真琴のことを心の底から見下していた。
(私はもう「上」の人間だから…)
上の階級に上がれた杏子は、もう奈美達と関わらなくても、薫がいてくれるから大丈夫だと思っていた。
杏子の挨拶を無視する薫
そして、月曜日のプレ愛桜葉会の日。
プレ愛桜葉会にやって来た杏子が薫に挨拶すると、薫は無視するように他のママ友の元に行ってしまった。
(どうしてなの…)
杏子に気づいているはずなのに、そっけない態度を取る薫に不安を抱く。
(何か機嫌を損ねるようなことをしたのかしら…)
薫に無視されるような心当たりもなく、杏子はきっと偶然の出来事だと思い込もうとする。
薫の態度が急変して…
プレ愛桜葉会の授業が終わり、杏子が娘の莉伊佐に話しかけていると、薫が声をかけてきた。
「杏子さん、お疲れ様。莉伊佐ちゃん、よく頑張っていたわね」
薫に声をかけられて喜ぶ杏子。
杏子が薫に挨拶した時に無視されたと思ったのは、気のせいだったのかと安心する。
「薫さん、帰りにお茶でもいかが?」
杏子は教材のことで相談したいことがあるから、お茶をしないかと誘う。
薫の息子の陽太が「莉伊佐ちゃん、遊ぼうよ」と、莉伊佐を誘ってきた。
「ほら、陽太くんも莉伊佐と遊びたがっているし…」
すると、薫は莉伊佐から陽太を引き離すように、陽太の体を自分の方に抱き寄せた。
「ごめんなさい。今日は車で来ているから、ご一緒できないの」
薫は冷たい表情でそう言って、他のママ友達と帰っていった―。
モラルハザード【29話】『杏子の優劣①』の感想
プレ愛桜葉会に入会できた杏子。
怪しげな場所なのかと思いましたが、ちゃんとしてそうなスクールですね。
杏子に対する薫の態度が急に冷たくなったのが気になります。
元々、薫自身が今の杏子みたいにプレ愛桜葉会では最下層のポジションで。
そんな自分に劣等感を抱いていたから、自分より下の杏子を招いて優越感に浸りたかったんでしょうか。
杏子は、上の階級に上がれたと思っていますが、その中で自分は下の下の人間だと気づいて苦悩することになりそうですね。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
30話ネタバレは以下をどうぞ!
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