こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』38話『杏子、お受験への策略②』のネタバレ感想を紹介していきます。
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37話ネタバレは以下をどうぞ！
モラルハザード【38話】『杏子、お受験への策略②』のネタバレ
薫からの電話
薫からの電話に出た杏子。
今まで杏子を無視していたのに、白々しく電話をしてきた薫を警戒する。
「お久しぶりね。一体、どうされたの？」
「来週でプリスクールを辞めることになったの」
驚いた杏子は理由を尋ねる。
「他のお教室に行くだけ」と言って、多くを語ろうとしない薫の態度に苛立つ。
（そんな報告だけで連絡してくるなんておかしいわ…）
何かあるんじゃないかと理由を勘ぐる。
杏子は、わざとそっけなく報告のお礼を言って電話を切ろうとする。
薫のお願い
すると、薫が焦ったように杏子を呼び止めた。
「実は、お願いしたいことがあるの」
プレ愛桜葉会で杏子が親しくなった『滝沢まさやくんのママ』を紹介して欲しいと、薫は言った。
「あの方って、杏子さんとだけはいつも一緒に帰られているから…」
滝沢まさやくんのママとは、杏子が以前に出会った地味な雰囲気のママだった。
（どうして、薫さんがあのママを気にかけるの？）
これはチャンスなんじゃないかと杏子は気づく。
杏子の交換条件
杏子は、代わりに自分のお願いも聞いて欲しいと切り出した。
「私に山下先生を紹介してくださらない？」
山下先生がどんな人間か分からなかったが、薫やプレ愛桜葉会のママ達がお茶をしたがるほどの人物。
きっとただ者ではないと睨んでいた。
「どうして杏子さんが山下先生を？」
杏子は、まさやくんのママから聞いたと答える。
「薫さん、私をお茶会に私を誘ってくださらないのはどうしてなの？」
「私も上の娘の友達のママ友から紹介していただいたのよ」
山下先生の会に入るには、太いパイプが必要。
薫も入会したばかりで、杏子を誘える立場ではなかったと答える。
お受験に必要な人脈
「山下先生って、どんな方なの？」
杏子の問いかけに薫は答えた。
「集英会の会長なのよ」
「あの集英会の！？」
「そうなのよ」
集英会とは、有名な幼稚園や小学校に有力な人脈がある受験塾だった。
会長と繋がりが持てれば、有力な評議員を紹介してもらえるチャンスが巡ってくる。
評議員とは、集英の卒業生で構成されている「ご意見番」のような組織。
「私達は集英の出身者ではないから、影響力がある人から推薦をもらえないと不利になるの」
どれだけ子供が頑張っても、推薦者の影響力が軽いと合格しないと薫が話す。
（そんなことまで考えていなかった…）
杏子は薫の話を聞いて愕然とする。
「だから、今から有力な評議員をつけるために人脈を作っておかないといけないの」
（お受験を甘く見ていたわ…）
薫の話を聞いて杏子は焦り出す。
身近にいる有望な人脈
「薫さん、私も山下先生のお茶会に参加させていただきたいの！どうすればいいの！？」
焦る杏子の問いかけに、薫はそこで滝沢まさやくんのママが必要だと答える。
「え？どうしてあの人が…？」
杏子が尋ねると、薫は意外そうな反応を示した。
「ご存じなかったの？あの方は、集英創始者である滝沢一族の人間なのよ」
薫は、杏子が予想もしないような事実を告げた―。
モラルハザード【38話】『杏子、お受験への策略②』の感想
お受験の人脈競争を知る杏子。
子供の能力以外のものが受験の合否を決めるって、大変な世界ですね。
最終的に学校に通うのは子供なのに、子供の能力が全てではないってのも、庶民の感覚ではよく分からない話です。
まさやママが他のママ友と距離を置いていたのは、周囲の人間が人脈作りが目的で近寄ってくる人ばかりだったからなんでしょうね。
何も知らない杏子は下心なく普通に接していたから、まさやママと打ち解けることができたんだと思うんですけど。
ここで変な下心が芽生えてしまうと、まさやママとの縁も切れてしまいそうな気がします。
39話ネタバレは以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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