こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』37話『杏子、お受験への策略①』のネタバレ感想を紹介していきます。
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モラルハザード【37話】『杏子、お受験への策略①』のネタバレ
真琴の妊娠を知って
杏子がリビングでお茶をしながら、SNSをチェックしている時、真琴の妊娠報告を目撃した。
(2人目…!?)
2人目を妊娠した真琴が、つわりもなく食欲旺盛だと報告している。
『次は女の子がいいなって思うけど、男兄弟でもかわいいと思うし。どっちでもいいかも』
杏子は、真琴のうかれた妊娠報告を見てショックを受けていた。
「2人目が出来た」という言葉は、不妊に悩む杏子の胸を深くえぐるものだった。
うんざりするママ友の会話
プリスクールのママ友達の間では、受験の次に関心がある話題が2人目の出産についてだった。
この間、ママ友とランチをしている時にも、その話題が持ち上がった。
「そろそろ、2人目が欲しいって思うんだけど。先のことも考えないと大変だよね」
ママ友が子供の受験と出産が重なると苦労すると話す。
(また始まったわ…)
杏子は、うんざりしながら黙ってママ友達の会話を聞いていた。
屈辱的な真琴の発言
「いろいろタイミングを考えると、やっぱり2人目はそろそろだよねぇ」
「…杏子ちゃんは、どうなの?」
ずっと黙っている杏子に真琴が話を振った。
「え?」
「こういう話をあまりしないから、2人目は考えてないのかなって思って」
杏子は、真琴の言葉に屈辱感を抱きながら笑顔で答える。
「そうね。今は莉伊佐で手一杯だし、もっと手をかけてあげたいから…」
少し年が離れてしまうけど、子供が小学校に上がる頃に考えると話した。
(屈辱すぎるわ…)
笑顔で返事をしながらも、杏子の内心は屈辱感に満ちていた。
この間も義母からの電話で、2人目についてネチっこく探りを入れられたことを思い出す。
(もう放っておいてよ…。勝手に私の心に土足で踏み込まないで…)
杏子は心の中で悲鳴を上げていた。
真琴に対する劣等感
あの時の出来事を思い出しながら、杏子は辛そうな表情を浮かべる。
真琴のSNSには、ママ友達が妊娠を祝福するコメントをつけていた。
「次のプリでは大騒ぎになるわね…」
ママ友に囲まれて、満面の笑みを浮かべて2人目の妊娠を報告する真琴の姿を想像する。
優越感に浸っている真琴の笑顔を思い浮かべながら、杏子は悔しそうに顔を歪めてテーブルを叩く。
(真琴になんか会いたくない…。顔も見たくない…)
自分が2人目を妊娠して、真琴と同等の立場になるまで顔を合わせたくないと思った。
しかし、そんなことできる訳がないと思い、自嘲の笑みを浮かべる。
義母からの電話と思ったら…
その時、電話がかかってきた。
また義母から2人目の催促をする電話なのかと警戒する。
「いい加減にしてよ…!」
苛立ちながら電話の相手を確認すると、それは薫からの電話だった―。
モラルハザード【37話】『杏子、お受験への策略①』の感想
真琴の妊娠に嫉妬する杏子。
手が出るほど欲しくても、子供は自分の努力で授かれるものではないから難しいですね。
今はSNSもあるから、そういう自分の劣等感とか嫉妬心が増幅されやすい時代なんで、ママ友同士の付き合いもいろいろとしんどそうです。
ただ、真琴は今の状況で2人目を産んだら、お金のことでもっと苦労しそうですけどね。
結局、表面上はどれだけ幸せそうに見えても、本当に幸せかどうかは本人にしか分からないってことなんですよね。
それに気づけたら、杏子の気持ちも今より楽になるのかもしれません。
38話ネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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