こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』7話『森川奈美②』のネタバレ感想を紹介していきます。
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6話ネタバレは以下をどうぞ!

モラルハザード【7話】『森川奈美②』のネタバレ
奈美の経歴
奈美は、秋田県にある小さな田舎町で育つ。
幼い頃から、かわいいともてはやされて育ち、高校卒業後は地元でバスガイドをして働いていた。
それなりに充実した生活を送っていたが、どこか満たされない気持ちを抱いていた。
そんな中、バスガイドの仕事中に、東京でモデル事務所を経営している社長と出会う。
(これは、チャンスじゃない!?)
自分は、こんな田舎で生涯を終えるような人間じゃない。チャンスさえ掴めばもっと大きな舞台に羽ばたける。
そう思っていた奈美は、社長に必死に媚びを売ってスカウトしてもらい東京に上京した。
上京後の現実
しかし、現実は奈美が思い描いたものとは全く違っていた。
「モデルの仕事、全然ないし…。今月の家賃どうすればいいの!?」
上京してもモデルの仕事はほとんどなく、バイトを増やさないと生活もままならない日々。
たまに仕事が入ったとしても、小さな広告の片隅に掲載されているような写真など、地味な仕事ばかり。
ようやくモーターショーのコンパニオンの仕事ができるようになったと思えば、1年で契約を切られてしまった。
お金も仕事もない中、毎日食べていくためだけに奈美はいろんな仕事をこなした。
水商売やドスケベな男達が集まる撮影会のモデルまでも。
きわどい水着姿で男達が求めるままにきわどいポーズも撮った。
あの時の奈美の身体を舐め回すような男達の視線は、今思い出しても吐き気がする。
結婚生活の不満
「あの頃の写真、今ネットで検索しても出てくるわ。ママ友にバレないといいんだけど…」
当時の写真がネットに残っていることを心配しながらも、あの頃は、生きていくのに必死だったから仕方がないと奈美は思う。
娘の向日葵の寝言を聞いて、寝顔を幸せそうに眺めた後、帰りが遅い夫の陽介に電話する。
しかし、陽介の電話は留守電になっていて出てこなかった。
「なんで出てこないんだよっ!ふざけんなっ!!」
この前も陽介が朝帰りして大喧嘩したばかりなのに、また同じ事の繰り返し。
奈美は思わずSNSに、結婚して2年目なのにいつも午前様な夫の愚痴を書き込もうとする。
その時、ふと陽介と結婚したいと思った瞬間を思い出した。
陽介と結婚したいと思った出来事
ある日、奈美は陽介に急な商談が入ったから、一緒に来て欲しいと誘われた。
「奈美ちゃんのこと、大切な人だって紹介したいから」
奈美を商談の場に連れて行った陽介は、商談相手と英語でペラペラと会話していた。
その時の陽介の優しさと、自分の苦手な英語で外国人と会話している姿に憧れて「彼と結婚したい」と思った。
それでも今の生活が大事だから
あの時、陽介はとても素敵に見えたのに。
(こんなはずじゃなかったのに…)
そんなことを思いながら、奈美は明日になれば陽介は謝罪してくれて、カードを渡して好きなものを買っていいと言ってくれると自分に言い聞かせる。
「私、今最高に幸せだもん!綺麗な服も着て、美味しいご飯も食べれて…」
一瞬、泣きそうになったのは、ビールを飲んだせいだと言い聞かせる。
大切なのは昔よりも今の生活だから、これからも上手くやっていける。
奈美はSNSの内容を「パパが出張中でお留守番だけど、お詫びに何かプレゼントくれるみたい」という明るい内容に書き換えて投稿した。
(私は社長夫人で元モデルだもん!)
夫の愚痴をこぼす投稿なんて、社長夫人にはふさわしくない。
だけど、こんなんじゃ満足できない
しかし、奈美は現状に満足していなかった。
真琴と杏子に自分が負けているのは、実家や経歴だけだ。
生まれつき恵まれている奴らなんかに絶対に負けないと、密かに闘争心を燃やしていた―。
モラルハザード【7話】『森川奈美②』の感想
奈美の過去が明らかになり、それぞれの女性達が抱え込んでいるものが明らかになりました。
3人それぞれ何かしらウソをつき、見栄を張っていますが、奈美の人生が一番満たされないものが大きそうですね。
上京してから何一つ思い通りの人生を歩んでいないようですが、田舎の中で美人だともてはやされていた方が幸せだったのかもしれません。
この先、自分より恵まれている真琴や杏子に対する劣等感と嫉妬が、罪を犯すような憎悪に変わっていくのでしょうか?
今の時点では、真琴か奈美が犯罪に走りそうな印象を受けますが、一体どうなるのでしょう。
8話ネタバレは以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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